日本の真相 3.5 番外 ~神話の真相~(改訂版)
( の続き)
この回は、ここまでの考察まとめです。
☆1 物部王朝*唯一絶対神、天御中主神は饒速日命
古代日本には物部王朝があった。
籠神社の神は天火明命であり、これが饒速日命。
豊受大神は、宇迦之御霊であり、天御中主神。
賀茂別雷神と鴨大神と同神。
十種神宝を持ち、大和と丹後の国造りをした。
彼を唯一絶対神として祀った。
(☆→日本の真相 2 同化*ツヌガアラシトと神功皇后~改訂版))より
☆2 古代物部氏は海のシルクロードを渡ってきた、失われた十支族の一部の者達。
☆3 ”東シナ海を渡って九州物部王朝に渡来”したという真沸流。
彼は物部王朝に婿入り。
「真氏の筆頭は息長真人(オキナガノマヒト)」
それが初代、天皇である応神天皇。
(以上、青文字は「日本の真相」より要約)
***
<☆1 物部王朝*唯一絶対神、饒速日命 >
(後の時代に神として祀られた者を除き、)
すべての社の神は、饒速日命と御炊屋姫にたどり着く。
よって、物部は彼らを祖神とする一族である。
籠神社の天火明命=饒速日命=高良神(安曇磯良神・住吉)
=伊勢は磯宮(磯の神)=男神・天照
=石上神宮の神=布留神=沸流(「日本の真相」の真沸流)
=鹿島神=春日神=勝馬(志賀島の志賀海神社)=綿津見神=八大竜王(乙護法善神)=豊玉彦
=祇園神=牛頭天王=スサノオ命=ツヌガアラシト
=応神天皇(名を替えた=同神)
=現人神社の神(住吉)
=鴨・賀茂の神=三島溝杙神ほか
饒速日の別名、天照国照彦天火明櫛玉饒速日命は、男神天照を意味している。
籠神社の豊受大神=市杵島姫命=宗像神=弁財天
=乙姫=豊玉姫
=豊比咩命(高良大社の本殿に合祀)(*1)
=神功皇后(高良の伝承の高良神の后)
=御炊屋姫(御炊社の神は御膳津神=豊受、宇迦之御霊)
=女神・天照=甕依姫(日甕・卑弥呼・ひみか)ほか
*女神天照は撞賢木厳御霊天疎向津姫=厳島神社の市杵島姫命(宗像神)を意味する。
(☆→神*総まとめ)アメブロ
(☆→男神*天照とは まとめ(前編))アメブロ
*饒速日命は、新嘗祭から天御中主神へと辿り着いています。
<☆2 物部氏は渡来してきた>
物部氏は、饒速日命と御炊屋姫を祖神としている。
⇒渡来してきたツヌガアラシト神は饒速日命
⇒物部は渡来してきた一族
饒速日命は、ツヌガアラシト神(角があった)と同神。(☆3に詳細)
香春岳の神、辛国息長大姫大目姫。
ツヌガアラシト神が追って来たアカル姫であり、神功皇后。
一ノ岳の香春神社は宇佐神宮の前身であり、神は同じである。
神功皇后=比咩大神(宗像三神)=辛国息長大姫大目姫=豊比咩命(*1 高良大社に合祀)
応神天皇=天忍骨命(天忍穂耳命)=饒速日命
(宇佐神宮の本殿内には、天御中主神と住吉神、春日神も祀られる=同神)
< ☆3 渡来した沸流(ふる)は、布留神である饒速日命であり、応神天皇 >
☆彼は渡来神のツヌガアラシト神(=角がある)であり、別名が天日矛、伊奢沙別命。
伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は敦賀の気比神宮の神。
応神天皇と名を替えた=同神である。
☆ツヌガアラシトは祇園の神のスサノオ(祇園の神は牛頭天王=角がある)と同神。
⇒高良大社の下宮は祇園の神と呼ばれている=高良神が祇園の神。
☆高良の地は古来、物部の領地
⇒高良の神は物部の祖神、饒速日命。
☆4 高良神は住吉神であり、神功皇后と夫婦(高良玉垂宮神秘書)
☆ツヌガアラシトは福岡香春町の現人(あらひと)神社の神。
☆那珂川市の現人(あらひと)神社は住吉の元宮。
現人(あらひと)の名は、同神であることに繋がる。
☆5 祇園祭の神
京都の祇園祭では、高良神(安曇磯良神)、神功皇后などが登場。
⇒彼らが祇園の神であることを示唆。
(以下の記事の☆8)
(☆→男神*天照とは まとめ(前編))アメブロ
よって、渡来してきたツヌガアラシト神は、祇園の神(牛頭天王)であるスサノオ命、
名を替えた応神天皇と同神。
現人神である、住吉、高良神(饒速日命)などとも同神。
饒速日命は石上神宮の布留神。
彼が「日本の真相」の真沸流であり、応神天皇。
