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2018年11月17日 (土)

神功皇后 と 登山 と 裂田の溝 ~その3~

(「~その2~」の続き)

それらから言えること。
神功皇后は、山に登っている時は妊娠していなかったのです。

そこから、このように考えられます。

 
☆仲哀天皇との子を宿していなかった。
または、
☆仲哀天皇という存在自体、元からいなかった。

             .
先に三韓へ行き、凱旋して出産してから山に登ったのならば、
山に登っている時に身重ではなかったことの理由になるのですが、
そうではありません。
山に登った理由のほとんどが、熊鷲関連以外は、
「三韓出征の戦勝祈願」なのです。
頑なに、「山での神事をしてからの、出征の後に出産」なのです。

 

三韓征伐は何度かあったという説もありますが、
山に登って「戦勝を願う為の神事」をしたのならば、
一度目の時に無いはずがありません。

 

           .                 .

また、神功皇后の滞在期間、それも不可解に思います。

 

古代史の復元」さんから、下の年表をお借りしました。

「神功皇后の年代推定」
http://www.geocities.jp/mb1527/N3-23-6jinguunendai.html

*************************************************

仲哀9年(332年後半)

 春2月 仲哀天皇崩御
 3月1日 皇后斎宮に入る。
 3月17日 香椎宮から松狭宮に移る。
 3月20日 層増岐野に行き羽白熊鷲を殺害
 3月25日 山門県に行き、田油津姫を殺害
 4月3日 肥前国松浦県訪問。香椎宮に戻る
 9月10日 諸国に令して船舶を集め、兵を練る。
 10月3日 新羅征伐に出港
 12月14日 応神天皇生誕

 神功摂政元年(333年前半)

 2月 豊浦宮に移る。香坂・忍熊皇子が反乱をおこす。
 3月5日 忍熊王殺害 

************************************************

(上の年表は、日本書記の記述からだそうです。)

崩御(妊娠が分かった日)から出港まで、少なくみて210日~240日。
一般的に妊娠が分かってから、出産までは200日とされています。
「出港の時に産み月だったから、石を当て遅らせた」とあるので、
上記の年表は、それらの記述と同じです。

ですが。

「2月、豊浦宮に移る」とありますが、それは応神が生まれた後。
上の表の通りならば、その前に神功皇后一行は「ショウケ越え」を
しているはずです。

こちらにある「ショウケ峠」という名の道。
前回の地図では、1の「若杉山」の南にあるその峠道を、西から東へと
通ったことになります。
神功皇后が、ショウケ(竹の籠)に応神を入れて背負って、
越えたのが名の由来のその道。

上の日付の通りですと、生まれて2カ月経つか経たない内に、
その峠を越えていることになります。
まだ、首も座ってもいない赤子を籠に入れて、ショウケ峠を越える?
車で行っても、あんなに距離が長く、険しい道を?
そんなことはあり得ません。
あっと言う間にゆさぶり症候群になります。

大体、伝承が史実だとしたら、産み月に船に乗ること自体あり得ない話。
苦しくて動けませんよ。
今と違って、波の影響をもろに受ける小さな木造船ですし。

ちなみに、私は一番上の子の妊娠中に、引っ越しの準備で無理をしすぎて
(気をつけてはいたけれど)、予定日の一カ月前に早産になり、帝王切開になりました。
生まれた子は超未熟児一歩手前。
妊娠中に無理をすると、お腹の子が育たないのです。
今の医療技術があったからこそ、助かった二人の命。
今よりももっと、妊娠が命の危機に即繋がるそんな時代に、山に登るとか、
産み月に船に乗るとか、あり得ない。
現実ならば、何としても周りが止めるでしょう?

辻褄合わせをしようとして、色々おかしくなっていると思えます。


こちらに根を下ろして、よくよく「見れば」分かることなのに。
一度でも山に登れば、その生きた証を辿れば、分かることなのに。

なぜ?

・・・「そうすれば、分かるようになっている」としか思えません。
誰が・・・?

 

この先、少しでも近づけるような気がします。
            .

