日本の真相 8 ~邪馬台国と物部氏~(改訂版)
以下、PDFの(日本の真相 3)より要約。
http://g-village.net/iyasaka369/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%9B%B83.pdf
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書かれてある順番を変えてます。
時系列で記載。
<邪馬台国と物部氏>
☆1 まず、エフライム族(物部の王族)=海部氏=尾張祇が渡来。
(「日本の真相」著者の考察)
☆2 徐福が連れて来た一団が渡来。
その一団が物部氏となる。
秦が統一されたのは紀元前221年、滅んだのが紀元前207年。
卑弥呼よりも遥か以前の話。
☆3 邪馬台国とはヤマト国であり、籠神社の極秘伝では邪馬台国が近畿にあった。
☆4 古事記では、近畿地方を治めていた那賀須泥毘古(ナガスネヒコ)の妹、登美夜毘売(トミヤヒメ)にニギハヤヒが婿入り。
二ギハヤヒは物部の祖とされる。
(籠神社が保有する国宝の系図からも明らか)
☆6 海部宮司に依ると、先住民とは平和的友好が持たれたという。
ならば、近畿の物部氏=尾張氏=海部氏が後の邪馬台となる国に婿入りして和平が保たれた、ということである。
それがナガスネヒコの妹にニギハヤヒが婿入りした、という神話。
そして、婿入りした秦氏が物部氏を抑えて現在の日本の根幹を形成したように、邪馬台国となった大きな国で物部氏が権力を振るっていたのであろう。
☆8 ならば、後の邪馬台国の女王たる卑弥呼は、物部氏の血統ということになる
(以上、要約終わり)
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上のは「日本の神話」の一部分の要約です。
詳しくは、記載したURLへ。
すべてが「事実」がどうかは分かりませんが、分かることを。
☆1 物部は近東から来た。
それはおとぎ話では無いようです。
物部の子孫である真鍋大覚氏の著作「儺の国の星」には、
物部なる氏族の家系は、元来は星辰を祭る家系であって、その先祖は近東にあった。
「儺の国の星 拾遺」 (積水星・つくみのほし)項より
とありました。
筑紫には胡語(パミール以西のイラン系の民族の言葉)を語源とする地名、言葉が多くあります。
☆2 <徐福>
徐福が来日したのは紀元前200年頃。
蓬莱島に不老不死の薬を求めてやって来ました。
その島は、北部九州です。
当時は縄文海進のただ中で、海面標高は今の5m程の位置と思われます。
北の玄界灘と有明海は繋がっていたと真鍋氏も書かれています。
(地図はGoogle map)
金立山には徐福の伝説があります。
上の図の脊振山地、神話の建日向豊久士泥別が、真鍋氏の言う「蓬莱島」であり、
またの名を「天原(あまはる)」。
これが高天原です。
金立山から吉野ヶ里まで8キロ程しか離れていません。(上の16の場所)
彼が連れて来た人達は、土地の人と混ざりその地に残ったと推察されます。
真鍋氏は、「物部は脊振の北と南を領有していた」としています。
脊振山地は上の地図の紫の線(稜線)。(*1 下記注)
これらから、徐福の一団が(も)物部であったことはあり得ることだと思われます。
(吉野ヶ里で作った銅鏡
漢字の意味を知った上で使われています。意味は
長く会わなくても、お互いを忘れないようにしましょう。
上のリンクに記載)
☆3 < 邪馬台国は近畿 >
ヤマトの語源はヤマトゥであり、神の国を意味します。
彼らが神であり、大和と筑紫の両方だと捉えています。
儺国の”な”は「日月星辰の四元」を意味し、(「儺の国の星」より)
言霊(音の意味)では、「完全な=神」を意味しています。
奈良の”な”もこれであり、良は高良、磯良の良。
神、光を意味する言霊であり同じなのです。
☆3~☆8 < 物部と婿入りと卑弥呼 >
前回にも書いたように、饒速日命は、登美族に婿入りし、御炊屋姫と夫婦となっています。
彼らは「物部」の祖神として祀られ、登美にちなむ地名は奈良に多く存在します。
神話ではありますが、これは事実と思われます。
婿入りというワードからも饒速日命と対等。
神武天皇も彼なので、神話の「国を譲る」場面は、彼らの一族がまとまったことを意味しています。*2
神話では、饒速日命はその際、「天子の証」を見せています。
これが「日本の真相」のアロンの杖(十種神宝)に当たるものかもしれません。
☆8 < 卑弥呼は物部 >
饒速日命と夫婦になった登美族の御炊屋姫。
彼女は女神の天照、豊受、宗像神(市杵島姫命)です。
さらに筑紫に移動した後は、神功皇后。
筑紫の伝承では、甕依姫=日甕(ひみか)です。
御炊屋姫こそ、卑弥呼であると推察しています。
饒速日命と御炊屋姫から物部が始まった。
そうか。
それは、
二つの「物部」が一つになったということなのかもしれません。
だから、二人が物部の「祖神」なのかも。
前世だという夢の中で、饒速日命と出会っています。
彼らと同じ種族であったと感じています。
(「日本の真相 9 ~卑弥呼とトヨと物部と~」 へ つづく)
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