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2019年5月10日 (金)

雷山の鬼と神功皇后 ~脊振山系分割縦走 3~

脊振山系分割縦走の2回目は、雷山から脊振山。
                   .

Screenshot_202308041406202
                                                                               .
雷山にも神功皇后の伝承がある。
中腹にある層々岐野(そそきの)という草原で、三韓征伐の為の兵を集めたとされている。
(上の写真が層々岐野)

 

だが、これには幾つかの疑問がある。

*羽白熊鷲がいたとされる朝倉から雷山まで、今の道のりで往復約160キロ。
こんな遠くの地で兵を集める根拠がない。

*層々岐野はその朝倉の方だともされている。

*浮嶽の白龍の子の為だけに、こちらへ来たというのも無理がある。
(浮嶽は身重では登れない山)

 

それらの疑問が解消される、理由が一つあった。

昔、雷山の頂上付近は魔所と呼ばれ、村人が近づかなかったそうだ。
頂上に鬼がいたという伝承もある。       

Screenshot_202308061045482                                                

神功皇后は、この山にいたその「何者か」を退治する為に来たのでは。

Screenshot_202101011717053_20230808151501 地図1*雷山から脊振縦走
*地図はYAMAP


左(西)側の赤丸が雷山頂上。

頂上の前の少し平らな場所(地図2の2の箇所)に、雷山上宮がある。
神功皇后が「天神五代、地神七代」を祀った。


これは、大根地山のご祭神と同じ。
大根地山 登山~ 福岡県~

羽白熊鷲を退治する為に祀られたものだった。

Screenshot_202308041405552上宮

では、雷山山頂にも羽白熊鷲がいたのだ。
それが「雷山の鬼」。

ゆえに、彼女はここに神を祀った。

 

浮嶽には名を変えられた高良神が祀られていた。
彼らは共にこちらへ来ていたのだ。

羽白熊鷲は何カ所にも現れていたことになる。
それが高良玉垂神秘書で、異類と呼ばれるもの。

「イルヰ」がそこ(雷山の頂上)に居たからこそ、ここに神を祀ったのだ。

上宮に鬼がいた。
それが高良玉垂神秘書で異類と呼ばれるもの。


Screenshot_202101011636566 1の紫で囲ったのが、雷山の層々岐野。

雷山登山口から登り、2の上宮を経由して1の層々岐野へ行き、雷山頂上(右下の山マーク)へ行くならこのコース。

片足幅もないような道や鎖道、這って行くような道もある。
こんな道を身重では通れない。

途中にある三角の赤いマークの道は、後の車道。

 

右側(東)の赤丸が脊振山頂上。
脊振山にも神功皇后は登っていた。


( つづく )

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