                                 *

今日、11月17日は、那珂川市の裂田の溝(さくたのうなで)の
ライトアップの日でした。
(前回の地図の12辺り。現人神社も同じです)
                                                    .Unade12_2                                           (裂田神社)

 

裂田の溝は、神功皇后が指揮して造ったと言われています。
もちろん、手掘りであったでしょう。
何年もかかる大事業だったに違いありません。
本当に彼女が関わっていたのなら、とてもあの表の年月の中でしたとは思えません。

その水が潤した田のお米は、今まで食べてきた中で最高に美味しい。
そう感じるのは、もうここが私のふるさとになっているから。

ここは地域に根差した行事やお祭りが盛んです。
お祭りは神と人を繋げ、人と人を繋げます。
そういう土地の産土神は、その土地を守る力がとても強くなります。

産土神の加護を受けた土地の作物は、土地の人を守る力になります。
地産地消が良いのは、こういう理由もあるのです。

この地の産土神は、現人さん。
住吉の元宮です。
つまり、この地が住吉の「始まり」ということ。
住み良しの始めです。


「住吉」・・・。
そういえば、ここのとこ、登った山で聞こえた声がありました。

 

Unade25                      .


(つづく)

 

2018年11月16日 (金)

神功皇后 と 登山 と 裂田の溝 ~その2~

前回の続きです。

 

Yama4
               (地図はグーグルマップより)

西の8「雷山」、9「浮嶽」、(10「叶岳」)

8の「雷山」にも「中腹の層々岐野の草原で羽白熊鷲(ヰルイ)を退治する為の兵を集めた」と
いう伝承があります。
ですが、雷山は糸島市にあり、飯盛(10の下の印の山)・日向山系の峠を
越えた向こう側にあります。
7の「砥上岳」(または6の「大根地山」から)にいた神功軍が、
8の「雷山」に向かい、羽白熊鷲の為の兵を集め、また戻って来るわけはないのです。
道なりで、往復約114キロもあります。

「雷山」には、雷山神社の上宮が、その草原よりも手前にあり、
天神7代、地神5代を祀っています。

9の「浮嶽」(糸島)
神功皇后が山頂で三韓征伐の為の神事をした。


この二座は妊娠中に登るなど、あり得ません。
雷山の中腹の草原へ向かう道は細く、片足分も道幅がない場所が続きます。
一部、鎖道もありますし、這っていく程の急登もあります。

浮嶽は滑りやすく、急登が続きます。
トラロープ(あるとこでは)を頼って登るか、這って登るかの斜面です。
下山では、手がかりもなく、砂地の斜面で滑りやすいので、何度か尻持ちをつきました。
身重でなど、全くの問題外です。

10の「叶岳」は、西区にある山。
三韓進出のみぎり、この峰に願い、願いが叶ったから叶岳と名付けたとあります。
上まで登ったのか分からないのですが、ここも身重では無理。

                  *                     .

3の「宝満山」、1の「若杉山
共に福岡市の東に壁の様にそびえる三郡山系の南と北に位置しています。

 

「宝満山」では、神功皇后が山頂付近でサイカチの木を植え、
三韓征伐から戻った後、再会できるようにと願いました。
今でこそ、正面登山道はよく整備されていますが、829mの標高があり、
下から上までほぼ石段で、かなり辛く大変です。
他の登山道はそのルートよりも荒れていて、ゴロ石だらけの道も続きます。
”その当時”は、正面も今よりももっと登りにくかったと思われます。
身重で登るなどあり得ません。                         

「若杉山」は、彼女が三韓征伐の前に訪れ、この山の綾杉の枝を持って出陣し、
戻ってきた時に枝がまだ元気だったので、香椎宮とこの山に分けて植えた
との伝承があります。
「この山の綾杉を手折り」の場所がどこかは分かりませんが、
今、杉の木が密集してる「綾杉」近辺までなら、身重でも行けないこともない。
ただし、頂上で神事をしたのなら、あり得ないです。
                .

