饒速日命を求めて ⑭ ~三輪山の神の気配~
二日目の夜のこと。
不思議なことがありました。
三輪山へ登り、聖林寺へ行き、饒速日命をモデルと言われる十一面観音様にお会いした夜です。
ここしばらく、左膝が痛い。
なのに、一日目に生駒越え22キロ、今日の昼間は三輪山へ登ったので、膝にきました。
生駒越えは、テン泊縦走並みの10キロのザック背負って。
今日は特に痛い。
左太ももから痛い。
昼間は痛くなかったのに。
次の日は山の辺の道を、そのザックで歩く予定です。
大神神社から石上神宮まで20キロ近く。
どうしても”繋げたい”
明日、行けるかな。
でも、歩く以外考えてないしな。
普段は40キロまで歩けるので、その半分の距離。
山じゃないし、なんとかなるだろう。
そんなことを思いながら、床に就きました。
寝つきは恐ろしくいいので、すぐに熟睡。
*
(その時の自分の感情、思い、感じたことを隠さず記します)
ん?
違和感を感じて、意識がはっきりとしました。
目は開けていません。
部屋の中の空気が違う。
ピンと張り詰めたような。
それが「これから起こる」ことの前触れに感じて、一瞬身構えました。
と、ふわっと何か大きなものが、体に覆いかぶさりました。
手?
大きな手です。
温かく大きな手。
私の体全体を覆う程の。
感情がたくさん流れ込んできました。
<愛しい、懐かしい>
これは三輪山の神か。
この気配。
やっぱり、リュウじゃないか。
気配の元は、三輪山から流れてきてるようでした。
「前世の彼」が例え饒速日命と後世で言われる人であっても、彼と「神」とは別のものです。
神は人にはならないのです。
・・・でも、もしかすると「カケラ」くらいはあるのかもしれない。
そう思うには充分でした。
今までだって(住んでた時期あるし)、何度も来てたのに何故、今?
・・・そうか、時期という物があるのか。
一瞬で、色んな思いが頭の中を駆け巡り、後はじっとしていました。
大きな手は、頭をなでなでした後、左膝を優しくさすってくれました。
そこが温かくなっていき、痛みが引いていきます。
痛いとこ治してくれてる。
そういや、レイキ自分にはしなかったなぁ。
”三輪山の神の手”は、長いことそうしてくれました。
・・・"その手”は、確かに私を励ましてくれていました。
しょうがないな、もうちょっと頑張るよ。
〇〇があなたの名で良かったよ。
この名じゃなかったら、とっくに放り出してたよ。
偶然じゃありえないと思い知らされる。
”これ”は自分が選んだ道だ。
そうしたかったんだと思える。
”これ” は "私の願い” だ。
もう少し頑張るよ。
次の世でも逢ってよね。
ありがとう。
大きな手は、最後にほおを撫でてから、来た時と同じように、ふわっといなくなりました。
いなくなった後でも、同じ気配が三輪山から流れてきていました。
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こんばんは!
本当に治りそうですか?
無理はせずにバンテリンでも塗って、休んだ方が良いですよ。
山を歩けなくなったら、悲しいですよ。
投稿: FUJIKAZE | 2021年2月13日 (土) 18時35分
FUJIKAZEさん、こんばんは(*^^*)
この日以来、すっかり痛くなくなりました!
がんがん歩いてます(//∇//)
奈良に行ったのは11月の終わり。
宝満山の難所ヶ滝まで雪道を往復33キロを歩いたのもこの後、1月です!
そう言えば、本当にあれからずっと左足痛くないですね!(*^。^*)
投稿: 弥沙 | 2021年2月13日 (土) 18時57分