お化けがいっぱい。
つい先日の話。
娘が秋の遠足で行った公園の話をしていた時のことです。
その公園は近隣にあって、夜中に「幽霊が出る」と有名な場所。
下の子が見た「お化けトンネル」の近くにあります。
「遠足に行った日、クラスの半分の子がお化けを見たって言ってたよ」と。
え?その日に見たの?昼間っから?と聞くと、そうだとか。
「私は遊具の側にいたのとか、長いすべり台(トンネルになってる)をすべっている時、
途中に火の玉の中に顔がついてるのを見たよ。目をつむったから、最後こけそうになった」と。
何度か前のマンションの部屋で弟と「いた」と言っていたので、たまに見る人なんだなと
思っていました。
なので、「見えたとしても、他の人に言ったりしてはだめよ。てんちゃんが気味悪く
思われるよ」と、それだけは言ってました。
私の母の家系には、見える人が多かったらしく、母もその内の一人だったので、
私も母から何度も言われていたのです。
幸い、私は今まで怖いのは見たことがないのですが。
「クラスの半分が見たって、てんが<お化け見えた人~?>ってみんなに聞いたの?」と
聞くと、
「他の子が一人一人に聞いていて、最後に私に聞いたみたい。
で、クラスの半分が見てるって言ってた」と。
なんてフレンドリーなお化け達なんだー。
ん?それとも見える子が増えてるのかな。
2~3週間前のこと。
通学路の途中に橋があります。
娘が帰宅する時、その橋の手前での話。
「白くてほわほわしてて、手があるお化けがみんなを通せんぼしてた。
○○くんが無理に通ろうとしたら、押されたよ」と。
「みんな、なんだこいつーって言ってたから見えてたみたい」と。
お化けが見えやすい土地なのか、子供達に見える子が増えたのか。
学校で普通にお化けの話をするそうです。
こんな土地だったら、「夏目」もうそつきにされずに、つらい思いをしなくてよかったのに。
と、「夏目友人帳」のキャラのことを思ってしまいました。
かなり見える(祓えたりもする)だんなの友達の話では、「この人(作者)もきっとみえてる」と。
それだけ、一つ一つの話が見える彼から見て「納得」できるそうです。
ほんとに見える人にそう思わせる作者ってすごい!と、感心してしまいました。
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