4の「四王寺山」。
高良の伝承では、三韓征伐の前にこの山で祈り、それに応えた住吉神達が
現れたとあります。
(三韓征伐での船の上に現れたという記紀の伝承と違うのですが、
 それは今は置いておいて)
宇美町側から今の車道沿いに入れば、難なく登れると思います。


南の11「脊振山
神功皇后が三韓征伐の折、社を建てたという伝承があります。
(昔は脊振と言うと脊振山系の山々を差したそうです。
 この一番高い山は「廣瀧山」と呼ばれていました)
上宮があるのは、今の脊振山。
本人が登っているのだとしたら、身重ではあり得ません。
北の福岡側からは急登です。
私が登ったルートの南の佐賀側から登る方が緩やかなのですが、
先ず、山頂までの気の遠くなるような距離を移動するだけでも負担大です。

                   *

これは何を意味しているのか。
私の感覚では、体に全く問題がないとして身重で登るならば、
「四王寺山」「大根地山」「砥上山」「目配山」辺りならば、
100歩譲って登れなくはないかもしれないけれど、
他の山は全くあり得ないということ。

だけど。
どの山も確かに登ってる・・・。
           .

「雷山」に関してもう一つ。

羽白熊鷲を退治する為に中腹の草原で兵を集めたとありましたが、
前述の通り、大根地山近辺の「熊鷲」の為ではないことは明らかです。
ですが中腹の山に上宮を築き、天神7代地神5代が祀られている。
しかも祀った側の神功皇后が、そこに祀られていない。

これは「大根地山に祀られている神」と同じです。
ならば、言えることは、
”それ”は羽白熊鷲では無い、「別の物(ヰルイ)」。
確かに、そこにいたはずの「神が関与出来る」物です。

それらから言えることは。
神功皇后は「別の物」を退治する為に雷山に登ったが、
妊娠中ではない、ということ。

それらは、何を意味するのか・・・。



( つづく )

 

2018年11月15日 (木)

神功皇后 と 登山 と 裂田の溝 ~その1~

今まで登った福岡の山の内、神功皇后が登ったと伝えられている山が
いくつかあります。

 

Yama4_2
                (地図はグーグルマップより)
         (9の浮嶽から、7の目配山まで、今の道なりで約76キロです)

 

福岡市を中心に見て、
北(北東)に1「若杉山」、2「遠見山(神路山)」

東に3「宝満山」、4「四王寺山」、
5「大根地山」、6「砥上岳」、7「目配山

西に8「雷山」、9「浮嶽」、10「叶岳
(叶岳は上まで登ったかどうかは分かりません)

そして南に11「脊振山

まだあるようですが、自分が登った中ではこの山々です。
(13が伝承にあった基山です)
福岡に残る伝承の中では、そのほとんどが身重で登っているとされています。

日本書記では、
香椎宮での仲哀天皇の崩御(応神を宿していることを知る)
   ↓   .
熊襲征伐(羽白熊鷲)
   ↓    .
三韓征伐の後に出産。
となっているので、この期間の伝承では妊娠中だということです。

妊娠中に山登り?
実際はどんな山なのかと知りたくて(という思いもあって)登ってみました。

                          *

2の「遠見山」(詳細はリンクへ)
その山頂には、神功皇后が遠見をする為に、仲哀天皇と登ったとありました。
(伝承を信じるとすれば)ということは、妊娠する前。

そんなに急でもなく登りやすい山でした。
普段靴でも登れます。
                       
                                         *  
  .
「羽白熊鷲に関連するもの」

5の「大根地山」から東に向かって、6「砥上岳」、7「目配山」。
そして、13の「基山」。

まず、伝承が残っていた神社があるのが13の「基山」(荒穂神社)であり、
羽白熊鷲は「基山の東」にいたと伝えています。
この伝承を考察したのが「二つの伝承」です。
羽白熊鷲は今の「冷水峠(したくらつくしのさか)」に出た「命尽くしの神」。
その根城が秋月(7の目配り山の右にあるオレンジの星の場所)。

「大根地山」
羽白熊鷲を鎮める為、その山頂に天神7代、地神5代を祀った。

「砥上岳」
三韓征伐の折、ここに群衆を集い、兵器を砥がせた。
山頂には武甕槌神が祀られています。
(「二つの伝承」に記載しましたが、これらは羽白熊鷲に関するもの)

