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2020年4月 9日 (木)

「古代史の謎」 4 ~豊受大神は神功皇后~

籠神社の御祭神、天火明命(饒速日命)と共に祀られている「豊受大神」とは?
伝承から探っていく。


天火明命は、伝承の塩土老翁。
(彼が饒速日命であり、住吉大神。豊受大神は彼と夫婦。)


塩土老翁は、「海幸彦山幸彦伝承」に登場していた。

 

その中で、山幸彦は豊玉姫から、
潮満瓊(しおみちのたま)・潮涸瓊(しおひのたま)を授かっている。

その二つの玉と同じものを授かる伝承が、福岡にもある。
これらの話の元は同じであり、同じ神の由緒を示唆するもの。

では、福岡では誰に繋がる?

 

☆「宗像大社の伝承」
神功皇后が新羅に向かう時、豊玉姫が海の神から
潮満瓊(しおみちのたま)・潮涸瓊(しおひのたま)を授かる。


☆高良大社の高良玉垂神秘書には、
神功皇后が三韓征伐の時、豊姫が海の神から満珠・干珠を授かる。
(潮満瓊(しおみちのたま)・潮涸瓊(しおひのたま) と同じ意味)

Dsc_0889_20200425113601(高良大社)

☆志式神社の磯良舞もその伝承とほぼ同じ物。
神功皇后、武雄宿禰、淀姫、海神(磯良神)が登場して、満珠・干珠を授かる。
(「神の鉾 3 ~安曇磯良神~」)


那珂川の伏見神社の神楽にも「磯良舞」があり、志式神社の神楽とほぼ同じ内容。
(「伏見神社・祇園祭 ~磯羅舞~」)
(「伏見神社 * 神楽」)
こちらの磯良舞しか見てないが、志式神社と同じ神が登場。

Kagura15-1                     (伏見神社の磯良舞)

那珂川の伏見神社の御祭神は淀媛命、須佐之男命、大山祇神、神功皇后、武内宿禰。
(祇園の神として須佐之男命が祀られているが、これは饒速日命)
(「卑弥呼の墓 その2 ~祇園の神~」)

淀姫は神功皇后の妹とあり、干珠満珠を求めた神なので豊玉姫。
実際、伏見神社の神楽に登場する神は、豊姫だ。


だが、彼女は妹ではなかったのだ。

                 *

< 高良の神と豊比咩大神  >

 

「古代史の謎」では、豊比咩大神は高良大社の御祭神とある。
調べると、大社内の御客座という所に、その名が。
大社に合祀されたのだ。

また、彼女は高良玉垂命と夫婦との説がある、とWikipedia。

一方、「高良玉垂宮神秘書」では、住吉(底筒男)神と神功皇后は夫婦。


ようするに、大社に合祀の豊姫は彼女なのだ。

☆違うのならば、后を差し置いて祀らないだろう。
祟られる。

 

高良玉垂宮神秘書には、住吉三神は別々の人物として書かれている。
(「神の鉾 2 ~高良玉垂宮神秘書~」)


長男の表筒男は、神功皇后の妹・豊姫と夫婦。
三男の底筒男は、神功皇后と夫婦。

しかし、豊姫と神功皇后は同神であるので、住吉三神もまた同神。



高良神は住吉神なので、神功皇后は豊姫なのだ。

 

< 籠神社と高良大社 >

では、まとめるとこうなる。

前回も込みで

天火明命=饒速日命=塩土老翁=住吉神=伊勢の内宮の神。
(彼が饒速日命であり、住吉大神。豊受大神は彼と夫婦。)

豊受大神=市杵島姫命=豊玉姫=豊姫(大社合祀)=神功皇后=外宮の神

 

補足。

塩土老翁=住吉大神であり、豊受大神と夫婦。
住吉大神は、神功皇后と夫婦(住吉神社)

高良神(住吉神)は、神功皇后と夫婦。
高良神は豊比咩大神と夫婦ともある。


この矛盾は同神ゆえ。



また、宗像大社の御祭神の一人は、市杵島姫。
籠神社の御祭神と同じ。


籠神社の市杵島姫は(宗像神)は神功皇后となる。

天火明命は饒速日命であり、高良神なのだ。


                *   


神功皇后のまたの名は「息長垂姫命」。
住吉の神である「高良玉垂命」と対になる名がある。

住吉の神(饒速日命)から玉を「垂れた(授かった)」故。
(「魂須霊 3 ~高良玉垂神と息長垂姫の名の意味~」)


 
これらの伝承は、海の神である高良神(住吉、饒速日命)から、十種神宝(玉)を授かった「彼女」の話。



現人神(住吉神)である饒速日命から、神功皇后は「直接」、二つの玉を手渡された。
他の誰かがもらってたのなら、こんな伝承は残らない。

彼らは同じ時代を生きていたのでだ


( つづく )

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