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2019年4月29日 (月)

日吉神社 ~日吉大社の元宮の一つ~

福岡県那珂川市の日吉神社。
最澄が比叡山の日枝大社に、猿田彦神を勧請した元宮になる。
                                     .                     .
Hiyo07_3

                                                                                   .
それをご由緒から知り、ここの神が日吉大社のもう一柱の神である大己貴神でもあると辿り着いたのだ。
                                                                              .Hiyoshi01

                                                                          .

地元では、猿田彦神として通っている。
那珂川市での、「猿田彦発祥の地」として、市のキャラクター「さるたくん」が活躍している。
しかし、神社庁に記録されている御祭神は、天御中主神、大己貴神、日子穂穂出見神など。

猿田彦命の名はない。

(他に、大山祇命、八雷神、菅原神、迦具土神、田心姫神、高淤加美神、闇淤加美神、手力雄神、宇賀魂神、表筒男神、中筒男神、底筒男神、須佐之命、天照大神)

猿田彦神とそれらの神は同神なのだ。

故に名が無くても、この地は猿田彦神の地。



最澄はこのお社から「大己貴神」を感じとり、(比叡山の)日吉大社へと勧請したのは間違いない。
(その頃はまだ、周知の事実だったとした方が良さそうだ)

日吉大社のもう一つのお社のご祭神、大己貴神は三輪山より勧請された大物主神。
猿田彦神と大己貴神(大物主神)は同神。
(大物主を大国主へと改変、または同一神とみなされ、大国主=大己貴神なので、大物主=大己貴神となった)

(「結びの山 ~その14 日吉の神とニギハヤヒ命~」)

(「筑紫の神の真相 3」)

三輪山の大物主神は饒速日命。

その饒速日命は高良の神でもあり、また天御中主神も彼であった。

                  .

彼が「高良の神」ならば、この地に彼の足跡がないか・・・。
そう思っていた。

                *


*注1 麻生隆延氏が、佐賀県の仁比山日吉神社からその三柱の神を勧請したとある。
仁比山神社の由緒には、844年慈覚大師が唐から帰った後、「日吉宮」の石額を発見し、朝廷に奏上。
比叡山の神威を感じた時の仁明天皇が比叡山の日吉大社の分霊を合祀し、朝廷の祈願所と決めたと。

最澄が九州より唐へ出発したのが804年。
亡くなったのは822年。
最澄が那珂川の日吉神社を比叡山の日吉大社へと「猿田彦神」を勧請したのは、慈覚大師よりも先の時代です。

最澄→那珂川の日吉神社から、比叡山日吉大社へ猿田彦神を勧請。
慈覚大師→比叡山日吉大社から、佐賀県仁比山日吉神社へ、天御中主神、大己貴神、日子穂穂出見神 を勧請。
麻生隆延氏→仁比日吉神社から、那珂川の日吉神社へ、天御中主神、大己貴神、日子穂穂出見神を勧請。

巡り巡って、最澄が那珂川の日吉神社から受け取った「神威」を垣間見たようだ。



( つづく )

 

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2019年4月23日 (火)

宝満山*月次祭と竈門岩と羅漢道

最後の桜を見に宝満山へ。
                                      .
Houman80

                                                                                      .
宝満山の麓、竈門神社の鳥居の側に御衣黄桜と八重桜が咲いてました。
                                        .Houman82

                                      .
福岡で一番人気のある山。
すれ違う人もたくさんいて、登山道のあちこちに花があったりします。
一番きつい百段雁木(ひゃくだんがんき)の前にも。
                                     .Houman83

                                              .                                              . 
頂上の上宮。
ようやく着いたと思ったら、神職さんが神事の準備をされてました。
月次祭だそうです。
毎月15日前後の11時過ぎからされてるそうです。
居合わせた方々と参加させて頂きました。

衣装は少し下った場所にあるキャンプセンターの小屋で着替えるそう。
荷物も持ってここまで上がってくるのはほんとに大変。

お社の裏でお昼ご飯を食べてから、「竈門(かまど)岩」を探しに出発。
九合目まで下がって、少し奥に入った場所にあります。
                                           .
Houman93                                                .
「仙竈」と刻まれた大岩。                                                                                                         

Houman95

                                                 .
大岩が3つ立ち並んでいる様子が、昔の竈のようだということで「竈門岩」
竈門山(宝満山)の名の由来の一つです。

神功皇后の出産の際、神がここで湯を沸かしたという伝承があります。  
この場所の少し下には、水を汲んで産湯にしたという水場「益影の井」も。
山全体に彼女の伝承があります。
                                         .
次は羅漢道へ。


Houman85
羅漢道の名の通り、登山道に石仏がたくさんありました。
宝満山は日本の三大祈りの山の一つ。
故に明治の廃仏毀釈の折に壊された石仏もあります。

ここ雰囲気が違う(パワースポットのような)と感じた場所に3体の石仏が。
手前の2つは石灰石で出来ているようで、御姿がほとんど分かりません。
                                              .

