日本の真相 9 ~卑弥呼とトヨと物部と~(改訂版)
(「日本の真相 8 ~ ~邪馬台国と物部氏~」)の続き
卑弥呼と物部氏。
思い当たることがありました。
以下、PDFの(日本の真相 3)より要約。
http://g-village.net/iyasaka369/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%9B%B83.pdf
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卑弥呼について
邪馬台国には女王「卑弥呼」がいたとされる。
卑弥呼は「神」の御言葉を民に取り次ぐ女預言者。
☆1 ”日巫女”=”日の神に仕える女預言者”。
(この場合の巫女は、女預言者なので、現在における巫女という意ではない)
*注 預言者とは、神の言葉を伝える者のこと。
籠神社には国宝に指定されている最古の家系図があるがそこには、卑弥呼を連想させる名前が記述されている。
天照大神ー天押穂耳尊ー天照國照彦天火明尊ー天香語山尊
ー天村雲命ー天忍人命ー天登目命ー建登米命ー建田勢命
ー建日潟命(大海宿祢命)-市大稲目命ー意富那比命(大海宿祢命)
ー乎縫命(小縫命)ー
ー小止與命(小登與命)ー建稲種命ー・・・
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日女命 . . 宮簀姫命(日本武尊の妃)
☆2 海部宮司に依ると、日女命が卑弥呼、小止與命が台与に相当する可能性があるという。
またこの系図における小止與命は男性であるが、卑弥呼の伝承に於ける台与は女性である。
☆3 しかし、資料には物部氏の真相が隠されているから、おそらく
海部宮司の言われる日女命と小止與命の関係は、卑弥呼と台与の関係を象徴していると思われる。
この系図は海部氏の極秘伝であるが、同族の尾張氏の系図にもなっており、その中に邪馬台国の卑弥呼を象徴する日女命があることは、
卑弥呼が物部氏の王族たる海部氏=尾張氏=エフライム族の一族だったと言える。
実質の初代天皇は第15代応神天皇だから、それ以前は架空であり、日本武尊の逸話は何らかの象徴。
また先程の系図で日本武尊の(義理の)叔母に相当するのは日女命であり、
これからも、倭姫命は卑弥呼がモデルであると言える。
(以上、要約終わり。かなり省略してます)
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☆2 系図
天照大神ー天押穂耳尊ー天照國照彦天火明尊
天照國照彦天火明尊(饒速日命)は天照です。
天押穂耳尊は、忍穂耳尊であり、英彦山を饒速日命から譲られた神。
名を変えられただけであって、同神を意味します。
上の家系図の男神はすべて彼を示します。
”小止與命も饒速日命であり、日女命が卑弥呼”
☆2の系図は、彼らが夫婦であると告げているのです。
(☆3 に繋がる)
☆1~☆4<トヨと神功皇后と卑弥呼*住吉神と饒速日命>
上記の卑弥呼とトヨは同神です。
彼女は神功皇后であり、饒速日命の妃の御炊屋姫。
饒速日命は高良神であり、住吉神。
二人は夫婦であり、物部の祖神となります。
☆高良神
福岡、久留米の高良大社の高良神(住吉神)は饒速日命です。
彼には伝承でも物部が関わります。
☆高良の地は古来、物部の領地。
☆高良神は、人の姿になった後、物部保連を名乗った。
☆「高良は物部姓。違えるならば当山滅す」と
高良玉垂宮神秘書に何度も出てくる言葉。
彼らが祀るのは「祖神、饒速日命」です。
高良神は彼であることは間違いありません。
彼は神秘書によると、住吉三神の一柱、底筒男神とされます。
☆高良神と神功皇后と豊姫
高良神の伝承には、神功皇后が不可欠です。
豊姫は彼女の妹とされています。
神功皇后の呼び掛けにより現れたのが、住吉の父と住吉三神。
高良神である三男、底筒男神(月神)は、物部保連を名乗り、神功皇后と夫婦に。
長男の上筒男神(日神)は物部大連を名乗のり、神功皇后の妹、豊姫と夫婦になる。
次男の中筒男神は、神武天皇(登場した後一切出ない)
饒速日命は天照であり、日神です。
しかし、饒速日命である高良神は月神。
(干珠満珠という海の潮の満ち引きを操る珠を持つ故)。
彼は日月の神であり、星(布留神、住吉)、海(住吉、スサノオ)の神でもあります。
では、上記の住吉三神は同一ということになります。
(神武も饒速日命と同一)
ならば、長男と三男とそれぞれ夫婦となっている神功皇后と豊姫も同一。
実際、高良大社の本殿に合祀されているのは豊姫。
夫婦で祀られるので、彼女が神功皇后なのです。
(☆→高良大社の旧豊比咩神社* ~豊姫と神功皇后 後編)アメブロの時期
☆神功皇后と卑弥呼
何度も書いてますが。
饒速日命の后の御炊屋姫は、神功皇后であり卑弥呼です。
(☆→卑弥呼は天照であり、豊受大神、神功皇后)アメブロの記事
彼女が豊姫とも同神。
高良神、住吉神は饒速日命であり、彼女と夫婦というわけです。
神話でも、住吉神は神功皇后と深く関わっています。
☆仲哀天皇が神の怒りで崩御した後、彼女が下した神は天照と住吉神。
天照である、撞賢木厳御霊天疎向津姫の名の意味は、
「神との境の木を撞き、日の神では無く神に向かい合っている(夫婦の意味もある)、厳島の神(市杵島姫命)」
☆1”日巫女”=”日の神に仕える女預言者”というととであるを意味してます。
☆神話の三韓征伐の際に現れたのは住吉神。
☆高良の伝承では、高良神が住吉神であり、彼女と夫婦。
それは、すべて同じ者であり、高良神(住吉神)が、人として彼女の側にいたからです。
彼は饒速日命という人であり、彼女は彼の后の御炊屋姫。
「卑弥呼」の後継ぎとされる「台与(とよ)」
魏志倭人伝の台与もまた、彼女自身でありました。
高良大社の神幸祭の神の兜
(左・八幡神 中央・高良神 右・住吉神)
高良神と住吉神は同神と神秘書にはっきりと記載。
八幡神もまた、彼です。
( つづく )
「日本の真相」では、
この系図では天照大神の後に日女命がきているが、天照大御神は秦氏が持ってきた神で、それ以前に渡来している物部の神ではない。
ともありました。
それが事実であったとしても、現在は天照は饒速日命(女神・天照は御炊屋姫)です。
秦氏は饒速日命(天照)と共に来て、その前の一族が御炊屋姫達だとすると、
夫婦となったことでそれぞれの(一族の)神が融合したということになるのかもしれません。
その後に仏教が伝来して、彼らは毘沙門天や大黒さま、弁財天などとも融合していきます。
最初は違っていたとしても、人の祈りでそのようになっていくのです。
神は人の祈りで創られるものですから。
それさえも、神の意志なのかもしれません。
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