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2012年11月19日 (月)

お化けがいっぱい。

つい先日の話。
娘が秋の遠足で行った公園の話をしていた時のことです。
  
その公園は近隣にあって、夜中に「幽霊が出る」と有名な場所。
下の子が見た「お化けトンネル」の近くにあります。

「遠足に行った日、クラスの半分の子がお化けを見たって言ってたよ」と。
え?その日に見たの?昼間っから?と聞くと、そうだとか。

「私は遊具の側にいたのとか、長いすべり台(トンネルになってる)をすべっている時、
途中に火の玉の中に顔がついてるのを見たよ。目をつむったから、最後こけそうになった」と。

何度か前のマンションの部屋で弟と「いた」と言っていたので、たまに見る人なんだなと
思っていました。
なので、「見えたとしても、他の人に言ったりしてはだめよ。てんちゃんが気味悪く
思われるよ」と、それだけは言ってました。

私の母の家系には、見える人が多かったらしく、母もその内の一人だったので、
私も母から何度も言われていたのです。
幸い、私は今まで怖いのは見たことがないのですが。

「クラスの半分が見たって、てんが<お化け見えた人~?>ってみんなに聞いたの?」と
聞くと、
「他の子が一人一人に聞いていて、最後に私に聞いたみたい。
で、クラスの半分が見てるって言ってた」と。

なんてフレンドリーなお化け達なんだー。

ん?それとも見える子が増えてるのかな。


2~3週間前のこと。
通学路の途中に橋があります。
娘が帰宅する時、その橋の手前での話。

「白くてほわほわしてて、手があるお化けがみんなを通せんぼしてた。
○○くんが無理に通ろうとしたら、押されたよ」と。

「みんな、なんだこいつーって言ってたから見えてたみたい」と。

お化けが見えやすい土地なのか、子供達に見える子が増えたのか。

学校で普通にお化けの話をするそうです。

こんな土地だったら、「夏目」もうそつきにされずに、つらい思いをしなくてよかったのに。
と、「夏目友人帳」のキャラのことを思ってしまいました。

かなり見える(祓えたりもする)だんなの友達の話では、「この人(作者)もきっとみえてる」と。
それだけ、一つ一つの話が見える彼から見て「納得」できるそうです。
ほんとに見える人にそう思わせる作者ってすごい!と、感心してしまいました。

2012年11月 8日 (木)

未来の記憶 ~前世 5~

彼女達と文通をしていたその頃、こんな夢を見た。

何年か後に、パソコン通信のニフティーサーブの中のFARIONで書いたのだけど。

 

その夢を見たのは、1990年頃だったか。
普通の夢(あまり見ない)とも前世の夢とも、夢への入り方が違った。

横になると、意識のあるまま夢に移行した。
私の意識がしっかりあった。
そして、<夢を見せられる>という感覚があった。


                     *

白い建物に誰かといる。
これから誰か来ることになっているらしい。
まもなく、その人が来た。

「久しぶり」
そう言った。
彼は、「これを見て欲しい」と、何かを渡した。

彼が書いた日記帳のようだった。

 

そこには、彼が「見た」これから起こることが書かれていた。
読んでいく内に、自分も彼が見た映像を、直接見るようになる。

                     *

東京タワーと新宿副都心の高層ビルが見える。

東京が火に包まれていた。

紅蓮の炎。
空は真っ赤で、どす黒い雲が地上の炎を映している。

燃え上がる業火の音しか聞こえない。
まるで地獄絵図。

誰かの名を呼ぶ声。
その声も火に包まれて。

そこに、巨人がいた。
真っ黒な3体の巨人。
巨人が東京を歩いていた。

何を象徴しているのか分からないけれど。


                    *

そこから意識が戻ったらしい。
その男の人に言っていた。
「ナウシカにでてくる巨神兵のようだ」

その後、日記の続きを読む。
断片的にしか覚えていない。

<前世の7人の名前>と、
<私達7人は、現世で出会う運命にある>

<そして、・・・ >

<地球を救うだろう >

                             .

