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2019年2月 6日 (水)

日本の真相 22 ~聖婚~

(「日本の真相 21」 の続き)

 

天照大神と卑弥呼とトヨ、伊勢神宮と籠神社と住吉大社の関わり。
住吉大社の、「住吉大神と神功皇后の関わり」の秘密とは。

ここで以前も書きましたが、
住吉大神は饒速日命であり、三輪山の神である大物主です。

かの神に関わると思われる三人の姫の名が神話にありました。

倭迹迹日百襲姫命と大日孁貴神と勢夜陀多良比売です。
この三人には共通点があると「日本の真相」にはあります。

 

日本の真相 4 から要約します。
http://g-village.net/iyasaka369/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%9B%B84.pdf

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<倭迹迹日百襲姫命>

奈良の箸墓に眠っているのは、古事記に従って第七代孝霊天皇の皇女、
倭迹迹日百襲姫だという。
(日本書記では崇神天皇の祖父、孝元天皇の姉妹である)

箸墓の謂れは、
”倭迹迹日百襲姫命は紀元前92年に崇神天皇に頼まれて、災害が続く理由を占った。
三輪山の大物主神が神懸かりして、我を祀れば国は治まる、と言われた。
姫は大物主の妻となったが、蛇の姿を見られた神は三輪山に帰ってしまった。
姫は箸でほとを突いて死んでしまったので箸墓という”

箸墓古墳は一般的に卑弥呼の墓と見られてる。
海部宮司はトヨの墓ではないか、と言われ、ここでも卑弥呼とトヨが重なっている。



☆「日本の真相」の著者は「倭迹迹日百襲姫命」の名は蘇りを象徴しているとしています。
 「百=もも=桃」
 「襲=蘇」黄泉の国からの帰り=蘇り、など。
 その「穢れ祓い(禊)」からうまれたとされる神に、住吉三神の名があります。

黄泉の国の穢れを払う際に生まれたのが、前述の住吉大社の海神達であり、
最後に天照大神とスサノオ(と月読命)が生まれた。
また「桃」の”兆”は”芽生え””古代の占いに於ける亀の甲を焼いてできる裂け目の形、
転じて、物語が起こる前触れ”の意であり、新たな誕生の前兆、ということであり、
”蘇り”は新たな誕生でもある。



<天照大神(大日孁貴神)>

古事記では、天照大神が機屋で神に捧げる衣を織っていた。
そこへスサノオが馬を投げ入れ、天照大神の侍女が驚き、梭(ひ)で陰部を突いて
死んでしまった。
日本書記では、侍女ではなく天照大神自身が傷ついたことになっているので、
両者を合わせると、天照大神自身が陰部を突いて死んでしまったことと同意である。

”神に捧げる衣を織っていた”のだから、最高神は天照大神ではなく他にいることを
暗示している。
天照大神は神に御奉仕する巫女的存在。

日本書記に於ける別名は大日孁貴神(オオヒルメノムチノカミ)であるが、
”孁=靈(れい)”は”霊”の旧字体で、音を示す”霝(れい)”の下に”巫=巫女”
があり、”神の降りてくる巫女”を意味するので、
”大日孁貴神”の真意は”大いなる日神が降臨する巫女”
という意味であって、”日神である女神”ではない。


                   *

つまり、記紀に於けるこの場面での天照大神の姿が、完全に倭迹迹日百襲姫命に
重ねられる。
そして、箸で蔭処を突くことなどあり得ないことだが、わざわざあり得ない話を創作する
ことにより、女神としての天照と倭迹迹日百襲姫命が同一であり、古代史の真相を
紐解く鍵としているのである。

また、天照大神が日神で女神ではなく日神が降臨する、すなわち、日神に仕える巫女。
ならば、それは”日巫女”とも書けるから、卑弥呼となる。


                      *

<勢夜陀多良比売>

勢夜陀多良比売は三島湟咋の娘。
真っ赤な丹塗り矢が比売の陰処に突き当たった。
それを持って帰って床の間に置くと、矢が麗しい神になった。それが大物主神。
2人は契りを結び、富登多多良伊須須岐比売(ホトタタライススギヒメ)が生まれた。
後にこの姫が神武天皇の皇后になった。

三島湟咋は、大山祇のこと。
大山祇の神は海部氏・尾張氏の神。

 

                      *     

(以下、掲載順を変えました)

また大物主神と同様、スサノオも蛇(八岐大蛇)に関わりがある。
つまりスサノオと天照大神の関係は蛇神と天照大神の結婚を暗示し、それは
それは蛇神とそれに仕える巫女との聖婚に他ならない。

倭迹迹日百襲姫命は神憑りとなって御神託を述べたりしており、
神に仕える巫女だから、これも日神=蛇神と巫女との結婚=聖婚を象徴している。

ならばスサノオにも日神としての性質が隠されていることになる。
そうすると、住吉大社では三海神が縦一列にまとまって海神を、その横に
日神=天照大神を象徴する神功皇后を配置することによって
「合わせ鏡」を示唆しており、それは両者の性質を併せ持つスサノオに他ならない。

*******************************************************************

この上にある「スサノオ」は「饒速日命」の方だと思います。
蛇神=大物主神である饒速日命。

日神でもある饒速日命と巫女との聖婚。

 

その神と聖婚したのが、上記の彼女らとされている人物です。


大物主神が饒速日命であり、住吉の神であるならば、
その者が「住吉大社」に伝わる、
住吉大神と関わりがあるという「神功皇后」になります。

これは、

「倭迹迹日百襲姫命と大日孁貴神と勢夜陀多良比売」
そう位置づけされてる者が「神功皇后(とされている者)」いうことです。

 

       
(「日本の真相 23 ~勢夜陀多良比売~」 へ つづく)

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