Houman86
姿は変わっても存在は変わらないんだと教えられたようでした。
                                        .
Houman87
再び、頂上へ。
山梨の花だそうです。
                                         .Houman88

                                                                                                  .
サイカチ(再会)の木
この木にも神功皇后の伝承があります。
三韓征伐の前に植えられて、戻ってきたら再び会おうと。

「そのもの」の木でもないようですし、身重で宝満山にはとても登られないので、本当の伝承が知りたい。
                                          .Houman89
                                                                                      .
シャガの花が群生していました。

Houman91

                                                  .
再び、麓の宝満宮竈門神社。
月次祭、見られて嬉しかったです。
ありがとうございました!

 

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2019年4月19日 (金)

筑紫の神の真相 3

「筑紫の神」
                 .
ここに上げるのはごく一部の神社です。
現人神社(福岡県那珂川市)・・・住吉三神
日吉神社(福岡県那珂川市)・・・猿田彦神
宝満宮竈門神社       ・・・玉依姫、神功皇后、応神天皇
六所宮             ・・・八幡大神、国常立尊、大物主神、豊国主命、宇賀姫尊、菊理姫尊
荒穂神社            ・・・鴨大神、八幡大神、宝満大神、春日大明神、住吉大明神、五十猛命
天拝山 荒穂神社        ・・・宝満大神、香椎大神、八幡大神、五十猛大神、春日大神、住吉大神
筑紫神社            ・・・白日別神(しらひわけのかみ)「筑紫国の国魂神」
                    五十猛尊、寳満大神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)、
筑前風土記          ・・・甕依姫
伊勢天照御祖神社 (高良山の方)・・・天照国照彦天火明尊、
天照神社            ・・・天照国照彦櫛玉饒速日命、布留御魂神
高良大社            ・・・高良玉垂尊、八幡大神、住吉大神
太祖神社            ・・・天照皇大神、志賀大神、住吉大神、八幡大神、聖母大神、宝満大神
志式神社            ・・・火明神(天火明命)
                 (伊野から移設された=伊野は「伊勢天照皇大神宮」)
                  その御祭神、天照大神、住吉三神、志賀三神は、火明神だということ)    
伊勢天照皇大神宮        ・・・天照大神、萬幡千々姫神、住吉三神、志賀三神
高良玉垂宮神秘書から   春日の神(武甕槌神)、常陸の神(武甕槌神)、勝馬神(志賀島の綿津海三神)
(筑紫ではないですが)
*奈良の三島神社     布留御魂神(布津御魂神)、国常立の神(艮金神)
*葵祭との関わりから   (「日本の真相 15 ~前編 葵祭と住吉神と神功皇后」
               上加茂、下鴨
               賀茂=金山彦 
                        .
決して、寄せ集めではない。
そこには、様々な事情により名前を変えられた、二柱の神の名があるだけなのだ。


天照大神、志賀大神、住吉大神、八幡大神、応神天皇、大物主神、布留御魂神、武甕槌神(武御雷神)、
豊国主命(豊国の神という事か)、鴨大神(加茂)、金山彦、春日大明神、五十猛神、火明神、
白日別神(しらひわけのかみ・筑紫国の国魂神)、国常立神・・・。

聖母大神、宝満大神、玉依姫、神功皇后、甕依姫、宇賀姫、菊理姫、市杵嶋姫

住吉大神、志賀大神、天照大神はいづれもニギハヤヒ命(櫛甕玉命)。

宝満大神が玉依姫であり、筑後風土記の甕依姫であるなら、
やはり神功皇后が「そう」なのかもしれないこと。

玉依姫(称号)であり、櫛甕玉姫であるミカシヤ姫。 

若杉山は月。
宝満山は日(陽)。

その関係は、まさに日と月。

                       *

住吉神が高良神であり、饒速日命であるのなら天照大神とは、彼の事。
最澄は応神天皇を、大物主神とみていた。
大物主神は、饒速日命。
応神天皇が、彼の子であり、彼自身でもある(とされている)ことの証。

かの神が饒速日命であるならば、神功皇后とされている人は、彼の妃、
ミカシヤ姫である可能性は大いにある。

筑紫風土記にある「甕依姫」
高良の神と行動を共にした神功皇后の名の一つ。

高良の神、饒速日命は、櫛甕玉彦。
櫛甕玉姫ともされているのが、彼の妃であったミカシヤ姫。

それは偶然ではない。
彼女は市杵島姫命としても祀られている。
                                                                 .
Mishima04_1

                             「三島神社」


筑紫には<饒速日命>と<神功皇后>の伝承が数多ある。
彼らがこの地に確かに存在したことだけは確かなよう。

 

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2019年4月14日 (日)

筑紫の神の真相 2

( 前回の続き )

宝満宮竈門神社から、龍王山の麓の六所宮へ神を勧請した最澄。

神を招いたならば、同じ神であるはず。
六所宮に<大物主神>の名を見つけた時は、やはりという気持ちだった。

最澄は、竈門神社から<大物主神>を感じとっている。
(知っていたのか)

               *
最澄は、日吉の神(猿田彦大神)を大物主神としても勧請していた。
脊振の麓、那珂川市の日吉神社の神を、比叡山の日吉大社の神として。
(「結びの山 ~その14 日吉の神とニギハヤヒ命」)
                                                             .
Hiyo07_4
                                                         「日吉神社」

