伏見神社 ~岩戸神楽~
半月も前になりますが、神楽の記事をUPします。
毎年、7月14日の19時から行われる岩戸神楽。
福岡県那珂川市山田にある伏見神社で奉舞されます。
去年の神楽から、改修され新しいお社になりました。
「岩戸」はこの地区にあり、神話の里だと語り継がれてきました。
中でもこちらは、岩戸神楽の原型を留めたもので、代々、神官しか舞うことを許されないものでした。
世襲制が廃止された後、氏子らにより珍楽社を結成。
毎年、祇園祭の夜に奉舞されます。
子供達の神楽の後、大人の神楽が始まります。
神楽の初めに舞うという「神宮」
「敷蒔(しきまき)」
枡の中に米を入れ、遠心力で落ちないようにくるくると舞います。
とっても難しいそう。
「事代」
見立ての船に乗り、恵比寿さまがやってきます。
「荒神」
赤ちゃんが抱っこされ、無病息災を願い、神前で祝福を受けます。
「四神」
火、水、地、風、そして四季の神を表しているのかと思います。
こちらの「赤鬼」も神前で赤ちゃんを抱っこし、神前に連れていきます。
「榊」
場を清めます。
ここから、「岩戸」
神話の岩戸を表現します。
思兼命と素盞鳴命。
天鈿女命が舞います。
天手力男命が岩戸をくまなく照らします。
今日の夜は、現人神社、伏見神社、日吉神社で夏越祭があります。
*
伏見神社 * 神楽 去年の神楽「磯舞」が奉舞されました。
岩戸神楽 ー伏見神社ー 福岡県 2013年の神楽。
今年と同じ「岩戸」が奉舞されました。
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こんばんは!
おー、神楽ですか。 私の好きなもののひとつです。
でも、地域によって舞も異なるし、お面も違ってきますね。
そちらの天岩戸、スサノオさんのお面が面白いです。
お笑い芸人みたいだなと思っちゃいました(失礼)
こちらの方も11月に夜神楽が催されますが、荘厳の
一言です。
岩戸も行われますが、こちらのアマノウズメさんは、ワイルド
なパンクヘアです。
でも、神楽は日常を忘れ、幽玄な世界に浸れるひと時ですね。
いつまでも残って欲しい、日本の文化だと思います。
投稿: たろ | 2019年7月31日 (水) 22時42分
たろさん、こんばんは(*^^*)
神楽を初めて見たのが、自分の住んでいるこの土地だったので、
こんなに素晴らしいものだったのかと感動しました。
とても素朴で、土地の神への感謝が伝わってきたり、
見ている人も参加していたりと、心温まるものでした。
こちらの面は「能面」だそうです。
神楽で使われるのは珍しいそうです。
他の土地の神楽も見てみたいです。
投稿: 弥沙 | 2019年8月 1日 (木) 20時53分
こんばんは!
私が子供の頃に住んでいた若松の蜑住にある「戸明神社」は、天手力雄大神を祀る神社です。
天手力雄大神を祀るのは、福岡県内では唯一この「戸明神社」なんだとか。
大相撲のお相撲さんにも、この神社を信仰している人が多いと聞きました。
私の七五三もこの神社でしたよ。
子供の頃は、境内が遊び場でした。
現在は、小学校の同級生が神主だと思います。
天手力雄大神・・・。
このブログの伏見神社とも関係があるのかも知れませんね。
投稿: FUJIKAZE | 2019年8月 4日 (日) 21時54分
FUJIKAZEさん、こんばんは^^
戸明神社、ネットで見てきました!
なかなか雰囲気の良いとこですね。
岩戸の戸を開けた神様だから戸明なんですね。
運も開かれそうで、娘の合格祈願にも行ってみたいです。
神話の発祥地は北部九州だと思ってるので、
もしかすると関係あるかもしれませんねv(^^)
投稿: 弥沙 | 2019年8月 5日 (月) 20時37分