その後、急速に意識が薄れる。
夢の中の私は、「目が覚めちゃう。少しでも覚えて帰らないと」と言って、
必死に資料を読んだ。

そして、意識のあるまま目が覚めた。


                    *

あれは、ただの夢だったのだろうか?
いつも、ふとした瞬間に思う。

洞窟の夢やら、古代の奈良の夢やら、別の星の夢やら、この夢やら。

あれからもう一度も見ることもない。
何の力もない。
何かあったとしても、何もすることが出来ない。


                    *

文通していた彼女達とは、2年ほどして疎遠になってしまった。
私の友達の何人かに夢を話した時、同じものを見たという人が出て、
「仲間」だろうということになった。

それから、トラブルになった。(それだけでは無いと思うけど)
後で分かったのだけど、私は近しい人に自分の夢を見せていたようだった。
もしかしたら、私自身、誰かの夢を見ていただけかもしれない。

随分経ってから手紙を出したのだけど、あて先不明で返ってきた。

だけど、このままでいいのか?
ずっと自問自答していた。
よくはないだろう、多分。
あんな夢を見せられた者として。

              .

「夢の仲間を探すなら、夢をさらさないといけない」
そう、以前、ある場所で言われた。

ずっと、避けていた。
こんな本当に夢みたいな話。
どこでさらす?

でも、他にも仲間がいるなら。
その人の夢のどこにヒットするか分からない。
私が見た夢を話さないといけない。

集めてどうする?
何も出来ないかもしれない。
でも、何もしなかったという後悔だけはしたくない。


本当に、何もしなくていいの?
あなたもそう、私と同じ「未来の記憶」の夢を見たのでしょう?
沙霧。
私よりもたくさんの夢を見たのでしょう?
多くのことを受け取ったのでしょう?
桜花林。

結婚した相方の手にリヴィがついてたの。
夢じゃないことの証なの?
       
                *

あなたが手紙で教えてくれたその形。
ずっと似ていると思ってた。

あれは、勾玉でしょう?

・・・いや、反対かな。

リヴィを表すものが勾玉・・・?

そうか、だから身に付けていたかったのか。

              *

*追記(2018/09/07)

その日、私が夢で見せられた資料には様々な悪魔の絵が描かれてあった。

 悪魔・・・そうじゃなくて、これ何だっけ。

当時の私には、当てはまる言葉が見つからなかった。
ずっと後になって、それが分かった。

あれは、<ハタレ>

 

美内すずえさんの漫画「アマテラス」の中にあった。
作者が書かれた新書「宇宙神霊記」にはこの様な記述もあった。
チャネリングで見た光景らしかった。


<こわすは誰ぞ 黒き巨人>

それは、あの日、私が見た「もの」か。                            

              *

当時、道東にいた沙霧は、ほぼ同じ時期に私と同じ夢を見た。
でも微妙に状況や、聞いた言葉が違った。
私は「集めなければならない」と言われてた。
彼女は「東京」を見ていない。

それが、どちらかが「見せた」ものではないと思わせた。

あれから、何十年。
              .
対岸の火事ではないのだよ、サキ、カイ。
守りたいものがたくさんあるだろう。
何か、できることが、しなければならないことが、あるのかもしれない。

                  .

2012年11月 5日 (月)

古代奈良の夢 ~前世 4~

彼女達と文通している間に、あの「古代の奈良の夢」を見た。
すでに、それが「前世の夢」だと理解していた。

                    *

*「古代奈良の夢」は「前世と石切劔箭神社と矢田坐久志比古神社」に。
*文通をしていた彼女達のことは、「ぼくを包む月の光」や「グリーン・スリーブス」の回に。

                    *

その時の私は奈良にいた。
懐かしい山々。
でも盆地に広がる巨大な湖が、今とは違う時代だと物語っていた。

広い高床式の神社のような建物の中に、歳の離れた弟といた。
その土地を統べる一族だということは、その時の”私”の意識から分かった。


ある日、唐突に船が現れた。

船は白く、とても巨大で、真っ白な帆が風をはらんでいた。
今までに見たことがないその異様な巨大さ。

その船が生駒山の頂上を越えてきた。
静かに、ゆっくりと。

その、生駒山の上を飛行する巨大な白い船。
あれは…

<アマノトリフネ>

奈良側の麓に降りて来た、船に乗っていた人々とは、一時戦になった。

ほとんど一方的。
彼らは、白い衣を着て・・・ちょうど日本神話に出てくる神達のよう。
私達の里を攻めてきた。

 