「目配山」
神功皇后が「目を配った」
これは「敵」が側にいるからする行為です。
秋月に本拠地があったと伝わっていますが、そのちょうど横にあります。
目を配ったと云う「敵」は、羽白熊鷲の本拠地のことだと思われます。
(また、麓の「大己貴神社」には三韓征伐に行く前に兵が集まらなかったので
ここにお宮を建て祈ると集まった、とあります。
麓と言ってもこの神社は上の地図の「朝倉」の字の朝の上辺りです。
このお社の伝承も三韓の為ではなく、熊鷲の為の兵ではないでしょうか)

この三山に関して、それほど険しい山ではなかったので
100歩譲って「登れなくはない」ですが、負担は大きいと思います。

 

羽白熊鷲に関連する伝承の山は、この一帯にあります。

ですが、8の「雷山」にも「羽白熊鷲」の伝承があるのです。


          .
( つづく )

 

2018年11月13日 (火)

宝満山 登山 ~玉依姫~

登山の回が続きますが、リンクしてるようなのでUPです。

8回目の宝満山。
すり減ってしまった登山靴をようやく購入したので解禁です。
(石段が怖かった)

竈門神社の紅葉が見頃でした。                                           .                .

 

Houmansan452                                              .

 

Houmansan453                                            .
行ってきます!

登山口、スタートが9時頃。
                  .Houmansan455                                         .
一か月半ぶりの百段ガンキ。
きつい。                 
                   .Houmansan458                                               .
赤い絨毯!
                                             .Houmansan457                                             .
四王寺山と博多の街が一望です。
今日はいい天気! 
                                        .Houmansan462_2                                 .
蹄岩。
ここまで来たら頂上までもう少し。

ここには玉依姫の伝承があります。
と、この場所に来て、意識の塊ようなものがぶわっと流れ込んできました。

あえて言葉にすると、


<< 玉依姫は神功皇后であり、神武は「その子」 >>


先日登った英彦山の時にもあった「その子」。

そうか、そういうことか。
英彦山の時と同じく、天啓のようにそこへ繋がりました。
これに関しても、後に。 
                                          .
Houmansan459_3                                                 .
上宮、頂上です!
10時20分頃、到着。
ここまで1時間20分でした。
この日もたくさんの方がいはりました。
ここで休憩。
                     Houmansan463                     .
上宮裏のお気に入りの場所から。
写真の真ん中ほど、雲からうっすらと頭を出しているのが、長崎の雲仙です。
                  .Houmansan460                                           .
遠くに見える三つの峰を持つ山が、英彦山です。
                   .Houmansan464                                             .
三郡の山々。
また縦走したいなぁ。
最近、17、18キロの距離が何とも思わなくなってる。
                     .Houmansan461                                         .
今日は三郡山まで行きます!
                    .Houmansan465                                          
山頂の岩。
何か刻まれてました。
                 .Houmansan466                                                 .

 

Houmansan468                     .
仏頂山、869m。
祠があります。
                .Houmansan469                                           .
可愛らしい御顔です。
みんなが安全に登れますように。
                            .Houmansan471                                                 .
ここにも赤い絨毯。
                  .Houmansan472                                                .
紅葉がとても綺麗だったのですが、お会いした方が
「ここら辺は、もう半月前が見頃だったよ」
とのこと。

 

頭巾山の頂上も踏んで。
                   .Houmansan474                     .
三郡山の頂上です!
縦走の時には寄らなかったので初!
標高936m。
宝満山から1時間程です。
                 .Houmansan475_2                       .Houmansan476                                                        .
美しい~。
右に見える山が宝満山。

 

Houmansan477                   .
三郡の気象レーダーです。
戻ります!

 

Houmansan479                    .

 

Houmansan480                                   .
行ったことが無かったので、大石方向へ。
                   .Houmansan482                                            .
倒れてますが、生きてます。
                         .Houmansan483                                               .
水飲み場に出ました。
キャンプセンターの近くです。
雨が降らないので水量がありません。
                   .Houmansan                                                .
キャンプセンター到着。
三郡から45分ほど。
                    .Houmansan484                                            .
ここも綺麗でした。
                   .Houmansan485                                                   .
再会の木。
また会えたね。
                    .Houmansan486                                                .
下山は中宮跡を経由して、愛嶽神社へ。
おだけ、とはなかなか読めませんね。

 

Houmansan487                    .
愛嶽山の山頂標識は、このお社の裏。
                   .Houmansan488                   .
前に来た時、もしかしてと思ったけど!
「役行者」でした。

 

Houmansan489                            .
こちらは「飯綱権現(いづなごんげん)」かな?
                       .Houmansan493                                           .
竈門神社に戻ってきました。
愛嶽山からは神社の裏に出ます。

キャンプセンターから1時間半。
スタートからゴールまで、休憩入れて5時間半。
総距離、9.9キロでした。
                  .Houmansan495                                             .
手水舎の上の木が一番見事でした!

