流鏑馬 ー現人神社ー 福岡県

先週の日曜日、福岡県の那珂川市の現人神社で流鏑馬が行われた。
毎年１０月の第三日曜日に開催。

午前中は近所の子供達による相撲が、境内の土俵で奉納されていた。
流鏑馬は３時から。

☆住吉の元宮

住吉神＝高良神
物部の祖神であった。

（☆→神＊総まとめ）

（☆→高良玉垂宮神秘書　２　～高良神は物部の祖神～）

写真の左下に見える四角い板に、的を取り付け。
地上から２メートルくらい。
馬に乗って矢を射れる高さ。

的は全部で３ヶ所。


神社の前の車が一台通るのがやっとの細い参道を馬が疾走する。
走る馬との距離が近いので、迫力があった。

この道は昨年、陸上競技場のトラックのようなものに舗装し直された。
アスファルトでは馬がすべるからだそう。
すべては年一回のこの日のため。


まずは安全を願っての神事。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.

参道を何度か、歩いて往復。
この近さで馬を見るのが初めてな子供達は大喜び。
スタッフの方々は「蹴られるから頭を出すな～！」
それほど間近ななのだ。

次第に日が傾き、逆光で撮りづらくなってきた。

いよいよ開催。
ですが、あまりにも早くて撮れない。


矢を射た後。
何回目かの時、茶色の馬の方の蹄鉄が外れてしまったとのこと。
最後の一回は、歩いて射ることになった。

この的は薄い木の板を編んである。
流鏑馬の後、この板の切れ端を持って帰って、玄関に置いておくと厄除けになるのだ。

終わった後は子供達が出てきて争奪戦。
・・・のわりには、拾ったものをみんなで分け合って、結構行き渡ったよう。

うちの玄関にも。


那珂川市の土地神様は、とても身近で町の人達から大切にされている。