手紙「別の星」
「仲間の一人」かもしれない彼女に逢う日。
でも、自分の中ではそうだと「確信」していたのです。
何十年も前、「仲間探し」で、あんな痛い目にあっているのに。
その当時、「仲間の二人」とは文通でやりとりしていました。
自分は札幌で、彼女達は道東。
交わされた何十通もの手紙。
それを、明日、出逢う「サラ」に見せるものを選ぶ為に読み返しました。
見せたかったのは、「別の星」の前世。
「星のこと」「前世の仲間の7人」・・・。
何か思い当たりのあるものはないかと。
あれ以来、何度も見返したはずなのに、一度も目にしなかった、
一緒に撮った写真も見つけました。
*
「別の星」と私が呼んでいるその前世。
見つかっていた仲間の一人、沙霧が送ってくれた手紙に
その星の記述がありました。
.
星全体は、白と緑と青を基調としています。
青は空、緑は植物ですが・・・。
地球のようですが、車とか電信柱とかはない・・・はずです。
昼でも惑星が見えます。
それも、3、4個くらい。
けっこう大きいのもあれば、月くらいのもありました。
あと土星のように”わ”のあったやつまであります。
みーんなビルのような建物で、みーんな白でとってもきれいです。
また、別の手紙には、
星自体はうすいピンク色。
なぜか太陽を見たことがなく、
夜も見たことがありません。
それを「サラ」に見せた時、
「これ、トラピスト1が発見される何十年も前に、14の子が
ただ想像で書いたものとは思えない」
というのが私と彼女との意見でした。
*
「トラピスト1」
(恒星「トラピスト1」と前世の「別の星」
の記事。
ユーチューブから。
https://youtu.be/9rEJwfN6ilg
トラピスト1の惑星たちは、すべて自転と公転周期が一致している。
つまり、地球にとっての月と同様、常にトラピスト1に同じ面を向けている。
そのため、これらの惑星は常に昼の領域と夜の領域があることになる。
(中略)
トラピスト1の惑星たちは、すべて太陽系における
太陽~水星間の距離よりも狭い範囲を公転している。
トラピスト1e ・ f ・g の公転周期は6~12日であり、
互いの距離も接近しているため、これらの惑星に降り立てば、
ほかの惑星が大空に巨大なサイズで浮かんでいる光景を見られるという。
なお、恒星であるトラピスト1は、地球から見る太陽の6倍程度のサイズで見えるようだ。
また、トラピスト1の実際の大きさは、木星よりも少し大きい程度。
暗い赤色矮星であるため、7つの惑星における昼の日の光は、
まるで夕焼けのような赤やオレンジ色だという。
そして、「昼の部分は常に恒星からの強い紫外線や熱にさらされる」ともありました。
” なぜか太陽を見たことがなく、
夜も見たことがありません。 ”
手紙のその記述。
もしかすると、「その星」は、夜の領域に昼を人工的に作り出し、
そこに住んでいたのではないかと、そう思いました。
強い紫外線とその熱から逃れる為に。
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よっぽど天体に詳しくとも、赤色矮星とその周囲を巡る惑星との状況を、
ここまで「想像で」当てるのは無理だろうと。
当時、手紙をくれた「彼女」は14歳。中2でした。
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それと、分かったことがあります。
前世の「別の星」。
あれは、赤色矮星を恒星に持つ星系の中の惑星の一つ
という可能性が大きいということ。
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