ブログ村に参加してます!ぽちっとお願いします

*このブログについて

  • amebloにもサイトがあります。 そちらに載せる時に加筆したもの(後に分かったこと)を、改訂版として再びこちらへUPしている記事もあります。
2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

amebloリンク

無料ブログはココログ

☆ブログからの引用などについて☆

  • このブログの考察、写真、イラスト、考察などは、管理人に著作権があります。無断転載は御遠慮ください。

« 饒速日命・神の系譜 1 ~新嘗祭と住吉神~ | トップページ | 饒速日命・神の系譜 3 ~天照は磯神・いそのかみ~ »

2022年10月27日 (木)

饒速日命・神の系譜 2 ~伊勢の神は磯良神・日月の神~

続きです。

(「饒速日命・神の系譜 1 ~新嘗祭と住吉神~」)

新嘗祭は、皇祖神である饒速日命に連なる神事。
では、皇祖神・天照大神を祀る伊勢神宮の神は。

 

< 伊勢の神と籠神社の神 >

伊勢の内宮に祀られているのは、本来は男神・天照大神である饒速日命。

彼の名は天照国照彦天火明櫛玉饒速日命(あまてるくにてるあまのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)。
この名を分解した神の名も彼。

天照大神、天火明命、櫛玉彦、饒速日命。

 

伊勢(内宮)の神は独り身では寂しいと下宮に、籠神社の月神(*2)を呼び寄せる。(伝承での話)
独り身が寂しいと言うのは男神とは「古代史の謎」の著者 関裕二氏。

外宮の神は豊受大神。
籠神社の豊受大神であり、市杵島姫命。
宗像三神と言われてますが、実は一柱。

では、内宮におられるのは、籠神社に祀られる豊受大神の「片割れ(夫婦神)」である、天火明命。
籠神社ではそれを饒速日命とし、市杵島姫命は夫婦神としている。

内宮の神は、饒速日命だとここからも分かる。

*この辺り、関裕二氏の「古代史の謎」を参考にしている。

(「古代史の謎」 2 ~籠神社の神は天照大神・饒速日命~」)

 

内宮と籠神社

天照大神=天火明命=饒速日命。(内宮)
豊受大神=市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)(宗像三神)。

 (宗像三女神については後にまとめます)

 

< 月神・饒速日命と高良神 >

*2 の内宮の天照が呼び寄せた外宮の月神。
籠(この)神社では、月神が饒速日命。

 

月神の名を持つ者に、高良大社の神、高良神がおられる。
福岡県久留米市の筑後国一之宮、高良大社(高良玉垂宮)の神。

高良の伝承(高良玉垂宮神秘書)では、住吉の底筒男神であり、安曇磯良(アントンイソラ)神。

(「神の鉾 2 ~高良玉垂宮神秘書~」)

Koura_20221027124201

(高良大社)

 海の民、安曇(あずみ)氏の神でもあり、長野の安曇の地名などは、彼を信仰した一族が移り住んだ地。
その名は彼を表す。
(故に、山中の神社に海の神が祀られる)

 

「高良玉垂宮神秘書」には、かの神の同神が記されている。
高良神は、住吉(底筒男)神。
常陸国の神(鹿島神)
春日の神(武御雷神・たけみかづちかみ)
勝馬(福岡の志賀島の志賀神社の神の綿津見神・わたつみのかみ)。

 

高良大社は古来、物部の領地。
その社は彼らの祖神、饒速日命を祀るもの。

高良神は、住吉神であり、饒速日命。
(住吉三神は、実は一柱)

☆鹿島の神について、記事の一番下に補足説明。*3
高良大社と同じ伝承(同神など一致)がある。

 

(今は分かりませんが)鹿島神宮は、物部氏が神官を務めていた。
「儺の国の星」の著者、真鍋大覚氏は物部の子孫であり、先祖は鹿島神宮の神官を代々していたのだ。

鹿島神宮が、物部の祖神を祀ることは間違いない。

 

☆伊勢の月神は、籠神社と高良大社の饒速日命。
☆高良大社の神は、住吉神。

伊勢の神=月神=饒速日命=住吉神

 

では、「神の系譜 1」で分かった「新嘗祭は饒速日に連なる神事」と繋がります。

その神事は、伊勢の神である饒速日にまつわるもの。
住吉神と歳神(稲穂の神)が関わるのは、彼が饒速日命だから。


しかし、内宮の神を女神としたときに、「月神の名」をも豊受大神に変えられた。*4

本来は内宮の天照が、日神であり、月神。
神話で、天照が岩屋に隠れた(隠された)ことは、これも示唆している)(前回の*1のこと)
 

月神、饒速日命は、高良神(磯良神)である住吉神と同神。
 磯良神は鹿島、春日と同神。

天照(伊勢の神)=日神月神=籠神社、高良神社(磯良神)の神=住吉神=鹿島神、春日神=武御雷神=綿津見神=饒速日命

 

< 日月の神・艮金神・国常立神 >

男神・天照大神は、日神であり、月神。
日月の神は、艮金神(ウシトラのコンジンカミ)。

又の名を、国常立神。

艮金神の名は、鬼門に出た鬼を退治したことから。

退治した者が、退治された者の名を名乗るのは、封印になる。*5(次回以降)
(「祓いの神 5 ~鬼門の神・艮金神~」)(アメブロのブログ)

 

艮金神は国常立神。
天理教の神でもある。

教祖の中山みき氏は、今のおぢばの場所でこの神と邂逅し、教祖となった。

おぢばができる前、そこには三島神社がありました。(後に今の場所へ移設)

Screenshot_202210271312192(奈良*三島神社)

三島神社の御祭神は布留(ふる)神。
石上神宮の布留大神。

かの社は物部の祖神、饒速日命を祀る。

(「’14 天理教教会本部 」)
(「饒速日命を求めて ⑲ ~日月の神・饒速日命~」)

中山みき氏が邂逅した、日月の神、艮金神は饒速日命であったのだ。

日月神=艮金神=国常立神=三島神社、石上神宮の神(布留神)=饒速日命。

 

*福岡一帯の「三島神社」の神は高良神であり、彼は饒速日命なので一致している。
(ともに神功皇后が祀られている)

 

 伊勢神宮に祀られる神は饒速日命であり、高良と鹿島の伝承の磯良神。

名から導き出される数多のことがある。

 

( つづく )


*************************************************

*3について

袋中上人氏の「琉球神道記」に鹿島明神についての一説があります。

(以下、引用)

「鹿島明神はもとはタケミカヅチの神なり。人面蛇身なり。常州鹿島の海底に居す。一睡十日する故に顔面に牡蠣を生ずること、磯のごとし。故に磯良と名付く。神功皇后、三韓に征し給う時に九尾六瞬の亀に乗りて、九州にきたる。勅によりて、梶取となる。

また筑前の鹿の島の明神。和州の春日明神。この鹿島。同じく磯良の変化なり」とある。

 

鹿島明神は建御雷神であり、磯良神。

その鹿島明神と筑前の鹿島神(志賀島の神)と春日神は同神ということ。

高良の伝承と同じことを告げている。

 

 

 

*記事内の考察や写真、イラストなどは管理人に著作権がありますので、無断使用はご遠慮ください。

« 饒速日命・神の系譜 1 ~新嘗祭と住吉神~ | トップページ | 饒速日命・神の系譜 3 ~天照は磯神・いそのかみ~ »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 饒速日命・神の系譜 1 ~新嘗祭と住吉神~ | トップページ | 饒速日命・神の系譜 3 ~天照は磯神・いそのかみ~ »