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2014年1月21日 (火)

ほうげんきょう

少し前の話になりますが(随分前)、松の内も明けない頃、
ほうげんきょうがありました。

「ほうげんきょう」とは、この地方の「どんと焼き」のことです。
どういう意味なのか、どういう漢字を書くのか分かりません。

今回、初めての参加で子供達と行きました。
知り合いのママ友が準備をする当番だったので、誘われたのです。


住宅街の公園に、竹のやぐらを組んで、その中に正月飾りを入れます。
10時、点火。

まもなく火柱が上がりました。
「どんっ、どんっ」
と、爆発するような大音響が聞こえてきました。

竹を燃やすと、筒の中の空気が膨張して破裂するのだそうです。

どんっ、どんっ。

大きな音は空気を震わせ、辺りに響き渡ります。

遠く空にも届いているかのよう。


と・・・。
あぁ、この音もいいんだな。と、ふと思いました。

おそらく、よくないもの・・・魔を祓う意味もあるのだと思うのです。


火の勢いが増す頃、ぜんざいが振舞われました。
子供達は外で食べるぜんざいに大喜び。
お菓子ももらってご機嫌でした。

大人は・・・お神酒です。
「どうぞ!飲んでって!」
と渡された竹のお猪口の中には、お酒!いや、お神酒!
熱燗でした。
ほんのり竹の香りがして、おいしいこと!

ながーい竹の中にお酒を入れ、火にくべて温めていました。
4,5杯・・・7,8杯?
ぐいぐい飲んでたら、おじさんが話しかけてきました。
よく聞いたら、3軒隣の方でした。
「これからもよろしくお願いします~」とご挨拶。

こんな時にお酒が飲めると得だな~と思うことが多々あります。
知らない人同士、話が弾むのは確か。

何杯飲んだか分からない頃、やぐらもすっかり燃え尽きていました。
最後の締めは、火の中にくべていたさつまいも!
格別!

やぐらの灰は、公園の隅に穴を掘り、そこに埋めていました。
合理的!

うちに帰ると、腰痛で臥せっているダンナが、
「日本酒一合のアルコールが抜けるには、4時間かかるって言うぞ」と。
夜は仕事。
「2合も飲んでないと思うから大丈夫だよ」と。

幸い、どんなに飲んでも二日酔いをしたことが無く、逆に頭がすっきりするので、
お酒は体質に合っている模様。

ちょっと寝たら、すっかり酔いも醒めました。


ここら辺は、古くからある、地区の行事がたくさんあって、
しかも「来るもの拒まず」な雰囲気があるので、とても居心地がいいのです。

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コメント

こんにちは。

「ほうげんきょう」って言うんですね、お焚き上げのこと。
うちの方では「どんと祭」(どんとさい)と言って、
神社の境内で行われる小正月の前夜の行事です。

松の内やお焚き上げ、地方よってずいぶん違うものですよね。
それぞれ違っていて面白いなぁと思います。
そう、まるで地酒の味みたいかもしれないですね( ̄m ̄*)


ところによって随分と呼び方が違うものですね。俺の地域でもかつてはやっていましたが、今ではすっかりその行事も消えました・・・。第一、わが集落の子どもは小中合せて3人なのです。来月は初午ですが、これも大人が出てやる予定です。地方はアベノミクスの影響もなく、それどころか、限界集落になりつつあります。過疎化がどんどん進んでいます。

primaveraさん、コメントありがとうございます

そうですねぇ~ほんとに地酒みたいですね
それぞれの地方で味わいがあって、受け継がれていくもの。
ずっと、続いて欲しいです

でんでん大将さん、コメントありがとうございます

最近は、通勤や買い物に便利な所へと
移ってしまうことが多いですよね(> <)
その土地には土地なりのいいところも、たくさんあると思うのですが。
行事が無くなっても、住んでいる人たちにとって幸せな場所であって
欲しいです


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