恒星「トラピスト1」と前世の「別の星」
NASAが公式にその存在を発表した、恒星「トラピスト1」。
地球から39光年先にあり、地球と同規模の惑星が7つあります。
その中でも、地球型の生命体の存在が可能な「ハビタブルゾーン」にある惑星が
3個あると分かりました。
その発表自体は、今年の2月23日。
最近、YouTube動画を見ていて、興味深いものを見つけました。
https://youtu.be/9rEJwfN6ilg
その内容は後で記しますが、特にこの箇所。
トラピスト1の惑星たちは、すべて太陽系における
太陽~水星間の距離よりも狭い範囲を公転している。
トラピスト1e 、 f 、g の公転周期は6~12日であり、
互いの距離も接近しているため、これらの惑星に降り立てば、
ほかの惑星が大空に巨大なサイズで浮かんでいる光景を見られるという。
*注「トラピスト1」は、太陽系における太陽、その星系の恒星です。
「e」「f」「g」は、「トラピスト1」系における生命可能領域(ハビタブルゾーン)に
存在する3個の惑星に付けられた(仮の)名です。
その惑星の地上から空を見上げると、
ほかの惑星が大空に巨大なサイズで浮かんでいる・・・・。
・・・これは、あの夢に出てきた「別の星」での光景そのままではないか。
私は前世の夢の世界を少なくとも3つ見ましたが、その中で、高校の頃、
毎日のように見ていた夢がありました。
「別の星の夢」の世界です。
後に同じ夢を見ていたという「仲間の子」たちに出会って、それが自分の
「前世の夢」かもしれないと分かるのですが。「前世の仲間 ~前世 3~」
彼女達は詳細にその「別の星」の姿を記憶していました。
私は夢を見ていた当時、あまり気に留めていなかったので、
その星のことで記憶していることは少ないのです。
(しかも普通の夢と混ざったりしてるかもしれないので、
全てが前世の夢とは限らないですが)
以前の記事「別の星の夢 ~前世 2~」より、抜粋。
*
巨大な白い月が青い空に浮かんでいた。
他にも大きさの違う月がいくつかあった。
ここは「別の星」。
地球に似ているけれど、全体的に緑が多かった。
高層ビル群もあったけれど、ごくわずかな地域だけだった。
ヨーロッパのどこかの国のような石造りの町もあった。
砂漠もあった。
もしかすると、それは戦争の後の廃墟なのかもしれない。
自分が想像しているより、大きな星のよう。
科学は、地球よりも随分と進んでいた。
エアバイクのようなものによく乗っていた。
反重力のようなものと、”今の私”は思った。
高速道路のようなものがあり、走らせていた。
惑星間を航行できる船もあった。
宇宙港のような施設を見た。
*
「前世の仲間」という2人は、こうも書いていました(文通なので)。
空は青かったけど、地球のより白っぽい。
もしかすると、人工的な空なのかもしれない、と。
その前世の星が今回公表された「トラピスト1」系の惑星かどうかは
分かりません。
ただ、その(夢の)星の人達は、見た目は地球人と全く同じ「人」でした。
一つ、今回分かった確かなことは、あの空に浮かぶ月(惑星だった!)というのは、
この宇宙のどこかで実際にあるかもしれない光景ということ。
.
上の方に貼ったYouTube動画の言葉を要約します。
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NASAのジェット推進研究所(JPL)が公開した情報から。
トラピスト1(*恒星、太陽系における太陽)の7つの惑星は
7姉妹「Seven Sisters」と名付けられた。
トラピスト1から近い順に、「トラピスト」「1b・」「c・」「d・」「e・」「f・」「g・」「h・」
そのうち「ハビタブルゾーン」にあるのは、「e・f・g・」の3つ。
これらの惑星は地球とほぼ同サイズ、かつ岩石からできており、
水が液体で存在することができる温度が保たれている可能性も高い。
トラピスト1の惑星たちは、すべて自転と公転周期が一致している。
つまり、地球にとっての月と同様、常にトラピスト1に同じ面を向けている。
そのため、これらの惑星は常に昼の領域と夜の領域があることになる。
さらに常に昼間の領域で熱せられた大気と、
常に夜の領域で凍てついた大気とが対流することで激しい嵐を引き起こしている
可能性もあるという。
トラピスト1の惑星たちは、すべて太陽系における
太陽~水星間の距離よりも狭い範囲を公転している。
トラピスト1e ・ f ・g の公転周期は6~12日であり、
互いの距離も接近しているため、これらの惑星に降り立てば、
ほかの惑星が大空に巨大なサイズで浮かんでいる光景を見られるという。
なお、恒星であるトラピスト1は、地球から見る太陽の6倍程度のサイズで見えるようだ。
また、トラピスト1の実際の大きさは、木星よりも少し大きい程度。
暗い赤色矮星であるため、7つの惑星における昼の日の光は、
まるで夕焼けのような赤やオレンジ色だという。
そこに住む生命はどのような暮らしを送っているのか、
専属アドバイザーである世界的な宇宙物理学者に緊急分析を依頼。
(NASAが以来したのか、このチャンネルの人がしたのか分かりません)
(略)
重力も地球と同程度と予想される為、水や大気もキープすることができるでしょう。
よって、トラピストe・f・g・のいずれかに液体の水があるとなれば、
地球外生命体が存在する可能性は格段に高くなるわけです。
7つの惑星が近い環境にあるということは、
仮に知的生命体がそれぞれ存在した場合、7つの惑星間でエイリアンが
出会う可能性はかなり高いといえるでしょう。
地球の文明の発展と同様に、独自の発展を遂げた惑星同士が出会えば、
飛躍的な進化が望める可能性があります。
また、空を見上げても、丸いものが月しか存在しない地球とは異なり、
トラピスト1系では、複数の「丸い」惑星の存在を確認することが
できるはずです。
よって、自らが住む惑星が丸いということに気がつくスピードは
地球人よりも速くなるでしょう。
地球人が火星の存在に気がついたのは、たかだか50年前くらいのことですが、
彼らはもっと早くほかの惑星が複数あることに気がつくに違いありません。
文明は天文学とともに発展するともいわれていることから、
彼らの発展スピードはかなり速く、豊富な知的財産を持ちえている
可能性があります。
7つの惑星はいずれも「昼の領域」と「夜の領域」がはっきりと
分かれていることから、四季のある地球と比べると変化に乏しく、
生き物が生まれにくい環境にあるといえます。
しかし昼と夜の境目はちょうどいい気温を保っている可能性があります。
そのタテのリング状に文明が発展していく可能性があるということです。
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*「トラピスト1系」についての補足です。
*恒星から一番外側にある惑星までの距離が、
太陽系の太陽~水星(太陽に一番近い惑星)よりも近い場所にすべてあるのに、
ハビタブルゾーンが存在するのは、トラピスト1が赤色矮星であり、
太陽よりもずっと小さく、温度が低い恒星だからです。
*トラピスト1は木星程の大きさ、その他の惑星の距離は、
木星を巡る衛星に例えられています。
天文が好きなので、わくわくする話題です。
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