真ん中の女の子(てん 仮)が、40度の熱を出してから8日目。
始まりは、先週の日曜日でした。
熱を出したのが夕方で、38度。
咳も出だす。
月曜日の朝は、37.7度。
学校を休ませて様子見。
その日の夜、40.3度。
火曜日、内科病院Aへ。
脱水を起こしてるとのことで、点滴。
インフル、溶連菌はマイナス。
血液検査の結果、白血球の値も他のも平常値。
風邪薬を処方される。
その日の夜、38度。
水曜日の朝、36.8度。
平熱。
大丈夫かなと思いつつ、昨夜高かったので学校は休ませる。
夕方から熱が上がり、40.4度。
咳がひどい。寝られないほど。
咳き込む度に、お湯を渡す。
木曜日、病院。
再び、点滴。一旦下がる。
夜、40.2度。
夜、義妹(年上)にTELで相談。
実家の近くの内科病院B(レントゲンなどの機器がある)へ行って、
大きな病院への紹介状を書いてもらうことにする。
金曜日、朝から40.2度。
実家の近くの病院Bへ。
結局、そこで再び検査。
また初めから???
肺のレントゲン撮る。
異常なし。
血液検査の結果は明日。
そこの先生の話。
「熱が下がるのは、座薬や薬が効いてる間だけなのでしょう。
前の病院でも、血液の異常がなくて、これだけ高熱が続くなら、
ウィルスで○○○○でしょう。高熱が1~2週間続きます。
薬は前の病院で抗生剤が出ているので、そのまま飲ませてください」
と言われる。????
よく聞き取れなかった。
夜40度台になったり、下がったり。
この日の夜が一番咳がひどかった。
横になると咳が出るので、座椅子に座って寝た。
眠れなくて目が真っ赤。
10分ごとにポットの温かいお茶を飲ませる。
治ったら、水族館に行こう。
いのちの旅博物館もいいな。
土曜日、昼。検査の結果を聞きに行く。
血液に異常なし。
「まだウィルスの断定はできませんが、やはり○○○○だと」
何度も聞き返してようやく一部が分かる。
”伝染性、さんかく??”
聞き取りにくい先生なのです。
「この状態で、今すぐどうにかしなくてはいけないということはありません。
連休明けの火曜日、まだ熱があるのなら、大きな病院への紹介状を書きます」
と言われる。
帰って検索。
「伝染性単核球症」
ようやく分かった。
ヘルペスウィルスの一種なのだそう。
咳が出て、高熱が1~2週間続く。
重症化すると一ヶ月続くこともあるそう。
伝染とは言っても、感染力は弱く、うつっても症状が出ない人が多いそう。
主に対処療法だとあった。
(弟も同じ日曜から熱が出だしてた。
弟の方は、溶連菌が出た。
咳も出ている。
未だに38.5の熱を出すけど、40度まで出ない)
医師によっては、「伝染・・・」は抗生物質さえ飲まさなくていい、
高熱のままでいいという方もいるらしいのです。
さすがに高熱のままだと辛そうなので、うちは座薬を使う。
下がってる間に、ご飯や薬を飲ませました。
脱水が怖いので、経口補水液「OS-1」のペットボトルを脇に置いて、
ちょこちょこ飲んでます。
体を冷やすのに、脇や首にアイスノンやら当てました。
咳き込むと、熱くないくらいのお湯、(うちはのどにいい濃い目の黒豆茶)を
ポットに入れておいて、少しずつ飲ませると落ち着きました。
(ぜんそくの発作の時は当てはまりません)
咳が出ている間は、寝ている時もマスクが有効だと思います。
土曜日、夜。
40度。
日曜日朝、38.6度。
夜、40.5度。
この日を最後に、40度まで上がらなくなる。
月曜日朝、37,8度。
夜、38.5度。
火曜日、今朝、37.7度。
おそらく、もう大丈夫。
念のため、今日は病院へ行ってきます。
長い9日間でした。
てん、ようがんばったね。
*
(追記)
その日の受診、「熱が下がったのなら大丈夫」と言われる。
でも、火曜の夜、再び、39.5度。
「伝染性単核球症」では、ないのではないか?と疑問に思う。
病院Bの診察を諦める。
紹介状を出してくれるまで待てない。
これ以上、ずるずる遅らせてはいけない。
明日朝、すぐに大病院へ行こう。
そこは、朝一から行かなければ、混む。
Bを受診してから行っては、受診時間に間に合わない。
水曜日、紹介状を持たずに、朝から日赤(福岡赤十字病院。ここらで一番大きな病院)
へ行って、一日かけて検査。
「マイコプラズマが、陽性ですね」
が~ん。マイコプラズマ肺炎ですか。
「伝染性単核球症の可能性は大きいのですが、なかなか検査結果が出ないので、
マイコプラズマの処方もしましょう」と。
マイコ、3回目です(> <)
伝染性・・・は、主に対処療法(抗生剤も飲みますが)なので、
マイコの薬を出してもらいました。
マイコの薬って、「クラリス????」
クラリスって風邪薬で処方される時もあるものです。
とりあえず、クラリス飲ませて様子見。
効くといいなぁ。
今週、いっぱいは確実に学校お休みな、てん。
遠足、金曜日だったのにね。
治ったら、どこでも行こう。
かしいかえん(遊園地)もいいかなぁ。
*たくさん、お見舞いのコメントありがとうございます。
もう少しだと思うので、てんも私もがんばります^^
*
.