日吉の神、猿田彦大神は、奈良の三輪山の大物主神であり、ニギハヤヒ命。
応神天皇は、八幡大神であり、ニギハヤヒ命でもある。
(「新嘗祭 と 住吉神 と ニギハヤヒ ~その2~」)
                                     ・
Hiyo06_1 

                                     日吉神社の猿像(天狗か何かが映ってるそうです)
                     .
そのニギハヤヒ命は、宇迦御魂大神(歳神)。

六所宮に一緒に祀られている宇賀姫。
宇迦(宇賀)神の妃ということなのだ。

そして謎多き、菊理姫。
神話にはイザナギ神がイザナミ神を求めた黄泉の国で、イザナギを助けたとだけある。
イザナギ神の禊に纏わる神(祓い)ということなのかも知れない。

住吉神もイザナギ神の禊で現れた神。

同じくその場面に登場する宗像三女神の一人、市杵嶋姫は<斎島(星)姫>であり、
大国主(住吉神)の妃であった。
(「市杵島姫の名の意味 ~斎星姫・蘇る神~」)

住吉の神がニギハヤヒ神ならば、ここで登場する菊理姫は市杵嶋姫と同神。

つまり、宇賀姫も菊理姫も、宝満宮竈門神社の神功皇后。

宇賀姫が宇迦御魂大神(歳神)の妃という意味ならば、
高良の神(住吉神、ニギハヤヒ)と夫婦であったという神功皇后の関係とも一致する。
(「神の鉾 5 ~月神と二つの珠と十種神宝~」)

 

そして、国常立尊。
艮の金神。
天理教の教祖中山みき氏が、かの神と邂逅した、今「おぢば」がある場所には「三島神社」があった。
ご祭神は、布留御魂神。
ニギハヤヒ命。
(「二つの伝承 9 ~日の神 と 月の神~」)

                *

宝満山竈門神社と、日と月の関係にある若杉山の太祖宮でも、「彼ら」のことは繋がっていた。
(「日と月 ~宝満山と若杉山~」)
天照皇大神、志賀大神、住吉大神、八幡大神、聖母大神、宝満大神

(「二つの伝承 8 ~五十猛命と甕依姫~」)から、
荒穂神社の、鴨大神、八幡大神、宝満大神、春日大明神、住吉大明神、五十猛命

筑紫神社の、筑紫の宮・白日別神(しらひわけのかみ)「筑紫国の国魂神」
  五十猛尊、寳満大神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)、

  「筑紫国の国魂神」は高良大社では高良の神。
  五十猛命と共に「ニギハヤヒ神」です。

筑紫の伝承にある甕依姫。

(「神の鉾 3 ~安曇磯良神~」)
高良の伝承では、春日の神(武甕槌(タケミカヅチ)神)
常陸の神、勝馬の神(志賀島・綿津海三神)の神は、同神とある。

(「伊勢天照御祖神社 ~福岡県久留米市~」)
(「天照神社(天照宮) ~福岡県宮若市~」)
これらの神社では、天照神が饒速日命として祀られている。
               


「高良大社」では、神功皇后が乗った船の舳先に現れたのは、イソラ神(高良玉垂命)とお聞きした。
彼は住吉神と同神だと。
人の前に現れ、以後、人として神功皇后と行動を共にした神なのだ。
更に高良玉垂宮神秘書には、物部の神だとはっきりとある。
彼は饒速日命なのだ。
高良玉垂宮神秘書 2 ~高良神は物部の祖神~)アメブロの記事

それが「現人神社」の名の由来になる。

  Arahito1                                          .
 ご祭神は、現人三神(住吉三神)。


                  
( つづく ) 
 

      

2019年4月12日 (金)

筑紫の神の真相 1

龍王山の麓には六所宮があった。
そこで引きつけられたのは、由緒書の内容。
                                         .
Ryuou04_2                                                                        . 
「六所」の名は祀られている六柱の神から。
由緒書きには、最澄が竈門山宝満宮に祈ったのが803年とある。
その後、宝満宮の神を、ここ六所宮に勧請した。

つまり、竈門山宝満宮から龍王山の麓へと神を招いたのだ。

竈門山とは宝満山のこと。
太宰府にある宝満宮 竈門神社。
ご祭神は、玉依姫、神功皇后、応神天皇。
*「宝満宮 竈門神社 ~福岡県太宰府市~


その神を招いたのだから、この六所宮の神は同じ神であるはず。

  <八幡大神、国常立尊、大物主神、豊国主命、宇賀姫尊、菊理姫尊>

それらの神と、竈門神社の<玉依姫、神功皇后、応神天皇>が。

最澄は、宝満山の神を大物主神と見抜いていた。
応神天皇(後に父子一緒くたにされてる)が八幡神であり、ニギハヤヒ神である大物主神だと。
                               .
( つづく )
                
                               .
ようやく一記事上げます。
書いてる内に仕様変化に気を取られて、何を書いてるのか分からなくなる^^;                .

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