その絶望的な状況を好転させた理由は、たった一つ。

 

彼らの長と私が出会ったこと。

彼は、リュウだった。
あの洞窟の夢に出てきた人。
お互い、一目見た瞬間に理解したよう。

*時間の流れでは、「洞窟の夢」、「古代奈良の夢」、「別の星の夢」の順らしい。

船には、他の「前世の仲間」もいた。
彼らと私とで、この国を治めることになった。


                    *

 

その<アマノトリフネ>が来る前。
同じ夢の中。
その里を”人でないもの”が襲ってきた。

私も武装して、先頭に立った。
匍匐前進のまま進んで、その場所に来た時、金縛りのようなものにあった。
まったく動けない。

なんとか顔を上げると、赤く光る一つの目。
”ロボットのようだ”と”今の私”が思ってた。

何体も現れて槍のようなもので、動けなくなった里の人達を刺していった。

その瞬間、金縛りを必死に解いた私が、その”人でないもの”に、向かっていった。
だが、思い叶わず。

いくつもの腕に羽交い絞めにされて、引きずられていった。
私の周りにいた男達が、私の力の影響で金縛りから解けていたようだった。
「あなたまで死んだらどうするのですか!」
そんな悲痛な声が聞こえた。

動けず、生きながらに串刺しにされていく里の男達。
帰りを待ってるはずの、奥さんや子供達の顔が次々と浮かぶ。

何を叫んだか覚えていない。
涙が止まらなかった。

その後、手を振りほどいて、一人で突っ込んでいったよう。
船の時に、一緒に行った人たちの顔が見られた。

                  *

<アマノトリフネ>を見たことよりも、こっちの方が心に深く刻まれていた。

一人で怪物に立ち向かおうとした。
無茶ではあるけれど。

そういう”自分”が、自分の中に確かにいた。

前世を知って、”変わる”ことができるというのは、こういうことなんだろう。
”自分”の中の”自分”を知る。

なりたい自分は、すでに自分の中にある。
きっと、そうなろうと思った時からなれる。

 

”私”は、精一杯生きていた。
”その時々の私”なりに、生ききっていた。

いつか、今の世も夢になる。
今の私を見て、夢を見た私がそう思えるように。

私も、何の力もないけれど、今の私がやれる精一杯のことをやろう。

この夢が私を変えたように思う。

                      *

私にとっては、これらがただの夢でも構わない。
夢であろうと、前世であろうと、”今の私”の経験になっているのだから。

                     *

船の人達を里に受け入れたのは、「前世の仲間」だったという理由だけではなく、
各地に現れていた”人でないもの”に対抗する為でもあったと思う。

 

それともう一つ。
(その時の)私の親の世代に、船の人たちと同じところから
この地へ移り住んだらしい。
私自身、どちらで生まれたのかは分からないけれど、船の人達とは同族だった。

後に水樹和佳子さんの漫画「イティハーサ」を読んで、
その頃の背景によく似ていると思った。
ムーとの絡みとか。
もしかすると、あの船はムーから来たものだったとか?
それは、私には分からない。

(未来の記憶 5 に続く)   

                                    *

 

2012年11月 4日 (日)

前世の仲間 ~前世 3~

高校を卒業した春のこと。

 

その頃、「ムー」のような雑誌を無性に見たくなった。
しかも、その”投稿欄”のみ。
その頃のオカルト関係の雑誌には、「前世の仲間募集」の投稿をしている人がよくいた。

日渡早紀さんの漫画「ぼくの地球を守って」に影響されてのことだと思う。
漫画の主人公達は、自分達が見ていた夢が同じ内容だと知り、前世だと思う。
そして他の「前世の仲間」を集める為に、オカルト雑誌に投稿する。

