宝満山*テン泊2回目 その2
( つづき )
3時頃、数人の声で目が覚めました。
テントから出てみると管理人さん方。
上宮の辺りで、盛大に火を燃やしてると。
確かに大きな光が見えました。
「何をやってるんですかね?」
と話をしていたら、管理人さんが、
「あれは、護摩壇じゃないかな。前にも一度あった」
翌朝行くと、お酒とお供え用のお餅が等間隔で並べられていたそうです。
「行って見たいのですが!」
「いや~、やめた方がいいよ~密教なら人に見られちゃだめじゃないの?」と。
と、行くのを止められ我慢。(そうなの?)
護摩行ならお邪魔ですね。
しばらくの間、その火に見入ってました。
と、何かが見えた(頭の中で)ような気がしたのですがよく分からず。
こういう時の答えは、いつか分かるかもしれないのでそのままに。
その後、ふっと明かりが消え、ヘッデンの明かりが10個ほどチラチラと見えました。
まだ朝日目当ての早朝組は登ってこない時間です。
ここは宝満山。
今でも祈りが生きてる場所なんですね。
翌朝。上宮へ。
見事な曇り!
やっぱり、先日の朝日は稀なことなんですね。
キャンプセンターに下りてきました。
昨夜、靄っているあの上の上宮で火が灯されていました。
でも頂上にはそんな跡も無く。
綺麗にされて行かれたようです。
頂上で会ったご家族が、裏(キャンプセンター)から下りて行きたいと言われるので、
女道への分岐点まで案内。
そこはまっすぐ行けば、正面道へ出られる分岐点。
登山経験が無いのに、地図なし、GPSアプリなし、方位磁石なし、(多分下調べなし)で
気軽に山に来られるのはさすがに危ないと思います。
最近、気が付きましたが、結構こういう方おられます。
宝満山のような福岡で一番の人気の山でも、登山道は無数にあり、遭難事故は起こっています。
予定より2時間遅れて下山。
正面道を下りて、麓の竈門神社へ。
ご挨拶。
ここで会った方が近所の方らしく、
「テン泊?」と声をかけてくださってしばらくお話。
宝満山は雪のテン泊もいいよ~と。
結構な人がテント張るそうです!
雪もありですね^^
その時は昭和の森からかなぁ。
石段が凍ると怖い。
ほのかに色づいていました。
宝満山の紅葉はこれからです。
この後、車をデポした昭和の森まで車道を7キロ歩いて戻りました。
素敵な夜をありがとう!
また何度も来ます!
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