ブログ村に参加してます!ぽちっとお願いします

*このブログについて

  • amebloにもサイトがあります。 そちらに載せる時に加筆したもの(後に分かったこと)を、改訂版として再びこちらへUPしている記事もあります。
2023年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

amebloリンク

無料ブログはココログ

☆ブログからの引用などについて☆

  • このブログの考察、写真、イラスト、考察などは、管理人に著作権があります。無断転載は御遠慮ください。

« 岩戸開き神事 '15 ~櫻井神社・福岡県糸島市~ | トップページ | 奈良 古代の湖 »

2015年8月23日 (日)

儺の国の星 ~宇摩志麻治の名の意味~

福岡県筑紫郡那珂川町の図書館に「儺(な)の国の星」という
本があります。

ここにしかない本なので、閲覧したい時は、
直接この図書館まで足を運ばなければなりませんが、大変興味深い本です。
 (* 追記 最寄りの図書館を通して、借りられることもあるそうです)
                             .

著者は真鍋大覚さん。
祖先は物部氏であり、代々大宰府の暦官の職務を世襲する家系だったそうです。

この本の原本は、9百年前、大宰府に納められた「那珂川に伝わる星」の名を
集めた本だそうです。

                 *

那珂川町は古来から続く土地です。

魏志倭人伝にいう「奴」の国の都がこの地にある安徳台(とどろきの岡)に
あったという人もいます。
安徳台は、上の原、御所の原とも呼び伝えられていました。

 

古事記に出てくる
「竺紫(つくし)の日向の橘の小門(おど)の阿波岐原(あわぎはら)」が、
この土地だという伝承も残っています。
(この話は後ほど)

以下、儺の国の星 拾遺(2巻目)から抜粋。

******************************************************

谷神(こくしん)を倭人は石上と書き"いそのかみ"と訓じてきた。
磯神が砂鉄を掬って炭とまぜて鉄を求めた仕事は黒に生まれ、
黒を育てて黒を成す過程にほかならなかったのである。

鉄を"ふるみたま"と言う。
暗黒の宇宙の色をそのまま復元した姿であった。

銀河を"うましのみち"と言う。

子午線に沿ってほぼ南北に流れるからである。

神に仕える女人を"うましをとめ"と言う。
容色美貌ことに秀れたる所以であって、
銀河はその無数の集合、
まさに美姫雲のごとく集い、
霞のごとくを述べた言葉である。

古人は星を石と書いたから、石女(うましをとめ)は
銀河の別名であった。

************************************************

そうか。

奈良の石上神宮の石上とは星神のこと。


「儺の国の星」に

記紀に布留御魂(ふるのみたま)は隕鉄、
布津御魂(ふつのみたま)は砂鉄を
精練した剣のことであった。

と言う記述もあり、隕鉄(隕石の内、鉄とニッケルを主成分とするもの*大辞林より)は
星そのもの、
"フル"とは、やはり星に関連する言葉なのだと思います。

"フツ"はスサノオ命。
"フル"はニギハヤヒ命の別名だったそうです。

 

「うましのみち」…"うましまち"は、銀河の…天の川のことだったんだと思い出しました。

宇摩志麻治。

ニギハヤヒ命とミカシヤ姫の子だと言われています。

そして、物部氏の始祖だとも。
(その呼び方であったかどうかは分かりません。意味がそう、だということだけ)

 

そういえば、ニギハヤヒ命がご祭神の、奈良の三島神社の三島は
「オリオン」の三つ星のこと。

大阪の石切劔箭(いしきりつるぎや)神社のご祭神もニギハヤヒ命でした。

石とは”星”のこと・・・腑に落ちました。

 

星、今でも好きですか?