その漫画は、私が夢を見始めた少し後から、雑誌「花とゆめ」に連載されていた。
とってもファンだったのだけど、自分が見ていた夢が「前世」だと少しも思わなかった。
夜毎、「別の世界」に行っていると思っていたのだから。

 

だから、その春までその手の雑誌に触れたこともなかった。

手当たり次第に手に取って、一ヶ月目。
それを見つけた。

     「前世の仲間を探しています。
    (夢の内容が書いてあって)別の星にいました。
      竜厘、卑弥果、瑠蘭、希境を探しています。
      私たちは、沙霧、桜花林、孔樹です」

夢の内容はまったく思い当たらなかったけど、「別の星」と「竜」という文字に引かれた。

 

自分の「洞窟の夢」の内容を手紙に書いた。
そして、そのような夢を見たという「リュウ」という人から連絡があったら、
教えてくださいと。
                                          .

まもなく、返事が来る。
「私は、”その洞窟の夢”のような世界を見たかもしれない」とあった。

何度か手紙のやり取りをしていく内に、自分の夢とその人たちの夢と同じものが
あることに気がついた。

(その雑誌の前世についての内容は、適当に書いたものだと後から聞いた。
 何か書かないといけないと思ったからだそう。「本当」は名前だけだと)

                           *

その「別の星の夢」。
どうやら、私は仲間の一人らしいということになった。

私は、<卑弥果>

その名を、「彼女達が見た夢」から聞いた。

                            *


その人達は、夢から多くの情報を受け取っていた。

漢字の名前の他に、みな「コードネーム」があった。
「リュウ、サラ」はその中にあった。
私のコードネームは<ミサ>という。

(彼女達が手紙に書いてくれた名前の<漢字>は、微妙に違っていた。
日本の旧字体でもなく、中国のそれでもなく。
でも、この漢字を表すのだろうというのは分かった)

その星には唯一の宗教(?)があった。

その神は「実在」していた。

私達のような能力を「妖力(ようりき)」といい、妖力を持ったものの中には、
宗教の紋章である「リヴィ」が、体のどこかにつくことがあった。

妖力は珍しいものではなく、その力で「仕事」をしている人もいたらしい。
私達のような依頼をされて仕事をこなす「集団」も、他にいたよう。
その人達の特に能力の強い人達は、漢字の名前が与えられていた。

その名前は、すべて「日本語読み」
普段の言葉は、日本語でも英語でも、地球上のどの言葉でもなかったようだけど。

私が夢を見なくなってから、この頃に一度だけ見た「別の星の夢」の中で、
その理由を聞くことになる。

                    *

その「別の星」で、私とリュウがいた。
”私”は自分自身のことを”卑弥果”、隣りにいる人を”竜厘”だと
認識していた。

「希境」という人に初めて会う場面だった。

「これで、前世の7人がそろったのね」と言っていた。
彼女達は、何度も一緒に転生しているらしい。
そして、その度に出会う。

その時の”前世の私”は、夢を見ている私に言った。

<<この星は地球を知っている。日本という国を知っている。
そして、能力を持った人達の多くが、次に日本という国に転生することを知っている>>

 

(古代奈良の夢 4 に続く)

                                              *

 

 

 

 

 

 

 

 

別の星の夢 ~前世 2~ 

あの夢が始まる。
いつもそう確信しながら、夢に入っていった。

                    *

巨大な白い月が青い空に浮かんでいた。
他にも大きさの違う月がいくつかあった。

ここは「別の星」。

地球に似ているけれど、全体的に緑が多かった。
高層ビル群もあったけれど、ごくわずかな地域だけだった。

ヨーロッパのどこかの国のような石造りの町もあった。
砂漠もあった。
もしかすると、それは戦争の後の廃墟なのかもしれない。
自分が想像しているより、大きな星のよう。

科学は、地球よりも随分と進んでいた。
エアバイクのようなものによく乗っていた。
反重力のようなものと、”今の私”は思った。
高速道路のようなものがあり、走らせていた。

