嘉穂アルプス 縦走 ~羽白熊鷲の山 2~
( つづき )
馬見山山頂までたどり着きました。
ここには、出来たばかりの避難小屋があります。
ここに来たかった理由の一つ。
古処山山頂で、偶然ここを建てられた方のお一人にお会いして、お話をしてたので
感慨もひとしお。
中はとても立派です。
靴のまま入れる机のコーナーが手前にあります。
この時点で13時。
お昼にしました。
なかなか良い感じの小屋です。
福岡は低山ばかりなので、こんな小屋自体少ないのです。
と、登り始めた頃にグループで一緒になった人に、偶然再会。
ぜんざいを頂いたりして話し込みました。
気づくと14時近く。
バスが15時48分。
普通に歩いて2時間半以上の距離です。
お別れして、ここから急ぎました。
ピストンする人はここから古処山へと戻ります。
縦走してきた山々です。
この後、林道を走って下山。
始発の小石原に停まっていたバスに乗り込んだのが、15時47分。
ギリギリでした。
これを逃すと2時間後のバスしかありません。
お正月に、那珂川の現人神社で頂いた「健脚守り」。
こうまでしても山に登りたいんですね~^^;
小石原から、杷木で乗り換え、朝倉の甘木へ。
「裁判所前」甘木簡易裁判所の近くのバス停で降りて10分。
車をデポした甘木公園に着いたのが、18時近く。
家に着いたのは19時でした。
古処山(こしょざん)は嘉穂アルプスの西端。
福岡県朝倉市秋月。
羽白熊鷲が住まわった山です。
神功皇后は冷水峠の「羽白熊鷲」を退治した後、こちらに向かいました。
”それ”は一族の名称でも個人名でも無かったのではないか?
そう思っているのです。
こちらは東が右の案内板。
ほぼ真ん中の下の方にある赤い印が、古処山の登山口。
そこから東へ縦走しました。
西側、看板の上部左端が先日の冷水峠。
神功皇后の軍はそこから繋がる道(上の地図の赤線)を通らずに一旦南に下って、
大回りをしてここまで来たようです。
その後、私が車を停めた今の甘木公園の中で退治したと伝わってますが、
社などはないのです。
(「神功皇后行軍路① ~大根地山から砥上岳 その2~」)
(「神功皇后行軍路 ③ 砥上~栗田八幡宮~目配山周回 その1」)
(「神功皇后行軍路 ④ 大己貴神社~目配山~秋月へ その1」)
« 嘉穂アルプス 縦走 ~羽白熊鷲の山 1~ | トップページ | 牛斬山 周回 その1 ~気配~ »
コメント