三郡縦走! その3 三郡山~宝満山
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三郡山から宝満山へ向かいます。
すれ違う人が増え・・・。
山は人の気で満ちていきます。
これは・・・。
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宝満山まであと50分。 .
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仏頂山山頂。
標高869m。
祠に手を合わせ。 .
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この看板が見えたら頂上はもう少し。
若杉山の麓からここまで、休憩入れなかったら5時間半くらい。
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こんな岩も越え。
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とうとう着きました~!
宝満山です。
標高830m。
ここまで6時間弱。
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宝満山頂上から見た北方向。
連なる山々の端っこが若杉山!
そういえば若杉山の向こうは遠見岳。
ほぼ一直線。
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人が多すぎて上宮が撮れなかった。
今日も大盛況。
なので、前に撮ったものをUP。
そうか。
この場所で気付いたことがありました。
宝満山は「陽」です。
この日の朝、若杉山で感じたのは、宝満山と対照的な「関係」にあること。
「陽」の反対は、陰?影?
そうではなく・・・。
きっと、「月」
若杉山は「月」です。
宝満山と若杉山は、「陽と月」の関係にあります。
両方の山は霊山とされ、古来から多くの人がその山頂へ登り、
祈りを捧げてきました。
若杉山には太祖宮がありますが、弘法大師(空海)が建てられた寺も幾つもあり、
昔から篠栗四国四十四箇所としてお遍路さんが行きかってます。
宝満山は、老若男女たくさんの人が登拝しています。
神功皇后の「再会の木」の伝承にあやかって、
年頃の娘が頂上にある木にこよりを結ぶと言う風習もありました。
そしてその山を繋いだ縦走路があり、人がそれを繋いでいる。
これもこの地の守りになっている。
以前、若杉山のご祭神イザナミ神の夫神、イザナギ神を祀る
西区の飯盛山も対になる山とありましたが、こちらもそう・・・。
でも、「対」とはちょっと違うかな。
何だろう。
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宝満山から見た南の方向。
今日も最高の天気!
ちょうどお昼。
ここで40分程休憩です。
いよいよ下山。
縦走の後の長い階段はきっと辛いだろうと、別の道(行者道)を考えてました。
意外と何ともなかったので、キャンプセンターまで降りた後、
中宮経由で石段を降りました。
慣れた道が一番。
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一番下の鳥居が見えました。
やったあ~~!
さすがに嬉しかった!
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竈門神社の下宮。
結婚式をしてて写真が撮れなかったので、前のをUP。
ありがとうございました!!!!
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頂上からここまで1時間半。
ヤマップのGPSではこんなことも記録されます。
軌跡が分かって、後から見ると楽しい。
最初の山が若杉山681m。
谷がショウケ越。
二番目が砥石山828m。
三番目が前砥石山805m。
一番高い所が、三郡山935m。
その右側の最後の山が宝満山830m。
12時7分頃からの平らな線は、休憩。
若杉山の登山口から竈門神社の下の鳥居まで7時間半。
6時に登ったのが14時半に着きました。
楽しかった~。
でも本当に大変だったのはここから。
車はスタート地点の太祖宮にあります。
取りにいかなくては。
竈門神社からコミュニティーバスで西鉄太宰府駅へ。
二日市で乗り換え、一駅、久留米方面(南)へ行った「紫」駅下車。
徒歩で5分のJR「二日市」駅に乗り、
吉塚で篠栗方面に乗り換え、篠栗駅へ。
竈門神社から約1時間半。
その後2キロほど歩いてようやく太祖宮へ。
その頃にはスマホの電源も切れ、帰りの車でのナビが使えずに、
(車のナビが壊れてたのでスマホ頼りだった)
須恵町で迷ってしまって。
ほとほと参って、
「誰かぁ~。助けてよ~」
とふと声に出した時、
<そちらへ>
と言う声が聞こえたのです。
迷わず、その気配の方向へと角を曲がる。
そのまま直進すると何だか見慣れた赤い橋が。
ここは!宇美八幡宮の側の橋!
助かった~!
ここまで来れば大丈夫!
今度、お参りに来よう^^;
ありがとう!
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