惑星間を航行できる船もあった。
宇宙港のような施設を見た。

この星のエネルギーは何を使っているのだろう。
化石燃料でもなさそうだったし。
一度、エネルギーセンターのような施設に入った夢を見た。
「何かの力(忘れた) 」をエネルギーにしていると、”その夢の私”に教わった。
鉱石かそういうもの。

ムーの時と同じだなと、”今の私”が感心していた。

                    *         

最初に見たのはどんな夢だったのか思い出せない。
それほど、多くの夢を夜毎に見た。

大きな建物に7人の仲間と暮らしていた。
その7人にはそれぞれ能力があった。
今で言う超能力のようなもので、今では考えられない程の強い能力だった。

それぞれその能力に応じて、本部から「仕事の依頼」が来る。
仲間の何人かと組んで、依頼をこなしていた。

私が見たのは、ひたすら「仕事の夢」。
その多くを一人の男の人と組んでいた。

<彼は、リュウ>

 

夢から現実に、固有名詞を持って帰れない私が分かった、数少ない名前。

<彼は、洞窟の夢のリュウと同じ人>

”今の私”がそう確信していた。
姿形は違うけれど。

彼の能力は強かった。
物を動かすテレキネシスのようなものや、瞬間移動など、全般的に使っていた。

私はテレパシーや治癒。
死ぬほどの怪我や病気でも直していたよう。
他のもそこそこ使っていたようだけど。

仕事の内容は、今で言う「特殊部隊」のようなものだった。
人質の救出もするし、暗殺もする。
エネルギーセンターに潜り込んだ、テロリストと対峙したこともあった。

共同生活をしていた建物の中には、光庭のような場所があった。
そこには花や様々な植物があった。
「温室」らしい。

仲間の中に、花や植物が好きな人がいた。
ひざまで届く、ゆるいウェーブのかかった金髪の人。
微笑むと周りを明るく照らす人。
何度、この人の笑顔に救われただろう。

<彼女は、サラ>

洞窟の夢のサラと同じ人だと分かった。
もしかすると、この人を夢の中で見たのは、こっちの夢が先だったかも
しれない。
姿も似ていた。
彼女の力は、水。
水を自在に操る。

                    *

 

この星の夢を、「洞窟の夢」を始めて見た次の日から、夜毎に見るようになった。
毎夜、魂だけが”違う世界の私”の中に入っていると思っていた。
そして、時々”もう一人の私”が説明をする。
そんな感じだった。

夢は、私が高校生の間の3年程続いた。

夢を見続けていた間の私は、今の私と夢の私を行き来する、とても不安定な状態だった。

授業中に誰かの”聞こえるはずの無い”声が聞こえて泣いてしまったり、
白昼夢のように、目を開けているはずなのに夢の続きを見たり。

けれど、突然その「二つの世界」の夢を見なくなった。
理由は分からない。
その時私は、なんとなく「今の私に必要な情報を全て受け取ったんだな」と思った。


そして、高校を卒業した春のこと。



(前世の仲間 3 に続く)

                                         *

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年11月 3日 (土)

洞窟の夢 ~前世 1~ 

どこからか風が流れてくる。
少し涼しくて、やわらかな風。

何度か、その風がどこから流れてくるのだろうと、起き上がって調べてみた。
家の真ん中の部屋の、どこにもそんな場所はなかった。


風が顔にまとわりつく。
水の中を泳いでるかのような感覚になる。

あの夢が始まる合図。

                        *

初めてその夢を見たのは、中秋の名月の頃。

その頃、”月瞑想”というのをしていた。

深い呼吸をしながら、月を思い浮かべ、その光を全身に巡らす。
その後、今度は地球の奥深くに意識を伸ばして、そのエネルギーを全身に巡らす
というもの。

小説の中で読んだものだったと思う。
”月”ではなかったけれど。

瞑想をしようという気はなく、ただしようと思っただけ。


ずっと後になって、それが「前世を思い出す」手段の一つと聞いた。       

 

その日の月は特別綺麗だった。

横になって目を瞑っても、その月がありありと思い出された。

そして、涼しい風がどこからか流れてきて、顔にまとわりついてきた。


                        *


高く澄んだ音がした。
水の音?

