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2023年5月 6日 (土)

神の系譜*豊受大神 篇 5 ~女神・天照~

続きです。

☆→神の系譜*豊受大神 編 4 ~祓いの神・瀬織津姫~

神功皇后は、豊受大神、瀬織津姫、市杵島姫命(宗像大神)、御炊屋姫。

後の為政者により、女神天照とされたのも、彼女。


1< 女神・天照の名>

女神・天照には別名があった。

撞賢木厳御霊天疎向津姫(つきさかきいつのみたま あまさかるむかつひめ)。
意味は、
*神との境をつき(斎き)、響かせる御魂
*天(日の神)では無く、神に向かい合っている者

その名はあくまでも(日の)神ではなく、神に仕えるもの。


厳御霊から、厳島の神である市杵島姫命(宗像大神)。
また、向津(神と向かい合うもの)は、神の妻を意味する。


これらから、女神天照は市杵島姫命であり、宗像大神だ。

またこの名、神功皇后が香椎宮にて神がかりした時に伝えて来た名だという。
彼女は同神であるので、二柱の関わりを表している。

☆→神の鉾 番外編 ~二柱の天照大神~

 

2<御炊屋姫と瀬織津姫の名> 

「儺の国の星」より。
物部の子孫である真鍋大覚氏による、那珂川に伝わる古来の星の名を集めた本。
そこに「炊屋星(かしきやぼし)」についてあった。

織姫=炊屋(かしきや)。
織女の名から、女王、后妃、巫人をも表す名に繋がる。

御炊屋姫の名は、織姫をも意味していた。
(瀬は住吉三神が海の神(水の神)であるから、対をなす瀬織津姫。)

☆→御炊屋姫と瀬織津姫の名の意味 ~「儺の国の星」の炊屋星~

 

前回の祓いの神である、住吉神と瀬織津姫に繋がる。


*******************************************

 

1 女神天照の名は、厳島の神、市杵島姫命(宗像大神)を意味する。
2 炊屋(かしきや)は、織姫=瀬織津姫を意味し、女王、后妃、巫人をも表す名に繋がる。

☆→神の系譜*豊受大神 篇 1)より

3  御炊(みかしぎ)は、御膳津神(みかつかみ)であり、豊受大神、宇迦之御霊を意味する。

4  御炊屋姫は、弁財天、市杵島姫命(豊受大神)。

☆→神の系譜*豊受大神 篇 2
☆→神の系譜*豊受大神 篇 3)より
5  高良神(住吉神)の后は神功皇后であり、豊姫、弁財天、市杵島姫命と同神。

6  筑紫の伝承から、甕依姫とも同じ。

7  弁財天から天河弁財天=内宮の女神=瀬織津姫

(☆→御炊屋姫を追って  11 ~広瀬と弁財天と女神の天照~) 

 

以上から、

神功皇后=御炊屋姫=弁財天=市杵島姫命=宗像大神=瀬織津姫=甕依姫

 

< 豊玉姫 >

豊姫は、豊玉姫でもあった。

筑紫には、豊姫が海神から干珠満珠をもらい受けるという「磯羅舞」が伝わる。
*これは山幸彦海幸彦や浦島太郎などの元の話。

☆→八大龍王と弁財天 2 ~神功皇后伝承~)アメブロの記事

 

Shikaumi04_20230516174901

(志賀海神社)
その伝承の舞台、志賀海神社は龍宮という。
龍宮とは龍神のおわす所=志賀神(高良神・住吉神)が龍神。

高良神は住吉神であり安曇磯良神であり、饒速日命。
海神(龍神)は彼自身。

☆→祇園の神 6 ~龍神*安曇磯良神~

 

彼が饒速日命であるから、干珠満珠は彼が所有していた十種神宝の生玉死返玉のこと。

(以下、詳細)
☆→神の系譜 4 ~月読神の十種神宝~

また、それは高良玉垂宮神秘書より、三種の神器の一つと分かった。
☆→高良玉垂宮神秘書 4 ~三種の神器と神紋~)アメブロの記事*後にUPします。

 

高良神が月神とされるのは、海の水の満ち引きを操るからであり、彼らの治水工事をも表す。

その工事の一つ、奈良の古代湖の水を引いたのは、三輪の神である大物主神(饒速日命)。
亀石の伝承から、彼に繋がり、同神の名の中に天照、豊玉彦の名があった。

それと対をなす豊玉姫の名も。

彼女が、筑紫の「磯羅舞」の豊姫であり、高良神の后であった神功皇后。

(詳細は以下のシリーズ)
☆→古代*奈良湖と裂田溝 1 ~亀石の伝承~

また、奈良湖の水を引いたことにより、大和騒乱が鎮まったと考えられることから、3世紀頃のことと推定される。

更に、高良山の麓の祇園山古墳の造営は3世紀半ば。
大社の一族により守られ、また高良神は祇園神であるので、その后である。

卑弥呼の時代であった。

もしかすると、「卑弥呼が人前に姿を現さなかった」のは、彼女はその後大和にいなかったからかもしれない。
彼女は宗像大神。

もしかすると、「卑弥呼が人前に姿を現さなかった」のは、彼女はその後大和にいなかったからかもしれない。
彼女は宗像大神。

 

饒速日命と共に、筑紫へと移動しているのだから。
(例え、何度か戻っていたとしても)

筑紫ではあんなに登ってる山に、大和では一つも登っていないのだ。

山の上に神がおられる。
そう感じたら、登り続けるはず。

 

< 月神 >

 

籠神社には、天照国照彦火明命(饒速日命)と市杵島姫命が並ぶ絵馬がある。
その絵馬が全ての答えに繋がる。

伊勢の下宮の神は、籠神社から来た月神。
伊勢の神(天照)が独り身だと寂しいからと呼んだとされる。

しかし、下宮の神は豊受大神であり、彼女は月神ではない。
後の時代に天照の入れ替わりが起こっており、それを示唆しているだ。

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導き絵馬(籠神社のHP より)
豊受大神を祀る眞名井神社の創始神話がかかれた絵馬。

 

籠神社の神は、彦火明命(天照国照彦火明命)。

相殿に、豊受大神、天照大神、海神(わたつみのかみ)、天水分神(あめのみくまりのかみ)

彼は、海神、志賀神、住吉神、天照でもあった。
(日と月と海の神)

籠神社の「月神」は饒速日命自身。
彼である高良神は月神と呼ばれる。

 

つまり、伊勢の神は、籠神社の彦火明命である饒速日命。

伊勢は古来、磯宮で磯神(=石上)。
高良神は安曇磯良神であり、同神なのだ。

豊受大神は市杵島姫命である宗像大神であった。

 

その宗像姫は北部九州の神。
筑紫の伝承には、大己貴神と宗像神が共に異類を退治するものがある。

大己貴神が大物主神であり、饒速日命。
異類退治が「祓い」であり、ゆえに彼らは祓いの神、住吉神と瀬織津姫でもあるのだ。

☆→祓いの神  9  ~波折神社*瀬織津姫と住吉神~ )

彼女は饒速日命と共に北部九州へと移動した、御炊屋姫、名を変えた神功皇后。
祇園山古墳は3世紀の中頃に造営。
彼女が「卑弥呼」でもあるのだ。

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