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2021年12月11日 (土)

村屋坐彌冨津比賣神社*物部の祖神と弁天様 後編~ 御炊屋姫を追って ⑧~

☆→村屋坐彌冨都比賣神社*物部の弁天様 前編 ~御炊屋姫を追って ⑦~) のつづき

村屋坐彌冨津比賣神社の摂社、物部神社。
そこには、宮司さんの祖先が祀られていていました。

物部氏は、饒速日命と御炊屋姫に連なる一族。

摂社の神は多くが、同神です。
故にこの社の、大物主神と三穂津姫は、饒速日命と御炊屋姫。

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また、神社のHPにはこの物部神社が、「市杵島姫命神社」とも呼ばれているとあります。

物部神社 | 村屋坐彌冨都比賣神社 (murayajinja.com)

この神社は塀で囲われ、池に浮かぶ島のように見えることから弁天信仰が起こり、市杵島姫神社(弁天さん)とも呼ばれている。
(上記HPより)

「市杵島姫命」は弁天様と習合され、その多くは「池に浮かぶ島」の中に社を造るのです。

市杵島姫命の名の由来が「斎き島」だからでした。
島を斎く(祀る)者。(古来、島と星は同義語)
「星の神を祀る者」の名です。

その星神の名は石上神宮の布留神、大神神社の饒速日命(住吉神でもある)です。
御炊屋姫は彼の后でした。

池に浮かぶ島のように見えるから市杵島姫命神社と呼んだのではなくて、彼女が市杵島姫命(弁天さん)であるから、池に浮かぶ島の形にしたのです。

 

< 三輪山の市杵島姫命 >

市杵島姫命神社は、大神神社の摂社、狭井神社にありました。

夫婦神は、同じ境内か摂社に祀られます。
大神神社の神の大物主神の后が、市杵島姫命であるのです。

(「御炊屋姫を追って ⑤ ~狭井神社の市杵島姫命神社~)

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池の中に島を造り、社を建てています。

三輪の大物主神は饒速日命。
籠神社には、饒速日命と市杵島姫命は夫婦だとあります。

この境内の様子は、まさにそれを示しています。

では、市杵島姫命と御炊屋姫、二柱の神が弁天様と呼ばれてることになります。

 

< 御炊屋姫 >

御炊屋姫を祀る社は、村屋坐彌冨津比神社の「物部神社」の他に、「櫛玉比女命神社」があります。

そこには弁天池は無いのですが、ここもまた弁天様と呼ばれていました。
彼女も饒速日命の后です。

☆「櫛玉比女命神社」
旧地名は、「広瀬郡弁才天村」

(「御炊屋姫を追って ② ~櫛玉比女命神社・弁財天~)

20210402162630_img_5508_20211203203301

饒速日命と同じく、彼女にも数多の名があります。

しかし、市杵島姫命と御炊屋姫の他に、「弁財天」と呼ばれる者はいません。
二柱が同神であることを、強く示唆しているのです。

さらに、同じ社に配祀、摂社、末社などに祀られている神は同神。

大物主神=大神神社=饒速日命
三穂津姫=御炊屋姫=市杵島姫命=弁財天

ならば、狭井神社の市杵島姫命神社は、御炊屋であるということです。

Dsc_0469_20220417125701

上が御朱印。
幾つも種類があります。

絵馬は宮司さんが描かれたものです。
守屋さんと言われるのですね。

社名の、村屋は守屋。

<守屋に坐ます>

守屋の(心の)中にいるという意味もあるのかもしれないですね。

 

この後、宿に戻る途中で、桜井市大西の「市杵島姫社」へ。
(地図の7)

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二日目の行程、地図です。

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(地図はYAMAP)

1、狭井神社(市杵島姫命神社)
三輪山登拝
2、八大龍王弁財天
3、檜原神社
4、神御前神社、厳島神社、富士神社
5、箸墓古墳(UPしてない)
6、村屋坐彌冨津比賣神社
7、市杵島姫神社(桜井市大西)
4の周辺の道路は狭く、駐車スペースがないです。
どこか停められるとこに停めて、歩いてきた方がよさそうです。




( つづく )

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