結びの山 ~その2 「産霊山秘録」 ~
飯盛山中宮社のコメントで教えていただいた本が
半村良氏の著作「産霊山秘録」でした。
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古来、天皇の上に位置する部族があり、それをヒの一族と言った。
時代が下って、時の天皇を助ける立場となった彼らは、
”特定の山”などで神器を使い”神籬(ひもろぎ)”の場を作り、
そこでテレポートなどの超能力を使って歴史を影から動かしていく・・・。
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とても興味深い話でした。
記紀や伝承が全部事実だとは思っていませんが、読めば読むほど
思い当たることがあって、動悸が止まりません。
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小説の中での特定の山が「産霊山(むすびのやま)」とされています。
土地の人々の願いや想いが集まり、圧倒的な”力場”を持つようになった山。
その山で、神器により作られた神籬で使えるテレポートやテレパス。
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ようやく思い当たりました。
飯盛山を感じた時のあのとてつもなく大きな力。
山へと向かう力の光跡。
あれはまさしく”人の願いや想いの力”・・・。
すんなりと腑に落ちました。
以前、神社などで何度か声が聞こえたことがあるのですが、
神社などの”場”には、特殊な磁場のようなものがあり、聞こえやすいのだと
思っていました。
そう、神社にも人の想いや願いが集まる。
・・・その神社の”磁場”の感じ、そのままです。
あれは、とても大きくて力強いけれど。
この小説の中にある「産霊山」。
その中の一つがあの西区の飯盛山なのだと。
( 続く )
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こんにちは♪
(HN微妙に変えましたw)
「神社には人の想いや願いが集まる」
私も神社を巡っていくうちに、そういう感覚が定着していきました。
「人の想いや願いが集まる場所に神の社が建てられる」
「神の社が建てられることで人の想いや願いが集まる」
その循環で、そこに何かが形成されてまた循環していく、
神社というのはそういう要所なのかな、という気もしたり。。
結びの山シリーズ、しっかり読ませていただきました♪
投稿: kokage..zzz | 2017年4月11日 (火) 12時29分
kokage..zzz さん、こんばんは(*^^*)
お久しぶりです
ほんとにそうですね~
地図も、空から眺める術もないのに、
「ど真ん中」に神社があったりして、とても驚かされます。
気を研ぎ澄ますと分かる、「想い」の集まる場所。
古代の人も、それを感じとっていたのかもしれません。
もしかすると、この世の偶然と思えることも、全て必然なのかもと思います
投稿: 弥沙 | 2017年4月12日 (水) 21時32分