若杉山 その3 ~太祖宮 上宮 福岡県~
前回の「奥の院」から頂上に戻ります。
そこにあるのが
「太祖宮 上宮」
階段下から写した写真。
「奥の院」から戻ると、お社の裏に出ます。
太祖宮には七人の神をまつっています。
中央にイザナギのみこと
右に神功皇后(上の案内板では聖母大神)、八幡大神、玉依姫
左に天照皇大神、志賀、住吉大神がいます。
太祖宮にはこの七人の神をまつっています。
太祖宮の横にある白い像は、神功皇后で、この若杉山には
神功皇后の伝説があります。
若杉山と言う名前がついたのも、この神功皇后の伝説です
キャンプ場やあちこちに案内板や地図があって、大変助かりました。
町ぐるみでお山を大切にされてるのが伝わってきます。
お社から見える景色。
西北西の方面。
遠くに見える島が志賀島(しかのしま)。
そこまでは海の中道(橋のように見える)で繋がっています。
志賀島からは「金印」が出土しています。
筥崎宮は、この写真では、志賀島との中間点にあります。
その辺りが昔の海岸線。
「カササ」だったのでしょうか。
(* 追記 その場所が海岸線になるのは神功皇后の時代よりも後。
その頃は、今の標高9~10mまで海の為。
記紀に書かれていた真の道、「カササ」の地名、地形はもっと後の時代でしょう。)
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