 

Houmansan497                    .

 

2018年11月12日 (月)

英彦山 登山 2  ~英彦山神宮 上宮~

(英彦山 1 の続きです)

大南神社、鬼杉を経た後、南岳へ向かいます。
                  .   Hikosan33                                                .
こんな高くまで登ってきました!
                                           .Hikosan34                                             .
赤い絨毯。
まだまだ綺麗です。
                  .Hikosan36                   .
鎖道が続きます。
下りて来られる方がいらっしゃるので、順番待ち。
                    .Hikosan35                                      .
この場所から見た山。
上の方は紅葉が終わり頃ですね。
                                .Hikosan37                   .
登ってきた崖です。
この山の前に脊振の岩を登ってたので、怖くはなかったです。
鎖があるのとないのでは、気持ちが違います。
ありがたいです。
                       .Hikosan38                     .
南岳、頂上です!
鬼杉から1時間。

 

Hikosan39                  .
標高1129m。
三角点あり。
やった~!                   .Hikosan40                     .
南岳から見た中岳です。
上宮が見えます。
                  .Hikosan41                                               .
南岳から中岳まで歩いて10分ほど。
縦走路が整備されています。

 

Hikosan42                      .
中岳、上宮です!
                   .Hikosan43                                            .
参拝して。
写真を撮らせて頂きました。
                   .Hikosan44                                            .
1200m以上の山でのお社では最大だそうです。
                    .Hikosan45                                   .
中岳山頂です!
標高1200m。
お社の裏手にある休憩所にあります。
たくさんの方が思い思いに休憩されてました。
                .Hikosan46                                             .
休憩所からの眺めです。
                                           .Hikosan47                                              .
正面参道で下山します。
比較的整備された石段が続きます。

こんな高い場所まで石を運んだり、お社を建てたりするのはほんとに大変なこと。
頂上に上宮がある山は、どこでも登山道が整備されています。

この石一つはどれほどの重さだろう。
苦行と思えるその行い。
参拝する方が無事に登れるように。
ひとえにその思い。


神は祈る人がいて、その存在を確かなものにする。
訪れる人がいてこそ。
地上にあるお社も山の上でも。

そこまで来られない人の祈りまで乗せて。
きっと、気付いてなくても気付いてても、どっちでもいいんだと思う。

上宮がなくても、山には神が宿る。
人が山に登るのは、ただ楽しいからだけではない。
どこの山でも登山道が、道があるのは、ただ「楽しみ」の為ばかりではない。
気付いてても気付かなくても。

だから山は楽しく登るんだ!
                            .                          .Hikosan60                                                  .

 

分岐点です。
右手に行くと、バードライン(野鳥観察路)、スキー場を経て、
青年自然の家へ。
スキー場のススキ野原を見たかったのですが、どうしても中宮に行きたかったので
このまま参道を下ります。
次はそっちを登ります!
                   .Hikosan48                  .
紅葉が美しいです。
                   .Hikosan49                                        .
「中津宮(中宮)」です。
来られてよかった。
                  .Hikosan51                  .
下宮です!
奉幣殿のすぐ上にあります。
                       .Hikosan58                                               .
下宮から見た奉幣殿。
                           .Hikosan54                         .
奉幣殿まで降りてきました!
鳥居をくぐった時、感動のあまり、
「ありがとうございました!」
って声が出ました。
無事に戻って来られて本当に感謝。

南岳に向かう途中、登られるたくさんの方々にお会いしました。
おかげで道に迷う事も無かったです。
                         .                       Hikosan52                                                     .
奉幣殿の紅葉。
この辺りは、先週の11日は、もうちょっとという感じでしたので、
そろそろ見頃だと思います。

再び、参拝。
ありがとうございました! 
                                           .Hikosan56                                               .
Hikosan57                                                 .
スタートした銅の鳥居です。
大南神社、鬼杉コースを通って、南岳、中岳~正面参道を下ったコースで
休憩40分して、5時間20分、8.3キロでした。
                           .Hikosan59                                       .
銅の鳥居横の紅葉が一番綺麗でした。
燃えるような赤。
                       .
登山の最終目標だった英彦山。
一年で登ることができました。

まだ福岡で(また)登りたい山がたくさんあります。


                 .

