ブログ村に参加してます!ぽちっとお願いします

*このブログについて

  • amebloにもサイトがあります。 そちらに載せる時に加筆したもの(後に分かったこと)を、改訂版として再びこちらへUPしている記事もあります。
2023年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

amebloリンク

無料ブログはココログ

☆ブログからの引用などについて☆

  • このブログの考察、写真、イラスト、考察などは、管理人に著作権があります。無断転載は御遠慮ください。

« お化けがいっぱい。 | トップページ | きょうりゅうじゃー »

2013年1月 9日 (水)

熊野本宮大社 大斎原(おおゆのはら)和歌山県

和歌山県に熊野本宮大社がある。
こちらでも不思議な体験をした。

 

その前日に熊野速玉大社をお参りした後、新宮市で一泊。
朝早くのバスで熊野本宮大社へ向かう。

熊野川沿いを進むバス。
川を右手に見ながら、山奥へと進む。
やがて本宮前に停車。

 

目指す大社は、小高い丘の上にあった。


その前に、バスの中から見たこんもりした森が気になり、そちらの方へ。
田んぼの中の石畳の道を歩く。

大きな黒い鳥居をくぐった。


                                  *


・・・そこに足を踏み入れた時、水の流れの中にいた。
日の光を反射して、まばゆい程の水のきらめき。

眩しさで目がくらみそう・・・そう思った時、
そのきらきらした光の中に無数の足が見えた。


人の行列。

ざあっざあっと水をかく音。
足元しか見えない人の姿。
京都の葵祭か、奈良のおん祭の衣装を思わせる着物の裾が見えた。

色鮮やかな、靴下のようなもの(襪?(しとうず))を履いている者、
素足の者もいて、皆、衣が濡れるのも構わずに水の中を歩いていた。

これは平安?

白河上皇の熊野詣。(後白河上皇?どっちを思ったかは忘れた)
なんとなく、そう思った。

その時・・・。


<<熊野は異界の地。神の住まう神域。
     神の前では人の上下は無く、みな等しく、川の流れに身を浸す>>

 

と、おそらくその一行の中の者と思われる人の声がした。

 

「ああ、禊の意味合いがあるんだな」と納得。

赤い建物が見えた。
「あれは、お社・・・」

当時の大社に行くには、水の中を入るしかなかったのだ。

次第に消えていく幻影。
眩しい光だけ残して消えていった。


               *

周りは蝉の声だけ。
青々とした芝生が目に入った。
その中に石碑のようなもの。

 

その先に、案内板を見つけた。

昔の本宮はこの場所にあり、川の中洲にあった。
明治の氾濫の時に、社は押し流され、残った社を小高い丘の上に移築した。

というようなことが書かれてありました。


その場所は、大斎原(おおゆのはら)。


お社が無い今も、人々が受け継いできた信仰心は土地の記憶になるよう。


その後、今の熊野本宮大社へ。
こちらにも同じ風が吹いていた。


千年以上同じ場所にあったお社を、高台へと移築することにした
明治の方々の決断。
何よりお社を大切に思った方々の勇気に胸が熱くなった。

移築されて120年程しか経っていないが、
大斎原と同じだった。

 

人が想うのなら、神はそこにあり続けるのでしょう。

« お化けがいっぱい。 | トップページ | きょうりゅうじゃー »

コメント

こんばんは☆
少しまたこちらに。
大分前ですけど、似たようなヴィジョンを夢で見ました。
といっても私は巡礼者側。
水に浸った赤い鳥居の前で友人と並んで白装束で膝くらいまで浸かっているんです。
シーンと佇んでいました。

こんにちは
いつもキラリとぽち、ありがとうございます

ぴのんさんの夢、みそぎのようですね。
私もそんな夢を見たことがあります。
赤い鳥居のある洞窟の前の湖(?)で、白い着物を着て、肩まで浸かっていました。
辺りは暗く(夜?)、物音一つしない森の中。

とても厳かな雰囲気で、
禊っていうのは気持ちまで神に近づくことなんだとぼーっと考えていました。

現実で絶対にありえない情景でしたが、
夢で体験できてちょっと楽しかったです(o^-^o)

弥沙さん、お返事ありがとうございます。
読んで鳥肌が立ちました。
環境もよく似ています。夜で湖のようでした。
私は戸惑ってました。「これはなんだろう・・」って感じで(^-^;)
そうそう、三次元では有り得ないことを体験できるのも夢の醍醐味ですね☆
またシェアさせていただきたいと思います

おはようございます

そうそう、私が見た夢の中の鳥居も、水に浸かっていました。
なんとなくそのことが、
「この湖自体も神聖なものなんだと」と思わせました。

それで、身を清めるということだけではなくて、
神に近づいていくように感じたのかなと思います。

では、また

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« お化けがいっぱい。 | トップページ | きょうりゅうじゃー »