大元神社*宇佐神宮*奥宮 ~おもと古道 2~
続き。
宇佐神宮
本殿から見える御許山(おもとやま)にある。
大尾山から尾根伝いに行けるとのこと。
それがおもと古道。
神官さんが通った道。
参拝者もたくさん歩いたことでしょう。
宇佐神宮から奥宮へ。
歩いて繋ぎたい。
何時の時代でも、人の想いは変わらないのだ。
この先に尾根がある!
八幡神社から、尾根沿いに南の奥宮に伸びている青い線がおもと古道。
その距離、7.5キロほど。
途中にこんな表札が何度かあった。
ほとんどが林道で、山に慣れてる人なら歩きやすい。
大鳥居から大元神社までの拝殿に一丁(約100m)ごとに立てられた道しるべ。
硯石
ご祭神、八幡神は、武内宿禰と同神。
ここは彼らのお山だから、彼らがいる証として伝承があるのだ。
武内宿禰は高良神(住吉神)であり、神功皇后と夫婦であった。(高良玉垂宮神秘書)
(→☆神*総まとめ )←ここには武内宿禰は書いてないが。
雰囲気が一気に変わった。
御許六坊跡
近世末まで存在した僧侶の住居跡です。
山道西側上より石垣坊・西ノ坊・谷ノ坊・東側上より東ノ坊・椙洞院・成就坊となります。
(案内板より)
やはり廃仏毀釈の折に壊されたよう。
宝満山や英彦山、脊振に広がっていた光景が、ここにもあったのだ。
一度融合してしまった神や仏は、切り離せるのだろうか。
ここや、宝満山、英彦山や、脊振が賑わっていた在りし日の姿を見てみたい気もする。
もうすぐ。
二手に分かれていたが、右へ行った。
宇佐神宮の奥宮*大元神社
比売大神(宗像三女神)が降臨した地。
しかし、本当に降臨した訳ではない。
この地に祀られている神の、神奈備。
人の想いや祈りは、その土地の神奈備に集まる。
それは神の力となる。
故に、人の想いが神を形作っていると言える。
だから、「今も降臨し続けている」のだ。
拝殿の奥
奥宮のある大許山の山頂は、禁足地になっている。
御神木
八坂の神。
祀られているのは、彼らと同神。
今回は周回なので、先を急いだ。
次に来た時はまったりしたい。
奥が奥宮。
御神木が光ってるように見える。
この後、雲ヶ岳へ向かう。
雲ヶ岳の山頂
また、奥宮へ戻ってから、高畑山へ向かう。
神籠石
また、奥宮へ戻ってから、高畑山へ向かう。
高畑山(宇佐百山の一つ)
尾根沿いの道なき道を下山して、車道を6キロ歩いて元の駐車場へ。
周回すると、マーキングした気持ちになる。
(一番近い感覚は、結界を張ったような)
何時でもそこと繋がれるような。
次に行く時は宇佐神宮から奥宮までピストンしよう。
楽しかった!
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