 

2018年11月11日 (日)

英彦山 登山 1  ~大南神社の声~ 

先週の日曜日、紅葉が見頃と聞いたので、英彦山へ。

英彦山は福岡で2番目に高い山。
(福岡にはあまり高い山は無いのです)

遠いので朝、4時半に家を出ました。
朝倉方面から、母の故郷、小石原を通って英彦山へ。
あちこち災害の爪痕があって、胸が痛みました。

英彦山には上宮がある。
私の場合、山に登るのは祈りの為。
                  .Hikosan01                           .
銅の鳥居。
車はこの側の駐車場へ。
スタートは6時50分頃。
                                .Hikosan03                                                 .
ここを登りきって、銅の鳥居から20分ほど。

                    .Hikosan04                                                   .
奉幣殿。
改修工事中でした。

参拝して、行ってきます!
                         .Hikosan05                         .
朝の英彦山神宮。
人も少なくて、とても静かです。
登山者はもう何人もいました。
                           .Hikosan06                                                    .
出発です。

 

Hikosan07                              .
正面参道の石段へは行かず、鬼杉方面へ。
                 .Hikosan09                                              .
しばらく行くと、左に智室社。
寄り道です。
                    .                .
引かれるように登っていきましたら、梵字岩がありました。
                                     .Hikosan11                                      .
大岩に、3つの丸の中に梵字が。                       .
見とれていたら、下から大勢の山伏さん達が来られて、
真ん中の梵字が大日如来を表すと教えてくださいました。
                   .Hikosan12                              .
右と真ん中の梵字。
右側はすこし欠けています。
                 .Hikosan13                                                       .
左側と、真ん中(写真の右)の大日如来の梵字。
もともとは梵字の下に道があったそうで、今は崩れてしまったとのこと。
ありがとうございました。
                        .Hikosan14                                           .

 

Hikosan15                                       .
紅葉もまだまだ綺麗です。
                         .Hikosan16                                               .
このお山にも災害の爪痕が。
                   .Hikosan17                             .
そこには植えられたばかりの若木がいくつもありました。
元のお山に。
元の姿に。
人が植えた樹は土を支え、山を守ります。
                                    .Hikosan18                                           .
上宮コースから外れて、大南神社、鬼杉方面へ。
                          .Hikosan21                       .
鎖道あり。
                      .Hikosan22                                           .
大南神社に着きました。
ここまで1時間10分ほど。

元は神仏習合で、今は天火明命が祀られているとのこと。
                      .                    Hikosan25                      .
崖に張り付くように建ってます。
                        .Hikosan31                                                 .
中へは靴を脱いで。
真ん中は天火明命(ニギハヤヒ命)。
やはりこのお山にも祀られていました。
                      .Hikosan26                                              .
観音さまかな。
                         .Hikosan27                                       .
こちらは不動明王。
「大南不動堂」とも呼ばれています。
しばらくここでまったり。

と、声が聞こえました。

                   .
<< 住吉三神。ニギハヤヒの神。(その子)応神。神武 >>
                                           .

