狭井神社の市杵島姫命神社 ~御炊屋姫を追って ⑤~
続きです。
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再び、奈良の旅へ。
二日目、二度目の三輪山。
その朝に狭井神社の境内にある「市杵島姫命神社」へ。
御祭神 市杵島姫命。
三輪の神は、饒速日命。
市杵島姫命は、彼の后の御炊屋姫であるから、ここに祀られているのです。
市杵島姫命、いちきしま姫みこと。
いちきしまは、斎(祀るの意)島。
それ故、彼女を祀る社の多くは、池を築き、その中に島を造り社を建てています。
島は古語では、星と同じ意味。
彼女は、星の神を祀るもの。
饒速日命は星の神=海の神。
(星は、海人にとって船の道を示す守り神)
彼は、石上神宮の布留神。
布留は、隕鉄から作られた剣の意味があり、星の神そものものの名です。
市杵島姫命の名は、「饒速日命を斎く者」の名でもありました。
その市杵島姫命が弁天様。
ということは、同じく弁天様として祀られる、櫛玉比女神社に祀られている「御炊屋姫」。
彼女は、市杵島姫命でもあるのです。
(最後にまとめます!)
( つづく )
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