 

« 岩戸開き神事 '15 ~櫻井神社・福岡県糸島市~ | トップページ | 奈良 古代の湖 »

コメント

星すきです、今住んでいる所は 星は余り良く見えません
遠い昔の物語や伝承は ロマンを感じますね
石女が銀河の別名。。。織姫さんかな?
そう言えば子供が居なかったような

まめこさん、おはようございます(*^^*)

私も星が大好きです^^

流星群が降る日は、一晩中眺めていました。
札幌にいた時は、夜空がいつもぼんやり曇ってるようで、
あまり星が見えなかったです。
街が明るいからかな。

小樽の港では、綺麗な星空が見えました。
たまにこんな星空が見たくなりますね。

星の位置も、星の名も時が立てば変わるようですが、
夜空を見上げた時の気持ちは変わらないのでしょうね

こんばんは。
人口密度が高いところに住んでいるので。星が見えないんです。
子供の頃はもっとたくさん見られたのになあ。
全然詳しくないのですが、夜空を見上げていると心が休まりますね。

saki さん、こんばんは^^

福岡もなかなか見えないですね(^-^;
星の村という村が山奥にあるのですが、
ここに行った時の綺麗だったこと

満点の星は、見える土地に行かないとだめですね(^^;

私も星の名に詳しくないのですが、
「星どこナビ」というスマホ向けの無料のアプリがあります。

以前に書いた記事
https://misa-kazabana.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-194a.html

これで、見える星をチェックすると、なかなか楽しいです

弥沙さん御無沙汰です。ごめんなさいm(_ _)m。失礼致して下ります。お許し下さい。やっとお時間頂けました。何時も忘れないで有難う御座います。お励ましありがとうございます。石上神宮の御祭神は白姫龍王神大神様の剣が御神体であることを知人が教えて下さり。石上神宮の御祭神をを立派にお祀り申し上げておられ、剣を描かれた御神体の掛け軸を拝ませて下されたのでした。そのなれゆきは私が白姫龍大神様を信仰している。お姿をお現わし下されて有難いお告げを頂いた事を偶然突然にお話したのでお参りさせて下されたのです。やはり鉄の神様なのですね。白姫龍大神大神様は韓国からお渡り下された神様なのです。福岡県と奈良県なんとなくわかりますね。(笑顔)ゆっくりお話したいですね。長らくの御無沙汰お許し下さいませ。出会えて嬉しいです。


赤津姫さん、こんばんは(*^^*)

いえいえ、とんでもないです。
ココログにお見えになられないのはお忙しいからだと思っています。
私も毎日来れなくて、インターポットの庭の木さえ枯れそうです(^^;
お気になさらないでくださいね^^

白姫龍王神大神様の剣とは、「七支刀」のことでしょうか。

春に大宰府の九州国立博物館で実物展示があり、
拝見することができました。
百済から神功皇后へ献上されたと伝わっているそうです。
ずっと、神功皇后と共にあり守っていた剣。
神様の剣だったのですね。
今生で拝見することができて、とても嬉しく思います。

神功皇后が手にした剣を石上神宮に奉納したこと・・・
石上神宮にはニギハヤヒが祀られています。
神功皇后と応神天皇は、ニギハヤヒと深く縁があるそうです。

金曜日、宇佐神宮に行ってきました。
ご神祭の応神天皇は、八幡様だと言われています。
ニギハヤヒもそうだと。

ニギハヤヒとその正妻ミカシヤ姫と。
そして応神天皇と神功皇后と。
縁は巡るものなのでしょうね。

              *

今私は、迷いのど真ん中にいます。
道に進んでいると感じているのですが、
その先には今の生活をすべて捨てることになることも。

このまま進んでいいのかどうか。
人は誰しも迷いながら生きて行くものなのでしょうが・・・

でも、すべて答えは自分の中にあって、その気になれば・・・
多分、すべて与えられることなのだとも感じてます。
多分・・・答えが出るのは、すぐ先のことのような気がしてます。

赤津姫さんにお会いできる場所にいたのなら、
ずっと頼りにいってそうです(^^;