(あぁ、そうか。そういうことか。)

それは、高良玉垂神秘書に記されていたこと。
(「その子」はイメージで入ってきた。)

ようやくその意味が・・・。
腑に落ちたのです。

これについては後ほど。
                     .Hikosan29                             .
そこから少しくだって、「鬼杉」
力強さを感じます。
                          .
Hikosan30                        .                                                 .
分岐点まで戻って、南岳へ向かいました。

2018年11月10日 (土)

脊振縦走 脊振山山頂~猟師岩 往復

糸島の三山を巡った次の日、これなら行ける!と念願の脊振縦走へ。

脊振山系は福岡市の南に壁の様にそびえる山々です。

東から西までを縦走すると17時間以上かかるそうなので、
こま切れで行きます!
まずは「脊振山頂から猟師岩」まで。

車は脊振山頂上の下の駐車場へ。
自衛隊のレーダー基地があるので、頂上近くまで立派な道路が通っています。
                      .Sehuri218               .
山頂の脊振神社の上宮に参拝。
駐車場から10分ほど階段を上がった所にあります。
                    .Sehuri240                                                     .
ここが頂上。
1054.5m。
今日はここが出発点。
                      .Sehuri241                       .
頂上からの眺め。
遠く、雲の上に頭が見えるのは雲仙。
                      .Sehuri242                                                     .
まずはあそこまで、しばらく林道を歩きます。。
気象レーダーだそうです。
                    .Sehuri243                     .
ようやくここまで来れました。
脊振に初めて来た時に行ってみたいと思っていました。

ほんとにいい天気!
この辺りから「九州自然道」に入っていきます。
                    .Sehuri245                      .
脊振頂上から40分程で「唐人の舞」
ここも山の頂上になります。
911m。                       .Sehuri246                                                 .

 

すすきの原。
博多の街が一望です。
空の下の方が黒いのは、PMですね。
                   .

 

Sehuri247                                        .
縦走路はこんな所もあります。
朝の内は朝露で足元が濡れるので、ゲーターは必須です。
                  .Sehuri248                                                 .
「椎原峠(しいばとうげ)」
唐人の舞から20分ほどです。
                       .Sehuri250「鬼ヶ鼻岩」
ここも山頂です。
840m。
椎原峠から15分ほど。                                         .
                                         .Sehuri252                                                   .                                    
ここから見た脊振山。
一番奥のレーダーがある山です。
もうあんなに遠く!
山の稜線をずっと歩いてきたことになります。
                                           .Sehuri253                                                  .
大岩というか大壁が立ちふさがります。
どっからとりついたらいいのやら。

下に道があるのかなと、岩の下に周ってみましたが崖になっていました。
じゃあ、あの岩を登るしかないのか、と元の道に戻ろうとすると。

「人の気配がしたから」
と上からご夫婦が声をかけてくださって、
「岩の左にある方から登るんだよ」
と教えて下さいました。

感謝~。
ほんとに絶妙なタイミングです。
                         .Sehuri257                    .
ここから登るようです。
実際の幅は40センチもありません。
横が崖なので、山に登って初めて怖いと思いました。
                         .Sehuri254                                       .
ここも伝っていきます。
                           .Sehuri255                                               .
「猟師岩」
鬼ヶ鼻から40分程、12時44分。

スタートからここまで2時間半。
折り返すのでここを終点にしました。
                    .Sehuri256                       .
ここも這い上がって。
                    .           Sehuri259                                              .
気象レーダーが見えました!
この後、無事に脊振に到着。

 

スタートからゴール地点まで休憩入れて4時間35分。
総距離12.5キロ。
                   .Sehuri260                                            .
帰りに麓にある、脊振神社下宮に参拝しました。
ありがとうございました!


               .

 

2018年11月 9日 (金)

糸島 三山周回 2 ~二丈岳~女岳~浮嶽

次はいよいよ浮嶽へ。
登山口に戻った後、しばらく林道を歩きます。
遠くに見えるのが、さっき登った二丈岳。

歩いて5分のスーパーにも車で行くのに信じられない^^;

 

Medake04                    .
予定していた登山口から山に入ろうとしたのですが、
ちょうどそこから人が出て来られました。

「浮嶽行くなら、ここからしばらく倒木ばかりで通れないから、
 もう少し上から入った方がいいよ」
とのこと。
お礼を言って、しばらく林道を上がりました。
Ukidake01                        .
ここから山の中へ入ります。
林道からは看板の裏しか見えません。
                     .
Ukidake02                                                   .
ここも前の大雨の時の爪痕です。
かなり倒れていましたが、ここら辺は通れないことも無く、道も見失いませんでした。

