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2018年7月15日 (日)

伏見神社・祇園祭 ~磯羅舞~

7月14日土曜日、那珂川町の伏見神社の祇園祭で神楽がありました。
とても素晴らしかったです!

 

Kagura01
お社が改修工事されるとのことで、今回でこのお社での神楽は最後。
始まる前、夕陽に照らされたお社を一枚。
                        .Kagura03                                                           .
子供神楽が始まったのが19時。
その後の大人神楽がすべて終わったのが22時半。
久々に土曜日にあたっていたので、最後まで観られた方も多かったです。

演目が前と違っていました。
今回、大人神楽の演目の最後にあったのが、「磯羅」。
されると思ってなかったので嬉しかった!

他の演目の写真はまた後日UPしますが、こちらだけ。
ほぼ、内容は(「神の鉾 3 ~安曇磯良神~」)の志式神社での
磯良舞と同じです。
偶然にも11日に志式神社に初めてお参りに行ったところでした。

ここで磯羅舞がされるのは、ご祭神が豊玉姫(淀姫・神功皇后の妹)だからでしょう。

(神功皇后も武内宿禰も、磯羅神(現人神・住吉神)も那珂川町と深くご縁が
ありますしね)
Kagura14                         .                                              .
四柱の神が出ます。
まずは武内宿禰(白い方)と、磯羅神(多分。聞き取れなかった)。

後に豊玉姫。
海神。
                     *

神功皇后が武内宿禰らと共に三韓征伐に行きます。
武内宿禰が満玉、干珠を海神からもらい受けたいと思います。

そこで上の場面。
勝間の海(玄界灘のことだそう)で磯羅神が、海神からもらい受けようと
しますができません。
それを武内宿禰と話しているようです。
                           .Kagura15                    .
豊玉姫登場。

以前、裂田の溝のライトアップの時の神楽の間に、幻影で見たのが
「紅蓮の着物を着た神様」でした。
ご祭神の豊玉姫だと分かったのですが、何故赤い服?と疑問に思ってました。
こちらでの神楽の豊玉姫はこの姿だから、ということなのですね。
(多くの人のイメージが反映されたのかと)
                             .Kagura16                           .
Kagura17                                                       .
屏風の後ろに居るのが海神。
海神は満珠、干珠が欲しければ舞を舞えと言います。
                          .
Kagura18                                                                 .
Kagura19                                                  .
ようやくもらい受けた豊玉姫は、武内宿禰に満珠・干珠を渡せました。
                            .
Kagura20                                               .
ありがとうございました!!
今回この祭りに初めて一緒に行った娘が、将来入りたいそうです!
前回の神楽の時に「音」が聞こえた娘は、最後の「磯羅」舞の時に
聞こえたと。
ご祭神が観にいらしてたのかもしれませんね。

                          *

那珂川町のHPに「伏見神社の岩戸神楽」について記載がありました。

http://www.town.fukuoka-nakagawa.lg.jp/soshiki/36/fusimi-jinja.html

そこに「天の岩戸」伝説について載ってあったのを抜粋します。
「 古事記の有名な「天の岩戸」伝説は、この筑紫の地を中心として
存在しますが、その中心の岩戸がこの地であると信じられているため
「岩戸」の地名が起こったといわれています。
 神楽命和里(かぐらみことわり)(神楽の曲目)は全部で18種あり、
なかでも最もにぎわうのが、「荒神」と「問答」。このふたつの舞では、
鬼が現れて子どもをさらって神殿の内部に入ります。鬼に抱かれた
子どもは丈夫に育つと言い伝えがあるため、この日のために、生後
間もない赤ん坊を連れてくる親も多いようです。」

                          *

「岩戸」の名の起原はやはり「天の岩戸」の地とされていることから
なのですね。
地形、土地の力、安徳台、現人神社を始めとする神社、伝承、
それらの存在を知れば知る程に頷かされます

尚、この神社の「祇園祭」の由来ですが、
博多の街の櫛田神社のご神体を、何かの戦の時にこちらのお社に
疎開したご縁からだそうです。
以来、櫛田神社の「祇園祭」と同じ日に行われます。
           
                           *
Kagura26
11月の裂田の溝のライトアップの時は、改修中でお社で神楽が
観られないかもしれませんね。
今度は新しいお社で!

.

 

 

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