ブログ村に参加してます!ぽちっとお願いします

*このブログについて

  • amebloにもサイトがあります。 そちらに載せる時に加筆したもの(後に分かったこと)を、改訂版として再びこちらへUPしている記事もあります。
2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

amebloリンク

無料ブログはココログ

☆ブログからの引用などについて☆

  • このブログの考察、写真、イラスト、考察などは、管理人に著作権があります。無断転載は御遠慮ください。

« 母子手帳交付 | トップページ | 博多総合車両所 公開日 »

2006年10月15日 (日)

魂のゆく時

人の魂が空へ還る瞬間を感じたことがあります。
私は霊感がない方だと思いますが、何度か見えたことがありました。
怖い思いをしたことはないですけど。

結婚した年の夏にパパの母方の祖母が亡くなりました。
お葬式に出る為にお義母さんの故郷に行きました。

斎場の椅子に座ると祭壇の右上、空中に遺影の中の人が浮かんでいました。

私は生前のおばあさんを知りません。
ですから、その「存在」を自分の頭の中で「写真の人」として映像化していたと思います。
もしもパパが見ていたなら、最後に会った、もしくは一番印象に残ってる「おばあさんの姿」だったのでしょう。

おばあさんは、焼香をあげる人を一人ひとりを見ていました。
悲しいとも、嬉しいとも違う表情で、ただ、凛として見つめてました。
私は、ただその姿をずっと見ていました。
なんとなく、私にさえ見えるのだから、「すごい人」だったんだろうなと思いました。

そしておばあさんの棺は火葬場に移されました。
扉が閉められ、ごおっという火が点く音がした(多分、実際は聞こえていない)と思った瞬間、ぽっと「その存在」は空へ昇って行きました。

涙が止まりませんでした。
その時、パパのいとこのお姉さんが寄ってきました。
パパが私が見たことを言うと、すんなり理解していました。
後で聞いたら、その人はかなりの霊感があったらしいです。

その話は、パパ以外、その人しか話していません。
お義母さんにも。普通、こんな話「お姑さん」に話さないです。

今年に入って、お義母さんは亡くなったおばあさんが生前「六三(ろくさん)除け」というものをしていたことを教えてくれました。

今でもお寺などでやってる、病気を治すまじないのようなもので、たくさんの人を救ったらしいです。
それをしていたから、最期にあんなに辛い思いをしていたのかなと語ってくれました。
(救った人の身代わりになったのでは、と思っているらしいです)
今もさ迷ってるのではと。

(それは、違う。おばあさんはちゃんと昇られた)そう思った時、お義母さんに自分が見た最後のおばあさんを話していました。

少しも苦しんでいなかった。
清々しくなるくらい、潔く昇っていかれた。
この世になんの未練も残さず、旅立って行かれた。
自分もこんな最期を迎えられたらと思うくらい。
おばあさんは、きっと少し心配性なこの娘に伝えて欲しかったから、私に見せたのでしょう。

話すと肩の荷が下りました。
ずっと、話したかったんだと思います。

« 母子手帳交付 | トップページ | 博多総合車両所 公開日 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 魂のゆく時:

« 母子手帳交付 | トップページ | 博多総合車両所 公開日 »