ブログ村に参加してます!ぽちっとお願いします

*このブログについて

  • amebloにもサイトがあります。 そちらに載せる時に加筆したもの(後に分かったこと)を、改訂版として再びこちらへUPしている記事もあります。
2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

amebloリンク

無料ブログはココログ

☆ブログからの引用などについて☆

  • このブログの考察、写真、イラスト、考察などは、管理人に著作権があります。無断転載は御遠慮ください。

« 筑紫島の四つの面 3 ~建日別・熊襲の正体~ | トップページ | 筑紫島の四つの面 5 ~饒速日命と神功皇后の伝承地~ »

2022年4月 1日 (金)

筑紫島の四つの面 4 ~建日向豊久士比泥別~

<建日向豊久士比泥別>(分かりやすく改訂)

それは、脊振山系を含む一帯となる。
「たてひむかとよくじひねわけ」と読まれているが「たて ひむか とよ くし ひねわけ」。

振り返りとして、筑紫島の四つの面の他の三つを記載。

Kaimen22_20230518105801

(海面上昇シュミレーションシステムより。
自分が推定するAD200年頃の北部九州「筑紫島」

「筑紫島の四つの面」の内、

白日別が高良大社のある地。
豊日別が彼の后である豊姫であった。

大社には豊姫が合祀されている。
高良玉垂宮神秘書では、高良神の后は神功皇后。

后以外を共に祀らないので、彼女が豊姫。

高良神と神功皇后は、羽白熊鷲を退治していた。

この本拠地が「建日別」である朝倉一帯。

では残る一つが、建日向豊久士比泥別なのだ。

 

ここには脊振山がある。

二龍が背を振る山。
また二龍が降ったとされる。

神話の「降臨」とはその地におられた、または社を勧請し、土地の神となったことを意味する。
その地の神奈備山に祀られる。

故に、その山に「降った=神が降臨した」となる。

 

二龍の一柱が饒速日命であり、もう一柱は神功皇后(御炊屋姫)。

「くしふる」は、奇振(くしふる)岳。

「くし」は、「奇(くし)」。

人間に不思議な奇跡をもたらすもの、神の力を感じられるものという意。
神秘的な力のある神が振った山。(神が降臨した意味)

 

また、ふるは、布留神を示す。

櫛布留(くしふる)岳。
櫛玉饒速日命の名、そのままだ。

 

Sehuri01(背振山山頂の脊振神社 上宮。
後ろはメロンドーム(自衛隊レーダー)

よって豊久士の、豊姫、久士は櫛=櫛玉饒速日命。

神話のクシフル岳「韓国に向かう筑竺の日向の高千穂の久士布流多気(くしふるたけ)」も、脊振山のこと

櫛も布留も饒速日を意味する。

建日向豊久士比泥別と同じ意味になる。

 

☆脊振の神

脊振には毘沙門天と弁財天が祀られている。
弁財天は神功皇后が祀ったとされるが、彼女自身。

後の世にそうされたのであろう。

毘沙門天は高良神と習合。
これが物部の神である、饒速日であった。

高良玉垂宮神秘書 2 ~高良神は物部の祖神~)アメブロの記事。後にこちらにも書く

高良玉垂宮神秘書 4 ~三種の神器と神紋~

弁財天は市杵島姫命。
彼の后の御炊屋姫は、唯一弁財天と呼ばれている。

「呼ばれ、地名」には必ず意味がある、御炊屋姫が市杵島姫命。

御炊屋姫を追って ⑪ ~広瀬と弁財天と女神の天照~

 

よって、毘沙門天は高良神であり、櫛玉饒速日。

弁天は神功皇后であり、市杵島姫命である御炊屋姫。

これが大社に合祀の豊姫。

 

彼らが、久士と豊である。

 

< 二柱の龍神 >


彼らはそれぞれ龍神としても祀られている。
二つのリンク先へ。

(「古代*奈良湖と裂田溝 2 ~三輪山のヘビは竜~」)

(「御炊屋姫を追って ⑥ ~八大龍王弁財天~厳島神社へ~」)

高良神は、綿津見神でもあり、志賀海神社に祀られている。

佐賀の八大龍王社の社は綿津見神。

 

「二龍が背を振う」

この地に祀られているのがその二柱であり、全て彼らに繋がる。

 

<筑紫の日向>

天孫が降臨したという「筑紫の日向の高千穂の久士布流多気」。
それはこの「建日向豊久士比泥別」にある脊振(山系)。

高千穂は、稲穂を高く積んだようにの意。
今の日向という認識の宮崎ではない。

建日向豊久士比泥別は、筑紫島にある四つの面の一つ。
彼らのいた地が筑紫島。


そうでなければ、「身一つで面が四つ」の言葉が説明できないのだ。
それは高良大社辺りから見た当時の様子であり、だからこそ、この地。

ならば、天孫降臨の地はそこにある。

 

< 儺の国(奴国) >

奴国と、魏志倭人伝にある儺の国は、那珂川。

その地には、それを示すものがあった。
(詳細は下記、リンクへ)

☆真の道・・・「笠沙の岬まで真の道が通じていて(有真之道通笠紗之御前)」

(「結びの山 その11 ~天孫降臨~」)

☆「底津岩根」は安徳台。(神が住んだという)
☆「橘の小門の阿波岐原」の地形と名前。(イザナギ神の禊の地)
☆「岩戸」の地形と名前。

☆住吉の元宮である現人神社。
(「現人神社(住吉の元宮) ~福岡県那珂川市~」) 

イザナギの祓いで生まれた神。
それが住吉神である饒速日命。

☆高良神(住吉神)が若い頃にいたという猫城嶺。
(「那珂川は饒速日命(天照・住吉・高良神)の生誕地」)

☆神功皇后の伝承。
(「裂田神社と裂田溝(さくたのうなで)~」)

神功皇后が、「三韓征伐の時に助力を受けた神」に逢いに来て、その神の神田を造った。
助力を受けた神は、住吉神。
その地は、紛れもなく那珂川。 

二柱の伝承が重なる地であり、神話はこの地を表している。
なの国の「な」は、神の国という意味になる。

 

< 標高5m >

博多、大阪の住吉大社の地は標高5m以下。
儺国にある現人神社(住吉の元宮)は、紛れもなく、それよりも昔に存在する。

今の標高5mが彼ら時代の海岸線。
それを示唆するものがあった。

 

つづきは、

(「筑紫島の四つの面 5 ~標高5m・饒速日命と神功皇后の伝承地~) へ

 

まとめて書いたらUPし忘れてました^^;

後で、日付変えて、4の後につけます。

 

( つづく )

« 筑紫島の四つの面 3 ~建日別・熊襲の正体~ | トップページ | 筑紫島の四つの面 5 ~饒速日命と神功皇后の伝承地~ »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 筑紫島の四つの面 3 ~建日別・熊襲の正体~ | トップページ | 筑紫島の四つの面 5 ~饒速日命と神功皇后の伝承地~ »