伊勢(恵利原の水穴)と天岩戸
「恵利原の水穴」は、伊勢神宮に参拝した時に行ってました。
内宮から山の中へ、車で30分程。
長いトンネルの先にあります。
電車もなく、バスの経路でもありません。
愛知にいた時、ここに来たくて、車の免許を取りました。
(写真が古い)
水がおいしいと有名なので、山の中の分かりにくい場所なのに、いつ行っても水を汲む人がおられます。
直径50センチくらいの穴があって、中から涼しい風が流れてきます。
その穴は、内宮まで繋がっているという伝説がありました。
初めてそこに来た時、なんて澄んだ場所なんだろうと感じたのです。
まるでお社の前に立った時のような。
そうして木漏れ日の中ぼーっとしていると、下で水を汲みに来ている人達の声が聞えなくなりました。
別世界に、たった一人でいるような感覚。
その時、
<<オモイカネノカミ>>
という声が聞えました。
周りに誰もいません。
思兼神・・・ここの祭神ではなかったと思うのですが・・・。
伊勢の神社に多かったのですが、神様の名が聞えることがありました。
いつも、初めて訪れた時だけ。
*
最近、思い出したのです。
この「恵利原の水穴」
天照大御神が隠れた場所として、天の岩戸とも言われています。
私がここで聞こえた「オモイカネノカミ」という声は、全く関係がないわけではないのかもしれません。
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