夢顕現 その7 ~言霊~
旅をしてから、1年ほど経ちました。
彼はそれから何度か、その夢を見たのです。
私が見た世界の「別の星」の夢。
おそらく同じ世界の夢なのでしょう。
背景や、登場人物が同じでした。
私が前世の仲間の子達から聞いていた、「別の星」の時の私の姿と。
彼はその「ミサ(ヒミカの別名)」を見て、私、「弥沙(今の私)」だと思ったそうです。
・・・ということは、私が見ていた夢は、本当に仲間の子達と同じ前世の夢ということ?
.
しばらくして、このことをUPしようと思いました。
言挙げすることで、前に進むことがあるのです。
(「竜厘 その1 ~カタカムナ~」)
それを私が書き始めたちょうどその時、仕事中の彼の前に神霊ニギハヤヒが
現れたそうです。
そして、あることを告げたと。
夢が現実になってゆく。
ここ最近、急にそれが確かなものになっていくようで・・・。
*
この国は言霊の幸わう国。
一つの文字をとっても意味があり、力があります。
私たち二人の今の名は、ニギハヤヒ達と非常に縁のある名だと知りました。
今の私の名前。
この名前であることが、「今の私」の譲れない道の一つ。
そこに少しの迷いもいだいてはいけない。
そう、告げられたようです・・・。
.
思えば、かつて見つかっていた仲間の一人、桜花林の今の名も、
前世の名と非常に似通っていました。
彼女自身も多分、気付いていないと思います。
.
ニギハヤヒも、「リュウ」の名と関係がありそうでした。
ニギハヤヒは、三輪山に祀られている大物主だと言われています。
三輪山の大物主は蛇神と言われてますが、
スサノオと共に「竜神」というと、この二柱のことを指すことがあります。
(「大神神社と大物主」の記事)
今、竜神(白龍)とも言われているニギハヤヒ。
その人を「私」は「リュウ」と呼ぶこともありました。
(当時の名もあったと思います)
ニギハヤヒとリュウと竜厘。
ミカシヤ姫とヒミカと卑弥果。
そして明かせないですが、私たちの今の名前(本名)。
ここに書いたことは、すべてノンフィクション。
見えない糸に手繰り寄せられるかのように、ここまで来ました。
.
ARION、今なら何て言うかな。
また教えてくれないのでしょうね。
でも、先のことが分からないのは、皆同じ。
自分で歩いて行くしかない。
自分で歩いていかなければ、得られないものがある。
だから、迷いの無い、あなた達の助言は必要ないのでしょう?
ARION。
. .
(つづく)
« 夢顕現 その6 ~内宮の白龍~ | トップページ | 夢顕現 その8 ~追記 「ARION」~ »
コメント