(さらに追記。このページ、検索で来られる方が多いようなので)
*この後、マイコプラズマの薬をしっかり飲んだら熱も下がりました。
「伝染性単核球症」かどうかは分からないままでしたが、
マイコプラズマではありました。
マイコプラズマ肺炎は、てんは1歳1ヵ月の時、初めてなりました。
その時、小児科病院Cに一週間毎日通い、毎日血液検査と胸の聴診などしましたが、
分かりませんでした。
毎日、「気管支炎」と言われるだけ。
「明日、ひどくなったら紹介状を書きましょう」と一度言われましたが、
次の日、「大丈夫ですね」と。
毎日、検査して、吸入して帰る日々。
でも、ひどい空咳と高熱はひどくなります。
夜眠られないほどの。
これは危ない、さすがにそう思いました。
病院Cが、大病院の紹介状を出すまで待っていられない。
1週間目の夜、病院Cを諦め、次の日の朝、大病院へ。
結果、肺が真っ白で、マイコプラズマ肺炎と結果が出ました。
一か月の入院でした。
後で調べて分かったことなのですが。
マイコプラズマ肺炎は、聴診の時、肺炎特有の音のラッセル音というものが
聴こえないそうなのです。
思い当たることがありました。
マイコは、患者の咳やくしゃみでうつるらしく、てんがその病気になった少し前、
その病院Cで、インフルの予防接種を受けた時、
前にいた子が何度も空咳をしていました。
確信はできませんが、もしかすると、それかもと。
その病院はいつも混んでいて、予防接種の人と時間や部屋を
分けたりしていなかったのです。
この「大病院へ紹介」スタイル、疑問に思うこともあります。
小さい病院で、それが判断できなかった時、手遅れになることもあると思うのです。
てんが一歳だった時の場合、もう少し遅れてたら・・・と言われました。
毎日、病院Cに通っていたのに、です。
(それ以来、Cの病院へは行ってません)
また、マイコプラズマ肺炎の場合、小さい程、早く重症化することが多く、
一歳のてんは、大病院を受診した7日目、すでに肺が真っ白で入院。
その日、上の3歳のお兄ちゃんも検査するとマイコでした。
でもその体力差からか(と、当時の医師)、気管支炎の状態でした。
(日数が進んでいたらひどくなっていたかもしれませんが)
.
今回もそうでした。
病院AもBも分かりませんでした。
病院Bでは、レントゲンも撮っていたのに、です。
マイコプラズマは、医師がそれを疑って、その為の検査をしないと分からないと・・・と。
病院へ通っても、空咳、高熱が続き、治らないようなら、
大病院へ行って検査。
そう、決めていたのですが、また同じことをしてしまったようです。
木曜の夜に症状がおかしいと思ったのなら、すぐ次の日に大病院を受診すればよかった。
それにはまず、紹介状を書いてもらわないと、と思ったのです。
でも、小さい病院が、正しい判断してくれなければ「紹介状を書いてくれない」
病気は難しい。
医師でもないのですから、当たり前ですが。
小さな病院を受診して、治らないようなら(悪化するようなら)、
紹介状がなくても、思い切って大病院へ行って検査をしてもらうのは必要かもしれません。
*
*あくまで、私、個人の判断です。
普段は、小児科病院Dへ行くのです。
今回最初に行ったAは、検査も細かく、点滴をすぐしてくれるので、
高熱などの時に行くと、すぐに熱が下がるのです。
最初、インフルだと思っていたし、万が一、マイコでもちゃんと診断されると・・・
そう思って、Aに行ったのですが。
いつも行く、Dの小児科病院は、あまり人気がない(先生がちょっと無愛想)のですが、
勉強熱心な先生らしく、高熱を伴う空咳が続くとマイコプラズマを疑っていました。
(他人の診察がたまたま聴こえた)
でも、こればっかりは、普通に受診してると分からないので。
同じ小児科とか、内科でも、呼吸器系、胃腸系と、得意、不得意な先生がいるらしく、
判断を間違ったり、分からなかったりすることもあるそうなのです。
これは、小児科に限ったことではないかもしれません。
(尚、一番末っ子は、クラリスで薬疹が出るようです。
検査はしていませんが、処方された3回に2回は出るので、「疑い」です)
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