こちらこそ、いつもお気にかけていただいてありがとうございます(*^^*)
赤津姫さんと出会えたご縁に深く感謝します。


当神宮の主祭神は、国土平定に偉功をたてられた神剣「師霊(ふつのみたま)」に宿られる御霊威を称えて布都御魂大神(ふつのみたまのおおみかみ)と申し上げます。と書かれています。今わかりました。
たけみかづちのかみ様がお持ちになられ神武天皇をお助けされた剣でもあり物部氏の遠
祖(うましまじのみこと)が神武天皇に命じられおまつりをした。
物部氏の祖(いかがしこおのみこと)が現地、いそのかみふるのたかにわにお遷ししておまつりしたのが当神宮の創めです。
(にぎはやひのみこと様)から授けられた十種の神宝で、それらには亡くなられた人をも蘇らす、お力を秘められていた。(にぎはやひのみこと様)の御子(うましまじのみこと)この神宝を持ちいられ初代天皇と皇后の第御寿命久しくなられる事を祈られました。(書いています。
すさのおのみことのやまたのおろち退治されたあめのとつかのつるぎに宿られる御霊威を称えて布都斯魂大神と申します。と書かれています。御祭神としておまつり申し上げておられます。最初の当神宮の祭主は物部氏です。
紹介しています。すみません。勝手な事をながながと・・・弥沙さんは不思議なお方様ですね。良く御存じですね。宜しくお願い致します。m(_ _)m

赤津姫さん、こんばんは^^

神剣「師霊(ふつのみたま)」は、ニギハヤヒ命が大和を目指す折に、
父スサノオ(フツ)からくだされたものだと思います。

ニギハヤヒ命と共に在り、守ってきた剣だと思います。

白姫龍王大神様はおそらく七支刀だと思われます。
石上神宮の宝物ということですが、神様がやどられているものなら、
ご祭神となられていると思います。

白姫龍王様と言えば、以前伊勢の内宮でこのような写真を撮りました。

「奈良と伊勢の旅 旅の意味 その1 ~きっかけ~」
https://misa-kazabana.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-37f2.html

友人は写真の白龍から「ミカ」という名を聞いたそうです。
ニギハヤヒ命の正妻ミカシヤ姫の「ミカ」であり、ヒミカの「ミカ」で
あるようだと分かりました。

ヒミカは、私が何度か転生してる際の魂の名のようなものです。
ミカシヤ姫もヒミカの一人のようです。
(一晩の夢なので、真偽は分かりませんが)

私は過去はこだわらないタイプなので誰だって気にしてないのですが、
今生でもヒミカとしてやることがあるようです。

ただ、そうなるとこの先どうなるのか・・・
今の生活をすべて捨てることになるかもしれません。

迷ったり考えても仕方ないので、行き当たりばったりです^^;

弥沙様 いろいろ興味が湧いて参ります。楽しかった(◎´∀`)ノ知らない世界有難うございます。日本はいいですね。神様の国ですね。責任の無い勝手なことを申し上げてすみませんが、「今の生活をすべて捨てることになるかもしれない」ビックリ!!「大切な人生を大切にお過ごし下さいね」。そう申し上げたいです。お幸せな生活をお大切に。お幸せに。

弥沙様  こんにちは度々御訪問お許し下さいませ。追記ですが「、奈良県は奈良湖だったんちがうか?生駒の山から奈良県を眺めて少年時代そう思った」。
衆議院議員、参議院議員お勤め下された前田武代議士先生がおっしゃっておられました。
また「貝殻が発掘されている、やはり湖だったんだ」。そんなお話を何方様からかお聞かせ頂いた事がありました。弥沙さんと何か繋がっている感じが致します。(◎´∀`)ノ楽しいです。(◎´∀`)ノ何時かお会いしたいです。

赤津姫さん、こんばんは^^

奈良の古代にあった湖について、書きたかったことがあるので、
本編の方にアップしたいと思います。

少し時間がかかるかもしれませんが、興味をもたれましたら
ご覧ください

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 岩戸開き神事 '15 ~櫻井神社・福岡県糸島市~ | トップページ | 奈良 古代の湖 »