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2023年8月19日 (土)

高良玉垂宮神秘書 4 ~三種の神器と神紋~

続きです。

< 三種の神器 >

彼らは、天皇の印である三種の神器を所有していた。
以下、青文字(「高良玉垂宮神秘書」より引用)

 

皇宮にて三種の神器をはからい給う。
神璽は高良明神が預かり給う。
宝剣は神功皇后持たせ給う。
内侍は玄孫大臣預かり給うなり。
(「高良玉垂宮神秘書」より)

 

三種の神器とは、神璽、宝剣、内待の三つ。
内待とは八咫鏡のこと。

神璽とは、八尺瓊勾玉のこと。
高良大社に伝わる<当山一火>にある。

 

当山一火は高良神が神璽(しんじ)の玉を、異敵攻める時に皇宮に至るまで預かる。
また干珠満珠を竜宮に借り、異国を平らげる。

この三ヵ玉の威力、高良山一火と照らし、上宮御殿によりいで、八か寺を巡り(中略)元のごとく上宮御殿に留まる。
もしこの火消ゆることあらば、当山滅亡たり。
(要約)

 

神璽と干珠満珠の三つをもって高良山一火。

干珠満珠について、このような記述がある。


高良大菩薩皇宮へおわします時、添も大神は月神にてまします間、位をすへり、大政大臣一位とかうしたまう。

藤大臣は異国征伐の時、干珠満珠を龍宮へ借るべき為の名なり。

 

高良の神が自ら竜宮から借り受けてきたのだ。

干珠満珠は高良神が所有し、潮の満ち引きを操っていたという。

故に月神。

 

彼は葵祭でも、龍神・安曇磯良神であった。
海の綿津見神自身でもある。

では、「龍宮」に住み、自らもって来たということになる。

 

平家物語では、三種の神器の宝剣は竜宮のものであり、借り受けているだけだと記述がある。
まさに、これを意味している。

では、それをもたらしたのは、高良神なのだ。

 

干珠満珠の形状について記載があった。

 

干珠は白珠、満珠は青き玉なり
長さ五寸ばかり。
頭は太し、尾は細しと云り。
高良を玉垂宮と申すなり。

 

まるで勾玉だ。
この干珠満珠と神璽で当山一火。

 

竜宮から玉を垂れた(授かった)ので、高良玉垂宮と呼ぶ。
また、神功皇后の別名は息長垂姫。

彼から玉を授かった故、名が対になっている(夫婦で対の名)。

 

彼は自らそれを竜宮から借り受けた。
神功皇后との異類征伐などで、使いこなしている。

彼は饒速日なのだから、十種神宝になる。
では、天皇の証であるそれを、地上へともたらしたのは彼だと言うこと。

間違いなく、祖神なのだ。

Koura_20230818135601(高良大社)

 

< 天照 >

天照に関する箇所がある。

第一に大日の尊、日神の御ことなり。
天照大神にておわしますなり。

 

日神とは住吉の長男、表筒男尊。
しかし三神は同神。

したがって、底筒男尊である高良神は天照ということになる。
三種の神器を持つ彼らこそ、皇祖神なのだ。

 

彼は物部の祖神、饒速日である。

 

< 高良神楽 >

高良に伝わる高良神楽。

異国征伐の時の次第なり、毎日怠らず
五人神楽男
住吉 高良 諏訪 熱田 三嶋 五人の神楽男の子をいう
皇宮 河上 宝満 かれこれ八人の女房をいう

 

神秘書では、「五人神楽男、八乙女女房とは、天照が天の岩戸に籠った時、神楽をしたもの」でもある。

では、それらの事柄が同じであることを示唆している。

 

*神話での天岩戸は、異国征伐を暗喩している。
高天原でスサノオが暴れ、天照が岩戸に籠り闇になる➡岩戸が開き、世の中が光明るくなる。

☆彼らが異類を退治し、世の中が明るくなったことを示す。
(男天照から、女天照への交代など他にも意味がある)

 

高良神楽の八つの姓は、すべて高良神と神功皇后の替えられた名。

それらに関わるのは彼らだと示唆。

 

三嶋(三島)神社の神は、奈良では石上神宮の布留神。
福岡では高良神と神功皇后だ。

(石上神宮の摂社にも神功皇后が祀られる)

河上、宝満は神功皇后。

 

では、神秘書が意味するものは、

異国征伐により、世の中が明るくなった。

それをしたのが、高良神と神功皇后。

 

その神楽を毎日続けよ。

隠された高良神の偉業を忘れないようにということか。

 

< 神紋 >

高良大社に祀られる三神の神紋について。

☆高良神は門光(木瓜)

由来は、神功皇后が四王寺山で祈り、高良神や他の住吉神が現れた時の様子となる。

 

東の空に白雲現れ、四方に開き、光を放って月神現れた。

白雲四方に開きたるは四天皇(住吉大明神と住吉三神)。

四つ鉾はその中に打ち違えて見えた。

四方に光を放ったことから、門光と名付けた。(要約)

Screenshot_202308181400152

 

☆住吉の紋は桐

ウガヤフキアエズ尊の産屋を鵜の羽をもってふき、桐の木の柱建て、桐の葉を敷き給える故

 

☆八幡の紋は巴

神功皇后異国遂伐の時、八幡を宿し、皇后の御船の前の水の巻目を見て、八幡のは巴となる。

 

高良大社での住吉の紋は五七の桐。
神功皇后の神紋でもある。

そのどれもに彼女が関わる。



( つづく )

 

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