禊の地と真の道
那珂川町の成竹山。
日吉の森へと続く、神域でした。
「くしふるたけ」の脊振山の麓。
「筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原」
イザナギ神が禊をして、神々が誕生した地。
それがここからよく見えます。
写真の中ほどに見える「緑の島」が安徳台。
そのすぐ側に那珂川の流れがあり、
川の西側が「岩戸(昔は岩戸村)」と呼ばれる土地。
成竹山の側には「天岩戸」もあります。
安徳台の左(西)側が「立花木(昔は橘)」
川沿い少し手前が、「おぎわら(萩原・はぎわらと書いて)」
同じく手前が「小戸」
この辺りはすべて「岩戸村」でした。
そしてそこは、神功皇后が禊をしたとの伝承がある「禊の地」。
神話の禊の地は、住吉三神が誕生した場所でもありました。
その神を祀る元宮「現人神社」は、安徳台のすぐ右上です。
「安徳台と高天原」
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「この国は韓国に向かい、笠沙の岬まで真の道が通じていて」
その「真の道」もここから見えます。
上の写真の「鐘」の下辺りの「日吉神社」から、
海の方の薄く見える立花山の左(西)辺りの「筥崎宮」へと向かう「神の道」
「日吉神社」
安徳台横の「裂田神社」
北へ向かって「現人神社」
「天御中主神社」
「筥崎宮」
筥崎宮の宮司さんもそれを御存知だという、その道。
「カササ」へと向かう一筋の「神の道」。
神話にある「カササ」は、
「カサ(湾)」に生えた「サ(葦)」。
筥崎宮は元々浜辺。
その辺りは昔、「葦津ヶ浦」と言われてました。
「結びの山 ~その11 天孫降臨 ~」
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「禊の地」に似通った地名、土地の形。
「現人神社」などの神社と「真の道」
これらは偶然だとは思えないのです。
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