葦の原と神の山 その2
金毘羅山。
大分八幡宮の側に、その山はありました。
香川の金毘羅神社と同じ名を持つ山。
かの神社のご祭神は大物主。
三輪山の神と同じ、ニギハヤヒ神だとも言われている神。
神功皇后、応神天皇が祭られている、大分八幡宮の側にあるのは、
偶然ではないのかも知れません。
八幡さま(応神天皇)が、ニギハヤヒ命の生まれ変わりならば。
(神は転生しないので、神の、人である部分のことを差します)
大分八幡宮に参拝した後、できるだけ山の側まで行ってみました。
小高い丘、と言う感じの山。
高さも形も違うのですが・・・。
手前には田んぼ。
そのあぜ道には茅の葉が揺れて・・・。
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その瞬間、あの日の夢が目の前に広がったのです。
風にそよぐ、金色の草原。
神々しい光を纏い、紫に染まる山。
その夢へと導いたのは、この気配。
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ここだ。
ここが祖母が、夢の中で連れていってくれた場所。
そこで神に逢った。
あの日見たのは三輪山・・・?。
遠い記憶に重なる。
あの前世の夢の中で見た山。
幼い頃、奈良で何度も見上げた山。
確かにあれは、三輪山だった。
祖母は夢の中で、ここに連れてきたのか。
祖母の家があった「天道(てんとう)」から約5キロ。
本当に、夢の中で見た木の塀の向こう側(の方向、南)にあるなんて。
強い霊能力を持っていたという祖母。
夢で繋いでいくというその力。
あの「祖母の夢」が特別なもの、”場”であったことは、それを見た私が一番知ってる。
それが、きっと、この場所なんだろう。
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実は、ここのことをつい先日知ってから、居ても経ってもいられずに、
ここへ来たのです。
あの日の神の山が、この金毘羅山が繋いだ三輪山ならば、
私がここに来ることが一つのゴールなのではないか。
ここに来ることで、何か分かるのではないか。
あの日の祖母の言葉が聞きたい。
祖母は、神の山に何を言っていたのか。
ここに来れば、何か分かるかもしれない。
そう思ったのです。
「この子が・・・」
何を言ってたの?
私が何だというの?
私は誰?
卑弥果なの?
あの人は竜厘なの?
あの(前世の)夢は、本当なの?
そうならば、何をなせというの?
あの日の山が三輪山なら、あの神はニギハヤヒなの?
泣きたくなる程、夢の山に問うても、答えは無く。
神社などで声が聞こえるのは、いつもではないのです。
例え聞こえなくとも、自分の中に確かに届いている。
そう思うことにしていのですが・・・。
期待し過ぎていたのでちょっと寂しい気分でした。
「確かにこの場所だ」と分かっただけでも、よしとしよう。
そう思うことにして、次の場所へ向かいました。
*
その夜、友人kono87さんに
<金毘羅山は、あの日夢の中で見た三輪山だった>
とだけ、ラインで伝えると、
<11時頃、声が聞こえた。「私が側にいるのに」と>
午前11時。
ちょうど金毘羅山を見ていた時間・・・。
彼は、以前ニギハヤヒ神に<お前が竜厘だ>と告げられていました。
竜厘、それはニギハヤヒ命が人だった時の名の一つ。
何度転生しても受け継ぐという名前。
*
本当のことが知りたい。
多分、それは私の中にある。
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弥沙さん、覚えてらっしゃいますか?
大変ご無沙汰しています。
ブログは読ませていただいてました。
弥沙さん、祈りです。
その方と、できれば一緒に。
今できるのはそれかと思います。
ご神霊に愛されるお二人ならでこそです。
投稿: さほ | 2017年9月 9日 (土) 18時09分
さほさん!お久しぶりです(〃∇〃)
懐かしくてメール見に行きましたよ(*^_^*)
読んでて頂いてたんなんて、嬉しいです。
「祈ること」ってずーっと前にも言われてたなって
思ったら、ARIONでした。
最近、忙しさにかまけて、祈ることもしてなかったです。
あの空の下にいるさほさんにも届くように、
祈ります。
私の祈りが、さほさんとその地に届きますように。
最後にメールをもらった日は、私の誕生日の次の日でした(*^_^*)
また、連絡ください
投稿: 弥沙 | 2017年9月 9日 (土) 20時26分