廣瀬大社 と 豊受大神 ~御炊屋姫を追って ⑩~
(☆→御炊社*大神神社の豊受大神 ~御炊屋姫を追って ⓽~)
奈良県北葛城郡河合町川合にある「廣瀬大社」。
「広瀬」の地名から、この社が浮かんだのです。
もしかしたら、同じなのでは、と。
「櫛玉比女命神社」の旧地名は、広瀬郡弁才天。
櫛玉比女命は、饒速日命の后、御炊屋姫。
弁財天であり、市杵島姫命、豊受大神でもありました。
「廣瀬大社の主祭神」
主祭神 若宇加能売命(わかうかのめのみこと)
下記サイトより
社伝では、伊勢神宮外宮の豊宇気比売大神、伏見稲荷大社の宇加之御霊神と同神とされる。
廣瀬大社(廣瀬神社) | 奈良観光JP
http://xn--54qt8q919aucg.jp/hirosetaisha/
下宮の神は豊受大神。同神です。
相殿には、櫛玉比女命、穂雷命。
やはりありました。
櫛玉比女命の名が。
(弁天池のようになってた。)
「大神神社」の末社、「御炊(みかしぎ)社」にも祀られていました。
櫛玉比女命は、櫛玉饒速日命の后、御炊屋姫。
彼女は、豊受大神と同神でした。
同じく相殿に祀られる穂雷命。
武御雷神のことであり、饒速日命です。
春日神(武御雷神)、鹿島神、高良神(福岡久留米)を祀る社は、物部氏の祖神を祀ります。
(「神の系譜 3 ~言霊から*天照は磯神・いそのかみ~ 」) amebloのブログ
内宮の天照大神です。
豊受大神とは夫婦神だから、一緒に祀られているのです。
この図は、「大神神社」とその摂社の「御炊社」と同じです。
< 広瀬 >
☆広瀬の弁天さま、「櫛玉比女命神社」。
御祭神、饒速日命の后、御炊屋姫。
「弁天様」と呼ばれており、昔の名は広瀬郡弁才天。
下記の記事から、櫛玉比女命=御炊屋姫=弁財天=八大龍王弁財天=市杵島姫命=厳島の神(市杵島姫命)
(「御炊屋姫を追って ⑥ ~ 八大龍王弁財天~厳島神社へ ~)
☆村屋坐彌冨津比賣神社から、大物主神の后、三穂津姫は御炊屋姫であること。
(物部の子孫が祀る)
その摂社の「物部神社」は、市杵島姫神社と言われており、弁天さんとも言われていること。
大物主神の后=三穂津姫=市杵島姫命=弁財天
☆「御炊社」から、御膳津神(みけつかみ)=伊勢の外宮の豊受大神=御炊屋姫。
(「御炊屋姫を追って ⑨ ~大神神社の御炊社の豊受大神~)
これらを全部まとめて、
櫛玉比女命=御炊屋姫=弁財天=八大龍王弁財天=市杵島姫命=厳島の神(市杵島姫命)=御膳津神(みけつかみ)=伊勢の外宮の豊受大神。
と繋がりました。
「前回」にもあった「籠神社」から分かったこと、
天火明命=塩土老翁=住吉大神
市杵島姫命=豊宇賀能売命=豊受大神
(「「古代史の謎」 3 ~饒速日命は住吉大神~)
と、同じなのです。
☆また、御炊屋姫は、織姫であり、瀬織津姫でした。
(「神功皇后の伝承地 10 ~織姫と市杵島姫と神功皇后~)
御炊屋姫=織姫=瀬織津姫=市杵島姫命=豊受大神
内宮の天照大神である饒速日命に多く名があるように、
外宮の豊受大神である御炊屋姫にもありました。
これが< 分御霊(わけみたま) >
分霊、です。
( つづく )
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