☆1の高良神、安曇磯良神は、磯良神。
ラは古語で光・神という意味なので、磯神(いそのかみ)。
石上神宮のいそのかみ(布留神)が、高良神=饒速日命。
高良神は干珠満珠を持ち、海の潮の満ち引きを操るので月神とされる。
< 沸流が九州王朝(物部王朝)に婿入り >
物部の初めは、饒速日命と御炊屋姫。
彼女は登美族であり、奈良の北西部を統治していた。(*2)
(登美の地名が散在)
そこへ饒速日命がアマノトリフネで飛来、彼女と結ばれる。
⇒これが「婿入り」。
*籠神社の御祭神は光る籠に乗ってやって来た=アマノトリフネ
天火明命=饒速日命。
彼女の社は弁財天と呼ばれる。
⇒御炊屋姫が弁財天(市杵島姫命)。
(*市杵島姫命と彼女の他に弁財天と呼ばれている者はいない)
市杵島姫命は宗像神であり、北部九州の神。
⇒大和の後、北部九州へ移動。
それからが「神功皇后」の話とされる。
*物部王朝が大和から九州へと移り、九州王朝となった。
九州王朝の初代の天皇が、饒速日命(布留、沸流)。
*2
大和の北西部には登美の地名、彼らの痕跡がある。
また、古代の奈良湖の水を引いたのは三輪の神大物主(饒速日命)であり、大和に行ってから北部九州へと移っている。
また、神功皇后としての伝承が大和には少ない。
山にも一座も登っていない(神事なのに)。
彼女は北部九州の後は、大和に戻っていないか、短期間のみ。
では、「日本の真相」の「物部王朝(九州王朝)に婿入り」ではなく、
大和の登美族に婿入りし、彼らが物部の祖となり、九州へ移り、九州王朝へ
(おそらく登美族も元々は彼らと同じ種族かも)
*渡来してきた彼らも名はあったはずなので、「日本の真相」では便宜上としての物部か。
☆「真氏の筆頭は息長真人(オキナガノマヒト)」
それが真沸流であり、初代の天皇である応神天皇
ここで繋がるのが神功皇后*息長垂姫(オキナガ タラシヒメ)。
☆4 高良の神は住吉であり、神功皇后と夫婦。
(*1の高良大社に合祀されている豊比咩命)
彼が饒速日命。
☆5 祇園祭に高良神(安曇磯良神)と神功皇后が登場。
高良大社下社は祇園さんと呼ばれる。
☆1と☆2から、
高良神が住吉神であり、饒速日命であることが分かります。
さらにツヌガアラシト神である、祇園の神・スサノオ命、名を替えた応神天皇も同神。
神功皇后は高良神(住吉神)と夫婦とする高良の伝承が正しいことが分かります。
彼女と応神天皇は親子ではなく、夫婦であったのです。
< おきなが姓 >
夫婦で同じ名を名乗ります。
神功皇后は息長垂姫(おきながたらしひめ)。
おきなが姓は、
ナーガ(龍王族)の証(十種神宝)を受け継ぐ(身に置く)ものという意味。
垂は、高良玉垂命の垂(玉を授けた神)。
饒速日がおきなが姓だというのは彼が竜王族であるから。
☆ツヌガアラシト神は角があったという牛頭天王
☆志賀海神社の神、綿津見神は八大竜王(乙護法善神)であり、高良神、饒速日と同神。
乙姫は弁財天である市杵島姫=御炊屋姫=神功皇后。
(☆→八大竜王と弁財天)アメブロの記事。その内、こっちにもUPします。
すべての社の神は、饒速日命と御炊屋姫に集約される。
よって、物部氏は彼らから連なる一族。
彼らは大和から北部九州へ。
「日本の真相」の九州王朝の初めは彼らである。
真沸流は布留神である饒速日命。
神功皇后、応神天皇は彼らである。
何千年と紡がれて来た社への祈り、祭りは彼らへのもの。
それらを否定すること(祈っている神、伝承は偽りだと)は、祈ってきた彼らへの冒涜にもなる。
物部氏がすべての神を変えてしまったのではなく、
彼らの神をすべて塗り替えてしまったのが日本の神話。
それが「日本の真相」です。
( つづく )
*記事内の考察や写真、イラストなどは管理人に著作権がありますので、無断使用はご遠慮ください。
ブログ村に参加しています。
ぽちっとお願いいたします。
« 日本の真相 3 ~マナの壺*十種神宝~(改訂版) | トップページ | 日本の真相 4 ~3人の天皇~(改訂版) »
« 日本の真相 3 ~マナの壺*十種神宝~(改訂版) | トップページ | 日本の真相 4 ~3人の天皇~(改訂版) »
コメント