九千部山~石谷山 ~福岡 那珂川町~
6月中旬。
那珂川町の守護山の一つ、九千部山へ。
脊振山とは夫婦山とも言われ、頂上にはTVアンテナがたくさん立っている山です。
登山口は「グリーンピアなかがわ」の駐車場入り口から。
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木曜が休園日のようですが、登山口は門の左下に見える案内板の脇にあります。
そこが「桜谷登山口」。
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人工的に積み上げられた石は、昔の炭焼き釜の跡だそうです。
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沢を何度も渡ります。
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山頂まであと2.2キロ。
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緑の龍みたい。 .
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赤テープは少ないのですが、道は明瞭です。
時々、目印の変わりに石積みがあります。
木段。
設置するのは大変だったでしょう。
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自然のものとは思えない!
多分、自然のすべてが芸術なんでしょうね。
自然のすべてが神が作ったもの。
それに近づくのが、芸術なのかもしれません。
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あと少しで頂上!
下の南畑ダム(グリーンピアなかがわ)から3.3キロあったそう。
ここからはしばらく林道です。
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奥に見える方がFM福岡(ラジオ)のアンテナ。
他にも幾つもありました。
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基山から脊振山まで縦走すると10時間?
基山からここまでは縦走してみたいなぁ。
九州の山には熊が出ないので幸せ。
いたら一人で山に入れません。
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頂上の展望台!
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標高848m。
頂上は佐賀県鳥栖市になります。
ここまで1時間19分。
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祠。
展望台の上へ。
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三郡方向(東)。
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たくさん電波塔が立ってます。
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展望台の上に案内板が。
「九千部山。
標高848m。佐賀・福岡の県境にまたがる脊振山系の山。
平安時代に隆信沙門という層が、風水害を鎮めるため、この山にこもり
経文一万巻を読もうとしましたが、達せられず九千部で終わってしまった
ことから、九千部山と名付けたと伝えられています。」
それで「九千部山」?
知らなかった。
背振もここも、昔から祈りの山だったのでしょう。
「儺の国の星」にもありましたが、昔から那珂川は40年に一度くらいのペースで
必ず氾濫したそうです。
それが前に氾濫したのが9年程前。
今回の大雨では、あと2時間降り続いていたら確実に溢れていました。
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ちょっと縦走したかったので、このまま石谷山へ。
脊振山の方へ向かいます。 .
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観音さまかな。
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九千部山から石谷山までは37分。
アップダウンもほとんど無く、道も明瞭です。
途中で何人かとすれ違いました。
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石谷山山頂。
標高754m。
三角点は草の中。
先客さんに教えて頂きました。
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見事な石積み。
山の安全を願って。
神に感謝して。
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九千部山の手前まで戻ってから、今度はうるしが谷遊歩道へ。
こちらの方には沢などはなく、歩きやすい道です。
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途中にあるホルン五ヶ山展望台。
上がってみましたが、木が邪魔でまったく展望無し。
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遠くに紫陽花。
毒蛇注意の看板も。
遠くから眺めました。
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この道を上がった向こう側が、グリーンピアなかがわの園内。
登山者は、柵を自分で開けて入ります。
猪の防護柵なのだそう。
ここら辺の山の中の神社などにもよくあります。
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広~い園内。
来たのは初めて。
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近くにはキャンプ場もあります。
川の水を利用したプールもあります。
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九千部山~石谷山。
活動距離12キロ
活動時間(休憩入れて)4時間10分。
すでにぶよや蚊がいると聞いてましたが、虫よけ対策せず。
でもこの日はいなかったです。
山の中は涼しくて風もあって快適でした。
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