そう言えば、山に登ってからほんとに困った時に、絶妙なタイミングで
誰かが現れて助言してくれたりする。
いつもソロなのでほんとに助かります。
さっきは山神さまかと一瞬、本気で思いました。
                        .Ukidake03                   .
この山にも大岩がたくさん。
                   .Ukidake04                                                   .
かなり急な方です。
滑って大変。
トラロープが所々あるのでそれを頼りに登ります。
                                           .Ukidake05                                                 .
登って来たのは右奥から。
下山の時は、ここを写真の右手へ。
登りは左手へ。
                   .Ukidake08                                               .
山頂下の白龍稲荷神社。
蜂がお社に巣を作ってるのでこれ以上は近づけません。
                      .Ukidake10                      .
もう少し上がって行きます。
                    .Ukidake11                                               .
浮嶽神社、上宮です!
峠から50分程。
                     .Ukidake12                                                     .
上宮のすぐ側に浮嶽山頂の標識があります。
標高805.1m。
                  .Ukidake14                                                           .
ここまで建材を運ぶのは大変だっただろうなぁ。
側には小さな避難小屋もあります。
                    Ukidake15                   .
この辺りで休憩。
下山中も、何度か滑ってしりもちをつきました。
リュックがあって助かった。

神功皇后は、妊娠中に頂上まで登って神事をしたという。
それは、あり得ない。
                               .Ukidake17                     .
再びゆらりんこ橋へ。
                      .
Ukidake19                                            .
浮嶽の前の峠から休憩入れて3時間。
スタートしてからゴールまで6時間15分。
総距離15.9キロ。
時間も距離もほぼ同じでした。
Screenshot_202103121215352
浮嶽の山地図です。
登山をされてる方は分かると思いますが、等高線が密です。
かなりの急登なのが見てとれます。

しかも砂地であり、滑ります。
虎ロープは所々張ってありますが、それを掴んでも滑ります。
このお山を身重で行くなんてありえないのです。

 


                   .

2018年11月 8日 (木)

糸島 三山周回 1 ~二丈岳~女岳~浮嶽

雷山を調べていて、浮嶽(うきだけ)を知りました。
同じく、神功皇后が登ったという伝承がある山。

三山周回出来ると知り、二丈岳、女岳、浮嶽を周ります。
登山本には、推定6時間15分、16キロとありました。

まずは「ゆらりんこ橋」の側の駐車場へ。
                  .

 

Nijyou01                  .
この橋、網がかかってると思ったら、全部クモの巣。
嫌いな人にはたまらんかもです。

10月の最終週に行ったので紅葉がちらほら。

                     .  Nijyou02                                             .
しばらく、渓谷沿いを登ります。
                                        .Nijyou03                                         .
Nijyou11                                             .
水が綺麗。                  Nijyou13                                        .
滝も続きます。
                   .
50分程歩くと、加茂神社。
                       .Nijyou05                                                   .
ご祭神は賀茂大神かな。
饒速日命です。
                 .
Nijyou15                     .
分岐点。
まっすぐ行くと木の香ランド・キャンプ場です。
二丈岳へは、中央にある坂を左へ。

女岳へはここへ戻った後、奥の方へ向かいます。
三山ともほぼ単独峰なので、登山口から登って、下って、
また違う山の登山口から登って行きます。
                       . Nijyou06                        .
二丈岳。
福岡でも人気のある山なので登る人も多いそうです。
この日は誰とも会いませんでした。Nijyou07                        .
頂上です!
大岩がたくさん。Nijyou08                       .
二丈岳山頂。
711.4m。
糸島が見渡せるそうですが、曇ってたので、展望は良くなかったです。
また来ます!Nijyou09                          .
二丈岳を下山して、木の香ランドの前を過ぎます。
                       .Nijyou10                                            .
今週あたりは、この辺は見頃だったかもしれません。
                        .Medake01                                                        .
女岳へ向かいます。
登山口。
                   .Medake02                                          .
大岩がたくさん。
地面が湿っていたので滑りやすかった。
                       .Medake03                                                    .
女岳山頂。
746m。
下山して、キャンプ場まで戻ります。
スタートのゆらりんこ橋からキャンプ場まで3時間15分。

次はいよいよ、浮嶽へ。

( つづく )



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