そこは、洞窟だった。
ほんのりと明るい。
ヒカリゴケが光を放っていて、洞窟を淡く照らし出していた。

私と同い年くらいの男の人と何かがいる。

猫。羽根がある猫。
普通の”猫”ではない。
人語を話し、理解するのだから。
”この子は仲間”
「今の私」がそう理解していた。
しゃべる猫なんて、妖怪か魔物か。


そこで、何か”人でないもの”と剣で戦った。
鋭い痛み。
わき腹を”人でないもの”の爪が引っかいた。

「少しかすめたただけ」
戦いの後、男の人に告げていた。

私は傷口に手を当てた。
そうすると、傷が治っていく。

                        *

わき腹が痛む。
ずきずきする。
目が覚めて思ったのは、「かすめただけじゃないじゃん」という言葉。
そこには、薄く赤い複数の線。

夢の中の”人でないもの”が傷つけた場所と同じ。

”この夢は、ただの夢じゃない”そう思った。
赤い線は、しばらくしたら消えた。

                                           *


この夢は「洞窟の夢」と呼んでいる。

次の年の同じ満月の頃、再び見る。
体育館程もある広い空間の洞窟の中。

周りはあふれるような人。

目の前を人が歩いていった。
頭がリスで、体がギリシャ神話に出てくる戦士のような体格の人。
なぜ、「プロレスラーのよう」ではなく、そう思ったか。
身に着けているものが、ギリシャ神話の中の”戦士”のそれだったから。

他にも半人半獣がいた。
もう思い出せないけど、「リス」は”今の私”にとって、強烈だったらしい。

たくさんの”人”の中に、普通の人も混ざっていた。
半々というところか。

 

あくまでも見た目は「普通」であって、こんなところで屈強な半獣たちといるのだから、
「普通」ではないだろう。

半獣は強い。
”作られたもの”という言葉が思い浮かぶ。
その中にいる私は何者か。

まもなく、主催者が声をあげる。

 

「レースが始まる」

「いよいよだね」そんな言葉を隣の人に声をかけた。
あの男の人がいた。
明るいところでみると、結構若い。
16~17くらいか。

「リュウ」だ。
そう思った。

翼のある猫もいた。

その夢はそこまで。
前の夢の前か、違う時か分からない。

ただ、レースに参加した人達が、あの”人でないもの”と戦うのだということは
分かっていた。

                       *

その頃に見た夢。

洞窟の中に地底湖があった。
向こう側に行くには、これを渡るしかない。
多分、ただの水ではなかったのだろう。
指を浸すことすらできない”もの”。

「大丈夫よ」
そう言った女の人は、にっこりと微笑んだ。
お日さまのようなまぶしい笑顔。
ゆるいウェーブがかかった膝まで届く長い髪をしている。
その髪は金色。

 

名前は「サラ」。

サラは呪文のようなものを唱えた。
3人は難なく、その地底湖を泳ぎきった。

そこには、リュウもあの猫もいた。
猫は水が嫌らしい。
さっさと飛んでいった。

                       *

ただ一度、ただ一度だけでも見れば分かる。
他の夢とは違う、その現実感。

リアルな感触。
そこで傷つけば痛いし、目が覚めると同じ場所に、現実の私の体に反応がある。

何より・・・自分の魂の震える音が聞こえる。
これはただの夢ではないと、全身で感じる。


その頃、もう一つ、「別の星の夢」も頻繁に見ていて、
夜毎に魂だけが別の世界に行って、色んな経験をするのだと思っていた。

「別の世界の私」、「その経験」、すべて今の自分のものだと自然に受け止めていた。

 

でも、そこははるか昔の国。
海の藻屑と消えた国。

ここは、この国は「ムー大陸」と認識していた。

何年かの後、佐々木君紀さんの「アトランティス」という小説を読んで驚いた。
その「アトランティス」が私が見た世界の背景とあまりにも似ていたから。

「ムー」と「アトランティス」は、決してお互い干渉しない世界。
存在は知っていたけど、干渉できない。
なぜかは分からないけど。

(別の星の夢 2 に 続く)

                                              *

 

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